国立・谷保の「スナック水中」を手がける株式会社水中が、2店舗目となる「スナック水紋(すいもん)」を国立駅前の新施設「nonoich kunitachi」に10月21日グランドオープンした。
大西千里が代表を務める株式会社水中は国立市谷保で25年間愛されてきた「すなっく・せつこ」を事業承継し、2022年に「スナック水中」としてリニューアルオープン。若い世代や女性、スナックに初めて来る人が同じカウンターを囲む街の社交場を運営してきた。
「スナック水紋」はスナックに興味はあるけれど「料金が分からない」「常連ばかりに見える」「歌わなければいけない気がする」「一人で入って浮かないか不安」といった理由から、まだ扉を開けたことのない人も立ち寄れる店を目指した新しい街の社交場。
1号店「スナック水中」が遅い時間に腰を落ち着けてじっくり過ごせる店だとしたら、2号店「スナック水紋」は夕方の仕事帰りや買い物の帰りに一杯から立ち寄れ、スナックへの入り口を増やす店だという。ノンアルコールも提供。
「スナック水紋」という店名には、水面に落ちた一滴が街へじんわりと円を描いて広がっていくイメージを込め、同時に「水紋」と「水門(ゲート・入り口)」の響きを重ねているという。
株式会社水中は2025年5月、株式会社日建設計が主催し、株式会社Zebras and Companyと共同運営する共創型社会環境デザインプログラム『FUTURE LENS』の2025年度採択事業者に選出。「都市の新たなサードプレイスとしてのスナックの再解釈と展開に向けた実証」をテーマに取り組みを進めている。
「スナック水紋」はその実証の一つの拠点として、店内で生まれた良い体験が街へ染み出し、人の行き先や関係が少しずつ増えていく「ケアのはしご」を国立の街で検証。地域の店との回遊、夕方からの利用、来店体験の変化などを通じて、スナックが生活圏の中で果たせる役割を探る。
- フィードバック 0
-
新たな発見や感動を得ることはできましたか?
-