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ギャップ萌えは世界共通だった?BAND-MAIDが海外でウケたワケ

ギャップ萌えは世界共通だった?BAND-MAIDが海外でウケたワケ

BAND-MAID『Brand New MAID』
テキスト
阿刀 “DA” 大志
撮影:豊島望 編集:山元翔一
2016/05/20

メイド姿で本気のハードロック。海外ロックファンのハートに火をつけた5人組ガールズバンド

近年、日本人アーティストの海外進出が活発化している。特にロックシーンにおいてはBABYMETALやONE OK ROCKといったバンドの活躍が著しいが、特に最近は「第二のBABYMETALか?」と評判のガールズバンドの出現が海外のロックファンの間で話題となっている。5月18日にミニアルバム『Brand New MAID』でメジャーデビューを果たす女性5人組ロックバンドBAND-MAIDである。メイド服姿が目を引く彼女たち、日本での知名度はまだ低いものの、約1年半前にYouTubeで公開されたミュージックビデオ“Thrill(スリル)”が、既に230万回を超える再生回数を記録している。

BAND-MAID(撮影:Tamai Shingo)
BAND-MAID(撮影:Tamai Shingo)

再生回数が急激に伸び始めた当時のことをバンドの首謀者・小鳩ミクはこう振り返る。

小鳩(Gt,Vo):ビデオを公開して半年ぐらい経った頃に、Twitterのフォロワーさんの数が急に増え出したんですよ。しかもみんな海外の方だったから「あ! アカウント乗っ取られた……!』と思って。だけど、他のメンバーも全員同じことが起こってるから、「これはなんだ……?」って(笑)。

左から:MISA、廣瀬茜、小鳩ミク
左から:MISA、廣瀬茜、小鳩ミク

海外メディアで紹介され、100万人以上の音楽ファンの耳へ。五人のメイドは、本当に世界を舞台に戦っている

後にメンバーが知ったところによると、『Jrock Radio』というジャパニーズロック専門のウェブラジオ局が、120万人以上のファンを抱える自身のFacebookページで“Thrill(スリル)”を紹介。そのことがきっかけとなり、注目度が一気に高まったのだという。その影響で多くの海外ロック / メタル系サイトがこぞってBAND-MAIDを取り上げ、海外人気の高まりにつながっていったのだ。そして今年、五人はアメリカ・シアトルで開催された日本カルチャーの祭典『Sakura-Con』に招かれ、3千人の観客の前で海外初ライブ(ちなみに、BAND-MAID用語ではライブを「お給仕」と呼ぶ)を行い、今月末にはイギリス最大級のモダンポップカルチャーイベント『MCM COMIC CON』への出演も決定。さらに、今秋にはメキシコでの単独公演も決定。徐々に海外進出への足場を固め始めている。BABYMETALの海外人気が高まり始めたときにもよく言われていたことだが、彼女たちの場合もどうやら「海外で人気あるある詐欺」ではないようだ。

BAND-MAID(撮影:tktk photography)
(撮影:tktk photography)

BAND-MAID(撮影:ポチりさ)
(撮影:ポチりさ)

海外ロックファンに響いた究極の「ギャップ萌え」

BAND-MAIDが海外のロックファンの心を震わせているのは、ヒップホップやEDMといった音楽がチャートを席巻している欧米ならではの現象なのかもしれない。Facebook、YouTubeなどのコメント欄を覗いてみても、五人のビジュアルよりも音楽や演奏へ言及したコメントが圧倒的に多い。

とある海外の辛口なメタルサイトでは、「なぜメンバーがメイド姿をしているのか意味がわからない。そういう格好が好きな男性に向けているのだろう」という記事が上がっていたが、コメント欄ではこの記事の担当記者に対して「ググればすぐにわかる。キュートな見た目とハードなサウンドやボーカルとの対比を狙ってるんだ」「他のバンドとビジュアルの差別化を図るバンドなんて、今までにもKISSやSLIPKNOTがいるじゃないか」といった反論がいくつも上がっている。YouTubeでは「彼女たちの音楽に比べて、アメリカの音楽はよお……」と自国アメリカの音楽シーンの現状を嘆くコメントなど、まだまだロックに対する人気が高い日本から見ると違和感のあるものも多く並んでいる。

BAND-MAID
BAND-MAID

これは単なる想像に過ぎないが、BAND-MAIDは欧米のハードロック / メタルファンにとっての「希望の星」なのかもしれない。だとするなら、前述のシアトルで行われた初ライブに「METALLICAとかのTシャツを着てるロック好きのおじさんが多かった」とメンバーが語るのも頷ける。

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リリース情報

BAND-MAID『Brand New MAID』Type-A
BAND-MAID
『Brand New MAID』Type-A(CD+DVD)

2016年5月18日(水)発売
価格:2,500円(税込)
CRCP-40460

[CD]
1. the non-fiction days
2. LOOK AT ME
3. ORDER
4. Brand-New Road
5. YURAGU
6. FREEDOM
7. Before Yesterday
8. alone
[DVD]
・the non-fiction days(Music Video)
・ORDER(Music Video)
・alone(Music Video)

BAND-MAID『Brand New MAID』Type-B
BAND-MAID
『Brand New MAID』Type-B(CD)

2016年5月18日(水)発売
価格:2,000円(税込)
CRCP-40461

1. the non-fiction days
2. LOOK AT ME
3. ORDER
4. Brand-New Road
5. YURAGU
6. FREEDOM
7. Before Yesterday
8. alone
9. REAL EXISTENCE(Live Ver.)(ボーナストラック)

イベント情報

BAND-MAID
『Brand New MAID』Release Tour

2016年6月24日(金)
会場:東京都 新宿Zirco Tokyo

2016年7月12日(火)
会場:茨城県 水戸LIGHT HOUSE

2016年7月13日 (水)
会場:宮城県 仙台MACANA

2016年7月18日(月・祝)
会場:京都府 MOJO

2016年7月22日(金)
会場:神奈川県 club Lizard YOKOHAMA

2016年7月31日(日)
会場:埼玉県 HEAVEN'S ROCK さいたま新都心VJ-3

2016年8月4日(木)
会場:兵庫県 神戸 太陽と虎

2016年8月6日(土)
会場:山口県 LIVE rise SHUNAN

2016年8月12日(金)
会場:熊本県 DRUM B.9

2016年8月13日(土)
会場:福岡県 小倉Live Spot WOW!

2016年8月14日(日)
会場:福岡県 Queblick

2016年8月28日(日)
会場:滋賀県 守山Blue

2016年9月2日(金)
会場:新潟県 RIVERST

2016年9月3日(土)
会場:山梨県 甲府CONVICTION

2016年9月8日(木)
会場:北海道 札幌Crazy Monkey

2016年9月9日(金)
会場:北海道 札幌Crazy Monkey

BAND-MAID『Brand New MAID』Release Tour Final Series

2016年9月19日(月・祝)
会場:大阪府 アメリカ村DROP

2016年9月25日(日)
会場:愛知県 豊橋club.KNOT

2016年10月1日(土)
会場:東京都 渋谷 TSUTAYA O-WEST

プロフィール

BAND-MAID
BAND-MAID(ばんどめいど)

2013年7月結成、同年8月に現在のラインナップとなる。メイドの姿をした5人組ガールズ・ロック・バンド。衣装はメイド服で、ライブを「お給仕」、ファンを「ご主人様」「お嬢様」と呼ぶ一方、ビジュアルとは相反するハードなロック・サウンドを武器に、ツイン・ボーカルにギター、ベース、ドラムの確かな実力を持ち合わせている。そのルックスとは正反対の音楽性で観る人を魅了し、日本のみならず、海外のご主人様、お嬢様にも受け入れられている。2016年3月には初の海外お給仕をアメリカ・シアトル『Sakura-Con』にて行い、3000人近くを動員。同年5月にはイギリス、10月にはメキシコでのお給仕も決定している。

関連チケット情報

2018年11月4日(日)
BAND-MAID
会場:ペニーレーン24(北海道)
2018年11月30日(金)〜12月1日(土)
BAND-MAID
会場:DRUM LOGOS(福岡県)
2018年12月6日(木)
CROWN Fes.
会場:TSUTAYA O-EAST(東京都)
2018年12月8日(土)〜12月9日(日)
BAND-MAID
会場:京都FANJ(京都府)
2018年12月14日(金)〜12月16日(日)
BAND-MAID
会場:長野CLUB JUNK BOX(長野県)
2019年1月11日(金)〜1月12日(土)
BAND-MAID
会場:STUDIO COAST(東京都)

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