ShortShortsとSABONが短編映画の新プロジェクト発足

ギフトを贈るときに生まれるストーリーをショートフィルムに

まもなくクリスマスの季節。国際短編映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)』などを手掛ける「ShortShorts」が、ボディケアブランド「SABON」と「ギフト」をテーマにしたコラボレーション企画『SABON Gift Short Film Project』を立ち上げた。同プロジェクトは、SABONのギフトにまつわるエピソードを200~300文字で募集し、その中から選ばれたものを原案としてショートフィルムにするというもの。

それに伴い、青山にあるセントグレース大聖堂でプレス発表会が開催された。登壇したのは、ShortShorts代表の俳優・別所哲也、SABON Japan代表取締役社長の黒石和宏、そしてSABON愛用者であるモデルのSHIHOの三人。まず黒岩と別所から企画の概要が伝えられた。

左から:別所哲也、SHIHO、黒石和宏 撮影:小田部伶
左から:別所哲也、SHIHO、黒石和宏 撮影:小田部伶

そもそもSABONは、アヴィ・ピアトクとシガール・コテラー・レヴィの二人によって1997年にイスラエルのテルアビブで誕生した。店舗には聖地エルサレムの職人が手作りしたウォータースタンドが必ずあり、そこでスタッフと客が会話を楽しみながら商品を購入していくというシーンが大切にされている。ただものを売るだけでなく、商品を買う人がどういう想いでSABONを訪れているかを重要視しているわけだ。

そのフィロソフィーに共感してのコラボが今回の企画。これまで17年もの期間『SSFF & ASIA』をプロデュースしてきた別所からは、「ギフトを贈るときに生まれるストーリーをショートフィルムにして、香りとともに真空パックして届けたい」と強い想いが語られた。

思わずSHIHOもうっとりした別所の公開プロポーズ

続く別所とSHIHOのトークセッションでは、二人のプレゼントにまつわるエピソードが交わされ、「何でもない日のプレゼントは嬉しい」「ひざまずいてプレゼントを受け取ってみたい」など理想のシーンが語られた。

そして、司会者から映画『フォレスト・ガンプ』の名言でもある「人生はチョコレートの箱のようなもの。開けてみなければ中身はわからない」に倣った素敵なプレゼントの渡し方を提案されると、別所はSABONの商品を持ってひざまずき、「人生は君が主人公のショートフィルムのようなもの。見終わった後もこのSABONのように永遠に香り立つ」とプロポーズ。SHIHOが頬を赤らめる場面もあった。

左から:別所哲也、SHIHO 撮影:小田部伶
撮影:小田部伶

また、途中にはショートフィルム『不思議な雑貨屋さん』の上映も。同作は、ある雑貨屋に訪れた男が、店主が引っ張り出してくるさまざまなものを頼りに自身の記憶を辿り、忘れていた初恋の思い出を探し出すというもの。今回の企画と非常に親和性の高いストーリーに、SHIHOも初恋の人のことを思い出し、うっとりしていた。

「映画は長さではなく、その中に詰まった想いが大切」とは発表会で語られた別所の言葉だが、誰かにプレゼントを贈りたいと思ったとき、そこには必然的にストーリーが生まれる。そのストーリーを映画化して多くの人に届けることで、「あなた」の物語は「みんな」の物語になる。

『SABON Gift Short Film Project』プレス発表会 会場風景 撮影:小田部伶
撮影:小田部伶

そして、また新しいストーリーが生まれる可能性も秘めている。もしかしたら、誰かがプロポーズを決意するかもしれない。自身の夢を叶えるために大きな一歩を踏み出すかもしれない。これまで解明されなかった謎が解き明かされるかもしれない。そうした誰かの人生に影響を及ぼすきっかけが、あなたの特別な思い出から生まれるかもしれないのだ。感動を分かち合う、心と心をつなげる。『SABON Gift Short Film Project』がもたらす幸せの連鎖に、まずは「あなた」の物語を届けてほしい。

プロジェクト情報
『SABON Gift Short Film Project』

募集テーマ :SABONのギフトにまつわるエピソード
家族、友人、恋人などにSABONのギフトを贈ったり、受け取った方のエピソード
文字数:200~300字程度 ※日本語のみ。句読点を含みます。
応募期間:2015年12月31日(木)まで
必要事項の登録、応募規約に同意いただいた上、下記URLの専用サイトからご応募ください。

プロフィール
ShortShorts (しょーとしょーと)

米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア』(代表:別所哲也)や、横浜みなとみらいのショートフィルム専門映画館、ブリリア ショートショート シアターの他、国内外へ向けたショートフィルムの販売などを展開する、世界をつなぐショートフィルムの総合ブランドです。

プロジェクト情報

『SABON Gift Short Film Project』

募集テーマ :SABONのギフトにまつわるエピソード
家族、友人、恋人などにSABONのギフトを贈ったり、受け取った方のエピソード
文字数:200~300字程度 ※日本語のみ。句読点を含みます。
応募期間:2015年12月31日(木)まで
必要事項の登録、応募規約に同意いただいた上、下記URLの専用サイトからご応募ください。

結果発表:2016年2月中旬、 SABONウェブサイトにて発表予定

プロフィール

ShortShorts(しょーとしょーと)

米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア』(代表:別所哲也)や、横浜みなとみらいのショートフィルム専門映画館、ブリリア ショートショート シアターの他、国内外へ向けたショートフィルムの販売などを展開する、世界をつなぐショートフィルムの総合ブランドです。



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