注目の展覧会や芸術祭を紹介。2019年上半期アートイベントまとめ

2019年がはじまって早1か月。残された「平成」の期間もあとわずかとなった。オリンピック開催を来年に控える東京では「あのバンクシーの作品かもしれないカワイイねずみの絵」が発見され、世間をざわつかせたことも記憶に新しい。今年はどんなアートイベントが人気を集めるのだろうか? CINRA.NETでは2019年の上半期で注目の展覧会や芸術祭を、現在開催中のものも含めてピックアップしました。

『「ソフィ カル―限局性激痛」原美術館コレクションより』

Sophie Calle, Exquisite Pain, 1984-2003 ©Sophie Calle / ADAGP, Paris 2018 and JASPAR, Tokyo, 2018

1953年にフランスで生まれた現代美術作家、ソフィ・カル。同展は1999年に原美術館で開催された日本初の個展『限局性激痛』の再現展。カル自身の失恋体験による痛みとその治癒を作品化している。なお会場となる原美術館は2020年12月末をもって閉館する予定。

2月2日からは東京・銀座のギャラリー小柳、六本木のペロタン東京でもソフィ・カルの個展が開催。渋谷スクランブル交差点の街頭ビジョンでは、2月3日から8日の24:00から25:00までの間、カルの映像作品を上映する予定だ。

イベント情報

『「ソフィ カル―限局性激痛」原美術館コレクションより』

2019年1月5日(土)~3月28日(木)
会場:東京都 品川 原美術館

時間:11:00~17:00(水曜は20:00まで開館、入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜(1月14日、2月11日は開館)、1月15日、2月12日
料金:一般1,100円 大高生700円 小中生500円
※原美術館メンバーは無料
※学期中の土曜は小中高生無料

『石川直樹 この星の光の地図を写す』

石川直樹『DENALI』(1998)

1977年に生まれた写真家の石川直樹。22歳で北極から南極までを人力で踏破し、23歳で七大陸最高峰の登頂に成功。その後も各地を縦横に旅して撮影を続けている。

同展では、北極、南極、ヒマラヤ8000m峰といった極地を撮影した各シリーズやポリネシア地域に浮かぶ島々を巡った『CORONA』、世界各地の洞窟壁画を訪ねた『NEW DIMENSION』、そ日本列島の南北に広がる島々を探索する『ARCHIPELAGO』など、石川の初期から現在に至るまでの活動を紹介している。

イベント情報

『石川直樹 この星の光の地図を写す』

2019年1月12日(土)~3月24日(日)
会場:東京都 初台 東京オペラシティアートギャラリー

時間:11:00~19:00(金、土曜は20:00まで、入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜(祝日の場合は翌火曜)、2月10日(全館休館日)
料金:一般1,200円、大高生800円
※中学生以下無料
※障害者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名は無料

『イケムラレイコ 土と星 Our Planet』

イケムラレイコ『頭から生えた木』2015 年 テラコッタ、釉薬 30x37x24cm 個人蔵、ドイツ

ヨーロッパを拠点に絵画、彫刻、ドローイング、水彩、版画、写真など多岐にわたる表現を行なうイケムラレイコ。スイスで本格的に画家としての活動を開始し、1983年にドイツに移った。

『イケムラレイコ 土と星 Our Planet』展では、展示室に加えて野外展示場も使い、イケムラが手掛けてきた全てのメディアを網羅した約210点の作品群を展示。初期のドローイング約40点や表現主義風の大型の絵画、最新作『うねりの春』なども含まれる。

イベント情報

『イケムラレイコ 土と星 Our Planet』

2019年1月18日(金)~4月1日(月)
会場:東京都 六本木 国立新美術館 企画展示室1E

時間:10:00~18:00(金、土曜は20:00まで、入場は閉館の30分前まで)
休館日:火曜
料金:一般1,000円 大学生500円
※2月24日は天皇陛下御在位30年を記念して、入場無料
※高校生、18歳未満無料
※障害者手帳提示で本人と付添者1名無料

『第11回恵比寿映像祭』

三宅唱『ワイルドツアー』 ©Yamaguchi Center for Arts and Media[YCAM]

東京・恵比寿を舞台に展示や上映をはじめ、ライブ、シンポジウム、地域との連携プログラムなどを展開する『恵比寿映像祭』。「トランスポジション 変わる術」をテーマにした今回は、26の国と地域からデヴィッド・オライリー、3RENSA、市原えつこ、地主麻衣子、三宅唱、草野なつか、大野松雄、さわひらき、曽我大穂、牧野貴ら76人の作家およびゲストが参加する。

イベント情報

『第11回恵比寿映像祭』

2019年2月8日(金)~2月24日(日)
会場:東京都 恵比寿 東京都写真美術館、日仏会館、ザ・ガーデンルーム、恵比寿ガーデンプレイス センター広場ほか

時間:10:00~20:00(最終日は18:00まで)
休館日:2月12日、2月18日
料金:無料(定員制プログラムは有料)

『クマのプーさん展』

『クマのプーさん展』ビジュアル

A・A・ミルンと、挿絵を担当したE・H・シェパードによって1926年にイギリスで発表された児童文学『クマのプーさん』。これまでに50以上の言語に翻訳されると共に、全世界で5千万部以上のシリーズ本が出版されている。

同展は昨年にイギリス・ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館で開催。シェパードのオリジナル鉛筆素描画を世界最大規模で所蔵する同館が贈る日本初の展覧会となる。

イベント情報

『クマのプーさん展』

2019年2月9日(土)~4月14日(日)
会場:東京都 渋谷 Bunkamura ザ・ミュージアム

時間:10:00~18:00(金、土日は21:00まで、入館は閉館の30分前まで)
料金:一般1,500円 大高900円 中小600円 親子券1,600円

『六本木クロッシング2019展:つないでみる』

目『Elemental Detection』2016年 展示風景:「さいたまトリエンナーレ2016」旧埼玉県立民俗文化センター 撮影:衣笠名津美 ※参考図版

『六本木クロッシング』は日本のアートシーンを総覧する定点観測的な展覧会として、森美術館が2004年から3年に1度開催しているシリーズ展。6回目となる今回は、シリーズ初の試みとして、森美術館の3人のキュレーターのみで共同キュレーションを実施し、1970年から80年代生まれを中心とした日本人アーティスト約25組を紹介する。

出展作家は森永邦彦によるアンリアレイジ、青野文昭、万代洋輔、土井樹+小川浩平+池上高志+石黒浩×ジュスティーヌ・エマール、毒山凡太朗、榎本耕一、花岡伸宏、林千歩、平川紀道、ヒスロム、飯川雄大、今津景、磯谷博史、川久保ジョイ、前田征紀、前谷開、目、佐藤雅晴、杉戸洋、竹川宣彰、田村友一郎、土屋信子、津田道子、佃弘樹、山内祥太。

イベント情報

『六本木クロッシング2019展:つないでみる』

2019年2月9日(土)~5月26日(日)
会場:東京都 六本木 森美術館

時間:10:00~22:00、火曜10:00~17:00(火曜以外の入館は21:30まで、火曜は16:30まで)
料金:一般1,800円 高校・大学生1,200円 4歳~中学生600円 シニア(65歳以上)1,500円
※4月30日は22:00まで会館(入館は21:30まで)、5月25日は翌朝6:00まで(最終入館 5:30)

『クリスチャン・ボルタンスキー − Lifetime』

1944年に生まれたフランスの現代美術家クリスチャン・ボルタンスキー。歴史の中で消えていく記憶の再生や、匿名の個人および集団の生と死を表現した作品を発表している。日本では『瀬戸内国際芸術祭』『大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ』などに参加したほか、2016年には東京都庭園美術館で個展を開催した。

『クリスチャン・ボルタンスキー − Lifetime』展は、ボルタンスキーの初期作品から最新作までを紹介する、国内初の大規模回顧展。2月9日から大阪・国立国際美術館で開催されるほか、6月12日から東京・国立新美術館、10月18日から長崎県美術館を巡回する。

イベント情報

『クリスチャン・ボルタンスキー ― Lifetime』

2019年2月9日(土)~5月6日(月・休)
会場:大阪府 中之島 国立国際美術館
時間:10:00~17:00(金、土曜は20:00まで、入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜、2月12日(祝祭日は開館)
料金:一般900円 大学生500円 高校生、18歳未満無料
※障がい者は証明書提示で付添者1名まで無料
※金、土曜17:00~20:00は夜間割引適用
※2月24日は入場無料

2019年6月12日(水)~9月2日(月)
会場:東京都 六本木 国立新美術館 企画展示室2E
時間:10:00~18:00(毎週金・土曜、6月は20:00まで、7・8月は21:00まで。入場は閉館の30分前まで)
料金:当日 一般1,600円 大学生1,200円 高校生800円
※中学生以下は入場無料

2019年10月18日(金)~2020年1月5日(日)
会場:長崎県 長崎県美術館

『ル・コルビュジエ 絵画から建築へ―ピュリスムの時代』

1887年にスイスのラ・ショー=ド=フォンで生まれた建築家のル・コルビュジエ。アメリカのフランク・ロイド・ライト、ドイツ出身のミース・ファン・デル・ローエと並び、「近代建築の三大巨匠」として知られている。

今回の展覧会はル・コルビュジエが設計を手掛けた国立西洋美術館本館の開館60周年を記念して開催される。展示物はル・コルビュジエと同時代の作家らの美術作品約100点に、建築模型、出版物、映像など多数の資料を加えて構成。出品作家はル・コルビュジエの本名であるシャルル=エドゥアール・ジャンヌレをはじめ、アメデ・オザンファン、パブロ・ピカソ、ジョルジュ・ブラック、フェルナン・レジェ、フアン・グリス、アンリ・ローランス、ジャック・リプシッツ。

イベント情報

『ル・コルビュジエ 絵画から建築へ―ピュリスムの時代』

2019年2月19日(火)~5月19日(日)
会場:東京都 上野 国立西洋美術館

時間:9:30~17:30(金、土曜は20:00まで、入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜(3月25日、4月29日、5月6日は開館)、5月7日
料金:一般1,600円 大学生1,200円 高校生800円
※中学生以下無料

『最果タヒ 詩の展示』

『最果タヒ 詩の展示』ビジュアル

1986年生まれの詩人で作家の最果タヒ。2006年に『現代詩手帖賞』、翌年に第1詩集『グッドモーニング』で『中原中也賞』、2014年には詩集『死んでしまう系のぼくらに』で『現代詩花椿賞』を受賞した。詩集『夜空はいつでも最高密度の青色だ』は2017年に石井裕也監督によって映画化された。

最果タヒにとって公立美術館では初の個展となる同展は、横浜美術館が若手アーティストを紹介する『New Artist Picks』シリーズの一環で開催。新作のインスタレーションを発表する。

イベント情報

『最果タヒ 詩の展示』

2019年2月23日(土)~3月24日(日)
会場:神奈川県 横浜美術館 アートギャラリー1、Café小倉山、美術情報センター

時間:11:00~18:00(Café小倉山は10:45~18:00、最終日は20:30まで)
休館日:木曜(3月21日は開館)、3月22日
料金:無料

『志賀理江子 ヒューマン・スプリング』

志賀理江子『ヒューマン・スプリング』2018年 作家蔵 発色現像方式印画 ©Lieko Shiga

1980年に愛知で生まれ、現在は宮城に在住している写真家の志賀理江子。2008年に写真集『Lilly』『CANARY』で『第33回木村伊兵衛写真賞』を受賞した。2011年に東日本大震災で被災しながらも作品制作を続けた。

現在を生きる人間の心身の衝動と反動などに焦点をあてた同展では、日本各地の様々な年代、職業の人々とともに協働して制作した新作を、等身大を超えるスケールの写真インスタレーションで構成する。会期中はトークイベントやワークショップも開催。

イベント情報

『志賀理江子 ヒューマン・スプリング』

2019年3月5日(火)~5月6日(月・振休)
会場:東京都 恵比寿 東京都写真美術館

時間:10:00~18:00、木・金曜10:00~20:00(入館は閉館時間の30分前まで)
休館日:月曜
料金:一般700円 学生600円 中高生・65歳以上500円
※小学生以下、都内在住・在学の中学生および障害者手帳をお持ちの方とその介護者は無料、第3水曜日は65歳以上無料

『百年の編み手たち -流動する日本の近現代美術-』

岸田劉生『椿君に贈る自画像』1914

2016年から約3年間にわたって休館しており、3月29日にリニューアルオープンする東京都現代美術館。リニューアルを記念する展覧会『百年の編み手たち -流動する日本の近現代美術-』は、1910年代から現在までの100年にわたる日本の美術を、編集的な視点で新旧の表現を捉えて独自の創作を展開した「編み手」である作家たちの実践として、東京都現代美術館のコレクションを核に再考するもの。日本の近現代美術史の重要な作品を3フロアの展示室全体を使って総覧する。同時開催はコレクション展『MOTコレクション ただいま/はじめまして』。

東京都現代美術館ではその後、『TOKYO ART BOOK FAIR 2019』『あそびのじかん』『ミナ ペルホネン/皆川明 つづく』『ダムタイプ―アクション+リフレクション』といった注目の展覧会、イベントなどを開催。今年注目のスポットになりそうだ。

イベント情報

『百年の編み手たち -流動する日本の近現代美術-』

2019年3月29日(金)~6月16日(日)
会場:東京都 清澄白河 東京都現代美術館 企画展示室 3F、1F、地下2F

『トム・サックス ティーセレモニー』

トム・サックス『Chasen』2015, Bamboo and mixed media h.28.6×w.9.5×d.9.5cm ©Tom Sachs

トム・サックスは1966年に生まれ、ニューヨークを拠点に活動を続けるアーティスト。プラダのロゴで作られた便器、エルメスの包装紙によるマクドナルドのバリューセットなど、「ハンドメイドのレディメイド」とも評される作品を制作しており、ナイキとのコラボレーションでも話題を集めた。

同展では日本の文化を独自の視点から深くリスペクトしているというトム・サックスが、「茶会」「茶道」を意味する「ティーセレモニー」に取り組む。

イベント情報

『トム・サックス ティーセレモニー』

2019年4月20日(土)~6月23日(日)
会場:東京都 初台 東京オペラシティ アートギャラリー

時間:11:00~19:00、金・土曜11:00~20:00(最終入場は閉館30分前まで)
休館日:月曜(祝日の場合は翌火曜)
料金:一般1,400円 大学・高校生1,000円
※中学生以下無料

『鈴木敏夫とジブリ展』

『鈴木敏夫とジブリ展』メインビジュアル ©TS ©Studio Ghibli

『鈴木敏夫とジブリ展』は一昨年から昨年にかけて開催された『スタジオジブリ 鈴木敏夫 言葉の魔法展』をもとにした展覧会。スタジオジブリにとって約3年ぶりとなる東京での展覧会となる。スタジオジブリのプロデューサー鈴木敏夫の「言葉」に注目して、鈴木が書き下ろした書やイラスト、ジブリ作品の資料を展示する。さらに新たな時代へのメッセージを来場者に投げかける特別企画や、神田明神とジブリのコラボグッズの販売も予定。

イベント情報

『鈴木敏夫とジブリ展』

2019年4月20日(土)~5月12日(日)
会場:東京都 御茶ノ水 神田明神ホール
時間:10:00~18:00(入場は閉場の30分前まで)

『ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道』

同展ではウィーンで育まれた芸術世界を網羅的に紹介。グスタフ・クリムト、エゴン・シーレ、オスカー・ココシュカらウィーン世紀末の作家による作品を展示する。見どころとなるのはクリムトが最愛の人を描いた『エミーリエ・フレーゲの肖像』。クリムトに影響を与えた画家ハンス・マカルトや、作曲家アルノルト・シェーンベルクが描いた絵画などにも注目だ。8月27日からは大阪・国立国際美術館に巡回する。

今回の展示は100万点におよぶ所蔵品を持つウィーン・ミュージアムが改修工事に入ったことから実現。同館の主要作品をまとめて公開することが可能になった。出展作品は個人所蔵の作品をあわせて東京展で約400点、大阪展は約330点。

イベント情報

『日本・オーストリア外交樹立150周年記念 ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道』

2019年4月24日(水)~8月5日(月)
会場:東京都 六本木 国立新美術館 企画展示室1E
時間:10:00~18:00、4~6月の金・土曜10:00~20:00、7、8月の金・土曜10:00~21:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日:毎週火曜

2019年8月27日(火)~12月8日(日)
会場:大阪府 中之島 国立国際美術館
休館日:月曜(9月16日、23日、10月14日、11月4日は開館、翌日休館)

『瀬戸内国際芸術祭2019』

リン・シュンロン(林舜龍)『国境を越えて・海』 Photo: Yasushi Ichikawa

2010年から3年に1度、瀬戸内海の島々を舞台に開催されている『瀬戸内国際芸術祭』。4回目を迎える今年は、会期を春、夏、秋の3シーズンに分けて実施する。4月26日から5月26日を「ふれあう春」、7月19日から8月25日を「あつまる夏」、9月28日から11月4日を「ひろがる秋」と設定している。

参加作家はクリスティアン・バスティアンス、日比野克彦、梶井照陰、垣内光司、キム・キョンミン、鴻池朋子、KOURYOU、京都精華大学、宮永愛子、村山悟郎、中村厚子、エコ・ヌグロホ、アナヒタ・ラズミ、切腹ピストルズ、塩田千春、田根剛、田島征三、宇川直宏、サラ・ウェストファル、山川冬樹、やさしい美術プロジェクト、Yottaら。

イベント情報

『瀬戸内国際芸術祭2019』

2019年4月26日(金)~5月26日(日)、7月19日(金)~8月25日(日)、9月28日(土)~11月4日(月)
会場:香川県 直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、沙弥島(春会期のみ)、本島(秋会期のみ)、高見島(秋会期のみ)、粟島(秋会期のみ)、伊吹島(秋会期のみ)、高松港周辺、岡山県 犬島、宇野港周辺

『六本木アートナイト2019』

『六本木アートナイト』ロゴ 

2009年から開催されている『六本木アートナイト』。現代アート、デザイン、音楽、映像、パフォーマンスなどの多様な作品を六本木の街に点在させ、非日常的な空間を作り出すことを目指す。今年のテーマやプログラムは今後発表される。毎年、アートファンの間のみならず話題になる同イベント。今年のラインナップも楽しみだ。

イベント情報

『六本木アートナイト2019』

2019年5月25日(土)、5月26日(日)
会場:東京都 六本木 各会場

『塩田千春展:魂がふるえる』

塩田千春『静けさの中で』2008年 焼けたピアノ、焼けた椅子、黒毛糸 展示風景:「存在様態」パスクアートセンター(スイス、ビール/ビエンヌ)2008年 撮影:Sunhi Mang

ドイツ・ベルリンを拠点に活動する塩田千春。世界各地の展覧会に出展し、2015年には『第56回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展』日本館代表作家を務めた。2月27日からは東京・GINZA SIXの吹き抜け空間で新作インスタレーションが設置される。

『塩田千春展:魂がふるえる』は、塩田千春にとって過去最大規模の個展。大規模なインスタレーション6点を中心に、立体作品やパフォーマンス映像、写真、ドローイング、舞台美術の関連資料などを加え、20年にわたる活動を網羅的に体験できる内容になるという。

イベント情報

『塩田千春展:魂がふるえる』

2019年6月20日(木)~10月27日(日)
会場:東京都 六本木 森美術館

時間:10:00~22:00、火曜10:00~17:00(火曜以外の最終入館は21:30まで、火曜は16:30まで)
料金:一般1,800円 高校・大学生1,200円 4歳~中学生600円 シニア(65歳以上)1,500円



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