特集 PR

アイドル×ノイズの狂宴 BiS階段インタビュー

アイドル×ノイズの狂宴 BiS階段インタビュー

インタビュー・テキスト
南波一海
撮影:菱沼勇夫
2013/07/24

エクストリームで無軌道な道を歩み続けるアイドルグループ・BiSと、「キング・オブ・ノイズ」として世界に君臨する非常階段。この両者によって、世界初(?)のノイズアイドルバンド・BiS階段が結成された。アルバム『BiS階段』には、ノイズ化されたBiSの代表曲と、新録曲として戸川純“好き好き大好き”のカバーを収録。また8月には渋谷WWWでレコ発ライブも予定されており、チケットが即ソールドアウトしたことでも大きな話題を呼んだ。そんなBiS階段から、JOJO広重とBiSメンバー6人による貴重な対談をお届けする。

会場も演奏者も全部が一体感を感じる特別なライブって1年に数回しかないんですよ。あれはそのうちのひとつで、去年のベストくらいのライブでした。(JOJO広重)

―昨年の11月に非常階段とBiSが共演したところから今回の音源化に発展したんですよね。

プー・ルイ(以下:プー):コラボすることは直前に決まって。非常階段さんのことは知らなかったんですけど、高校のときの元カレから「非常階段とやるならどうにかして入れてくれないか」っていうメールが来て、すごいんだなと思って。

一同:あはは!

左奥から:ヒラノノゾミ、カミヤサキ、ファーストサマーウイカ、ミチバヤシリオ、プー・ルイ、JOJO広重、右手前:テンテンコ
左奥から:ヒラノノゾミ、カミヤサキ、ファーストサマーウイカ、ミチバヤシリオ、プー・ルイ、JOJO広重、右手前:テンテンコ

―ちなみにその人は入れてあげたの?

プー:入れないですよ!(笑)

―JOJOさんはBiSをご存知でしたか。

JOJO広重(以下:JOJO):もちろんその前にCDとかは聴かせてもらったんですけど、実際に会うのは初めてでした。以前に「ももクロ階段」をやろうっていう話がTwitter上であったんだけど、ももクロがブレイク中だったからその話は流れたんですね。ま、当然無理ですよねっていうことをTwitterで書いてたら、何人かが「広重さん、ももクロもいいけどBiSの方が合いますよ」ってツイートしてくれたんですよ。

一同:ええ〜!

JOJO広重
JOJO広重 

JOJO:それでBiSのこと調べて。音もパンクだし、非常階段のノイズが乗っても違和感ないよねっていうのが頭にインプットされて。で、11月のイベントのときに、この日だけの企画ができませんかねっていう会議があって、BiSのことが頭にあったので、一緒にやれないか事務所に訊いて頂けませんかって言ったのが最初です。BiSのマネージャーの渡辺さんは「BiSでいいんですか?」って言ってきて、こっちも「非常階段でいいんですか?」って、お互い謙遜しながら連絡とって(笑)。ただ、ちゃんと一緒にできるのかなっていう心配もありました。

―当日はいかがでしたか?

JOJO:ライブの順番から行くと、非常階段、BiS、BiS階段だったんですよ。BiSファンの人は非常階段なんて興味ないし、客席ガラガラになるんじゃないかと思ってたら、そんなことはなくて、すごく真剣に聴いてくれていて。だから、いざ一緒にライブやりますっていうとき、BiSと僕らとお客さんとで特別な空間が作れるなと感じました。エフェクターをバンっと踏んだ瞬間にスイッチが入りましたね。会場も演奏者も全部が一体感を感じる特別なライブって1年に数回しかないんですよ。あれはそのうちのひとつで、去年のベストくらいのライブでした。ミッチェルもダイブしてくれて、すげーなと思って(笑)。

ミチバヤシリオ
ミチバヤシリオ

ミチバヤシリオ(以下:ミッチェル):リハのときから本当に楽しかったです。“eat it”と“nerve”をやったんですけど、楽しすぎて“eat it”のサビで踊るの忘れてて、「やべー踊ってねー」って途中で気づきました(笑)。ノイズが乗ったのが想像してたよりずっとかっこよくて、うぉーってなって、わーってなって、キャーってなりました。あの日だけで終わっちゃうのはもったいないから、音源化して欲しいって私自身も思ってました。


JOJO:あの日の映像はスぺシャで流れたんですけど、それを『バックステージ・アイドル・ストーリー』(スペースシャワーTVで放送されたBiSのCGアニメ番組のBlu-ray)の特典で付けていいですかってオファーを頂いて。そのときも、あのライブがすごいよかったですねっていう話になったので、僕の方から音源化しませんかって言ったんです。BiSの楽曲に僕たちのノイズをかぶせるっていうやり方であればそんなにレコーディング費用もかからないし、あの日のライブに行きたかったっていうファンの方もたくさんいらっしゃるので。そしたら、avexさんがやりましょうって言ってくれて。

Page 1
次へ

イベント情報

『BiS階段』

2013年8月7日(水)OPEN 18:00 / START 19:00
会場:東京都 渋谷 WWW
出演:
BiS階段
BiS
非常階段
料金:3,000円(ドリンク別)

リリース情報

BiS階段<br>
『BiS階段』(CD)
BiS階段
『BiS階段』(CD)

2013年8月7日発売
価格:1,890円(税込)
AVCD-38630

1. 好き好き大好き
2. PPCC
3. nerve
4. eat it
5. primal.
6. Hide out cut
7. BiS_kaidan

BiS階段<br>
『BiS階段』(アナログLP)
BiS階段
『BiS階段』(アナログLP)

2013年7月31日発売
価格:2,625円(税込)
JSLP026

[SIDE-A]
1. 好き好き大好き
2. PPCC
3. nerve
[SIDE-B]
1. eat it
2. primal.
3. Hide out cut
4. BiS_kaidan
※ダウンロードコード付き

プロフィール

BiS階段(びすかいだん)

全裸、内臓、血まみれ、釘バット、スク水LIVE、24時間インストア、LIVEギロチン席無料招待、家政婦オークション等、アイドルの価値観をブチ破る、既成の概念に囚われない無軌道な活動が話題のオルタナティヴアイドル“BiS”と1979年に世界初のノイズバンドとして活動をスタートし、大音量+即興演奏という基本コンセプトのもと四半世紀以上に渡りノイズ演奏を続け、「キング・オブ・ノイズ」という異名で国内外に名を知られている“非常階段”。日本の音楽シーンの中でも異彩を放つ両グループは、2012年11月四谷アウトブレイクで行われたイヴェント「自家発電 vol.00」で初遭遇し、“BiS階段”のコラボレーションLIVEが披露された。まさにカオスともいえるノイズとアイドルが融合する壮絶なLIVEは大きな話題となった。そして、2013年夏この両アーティストがノイズアイドルバンド“BiS階段”を結成!!

SPECIAL PR 特集

もっと見る

BACKNUMBER PR 注目のバックナンバー

もっと見る

PICKUP VIDEO 動画これだけは

LUMINE ART FAIR - My First collection / Art of New York City

10月12日、13日にルミネ新宿で開催する『LUMINE ART FAIR -My First Collection』のために制作された動画。現地アーティスト2名の言葉と、リアルな空気感とともにNYのアートシーンを紹介している。「NY、かっこいい!」という気持ちがムクムク膨れ上がってくるはずだし、アートに触れるきっかけはそれくらいがちょうどいいと思う。(石澤)

  1. ドラマ『まだ結婚できない男』。新キャスト迎えて13年後を描く 1

    ドラマ『まだ結婚できない男』。新キャスト迎えて13年後を描く

  2. 中山美穂がダンサーに恋 松尾スズキ監督・脚本・主演『108』本編映像公開 2

    中山美穂がダンサーに恋 松尾スズキ監督・脚本・主演『108』本編映像公開

  3. セクゾ中島健人&菊池風磨が「ガルボ」のキニナル食感を70種の表情で表現 3

    セクゾ中島健人&菊池風磨が「ガルボ」のキニナル食感を70種の表情で表現

  4. 『全感覚祭』が10月13日に渋谷複数会場で急遽開催、千葉会場中止を受け 4

    『全感覚祭』が10月13日に渋谷複数会場で急遽開催、千葉会場中止を受け

  5. 宮藤官九郎の新作舞台『もうがまんできない』に阿部サダヲ、松尾スズキら 5

    宮藤官九郎の新作舞台『もうがまんできない』に阿部サダヲ、松尾スズキら

  6. フレデリックの表現がユニークな理由 双子の関係と想像力に秘密が 6

    フレデリックの表現がユニークな理由 双子の関係と想像力に秘密が

  7. 『水曜どうでしょう』漫画化、『週刊少年チャンピオン』で連載 7

    『水曜どうでしょう』漫画化、『週刊少年チャンピオン』で連載

  8. 宮沢氷魚と藤原季節が額をくっつける、今泉力哉『his』ポスター&場面写真 8

    宮沢氷魚と藤原季節が額をくっつける、今泉力哉『his』ポスター&場面写真

  9. 細野晴臣『NO SMOKING』特別映像公開 坂本龍一、高橋幸宏、星野源ら登場 9

    細野晴臣『NO SMOKING』特別映像公開 坂本龍一、高橋幸宏、星野源ら登場

  10. 小沢健二の新アルバム『So kakkoii 宇宙』11月発表、新曲配信&ライブも 10

    小沢健二の新アルバム『So kakkoii 宇宙』11月発表、新曲配信&ライブも