舞台芸術は本当にアツいのか? 『TPAM』ディレクター座談会

毎年2月、世界中から横浜に舞台芸術関係者が集まる大規模な国際ミーティングがある。その名は『TPAM』、正式名称は『国際舞台芸術ミーティングin横浜』。日本を始め、世界中からパフォーマンス作品が集い、舞台芸術シーンの「今」が感じられるイベントだ。

このイベントで毎年開催されているのが『TPAMディレクション』という枠組み。ここでは、舞台芸術のこれからを担うディレクターが選出したアーティストやカンパニーの作品が上演されている。2014年、これに参加するのは、横浜市内最小の小劇場「STスポット」館長の大平勝弘、神戸のディープタウン・新長田で劇場ArtTheater dB神戸を運営する「NPO法人DANCE BOX」プログラムディレクターの横堀ふみ、劇団青年団の主宰である平田オリザがオーナーを務める「こまばアゴラ劇場」の野村政之、劇団「ままごと」プロデューサーの宮永琢生という、それぞれ独自の場で活動を続ける四人の若いディレクターたち。いったい、パフォーミングアーツの最先端で活躍する彼らは2014年のシーンをどのように感じ、何を提示するのだろうか?

Twitterを始めとしたSNSの影響は大きい。小規模で活動している人たちの情報が広がるスピードが格段に早くなっています。(大平)

―実は最近いろんなところで、「舞台芸術シーン」に若くて優秀な才能が集まっているという話を耳にします。みなさんは、劇場で仕事をされたり、カンパニーで制作を担当されていたりと、ずっとシーンの中心でお仕事をされているわけですが、日々、舞台芸術の最先端に触れながら、いったいこれまでのシーンをどのように感じているのでしょうか?

野村(こまばアゴラ劇場制作):近年の大きな流れで言うと、アーティストやカンパニーが小さな劇場、たとえば横浜のSTスポットや急な坂スタジオ、東京なら王子小劇場やこまばアゴラ劇場といったところで、単に自主公演を打つだけでなくプロデューサーや劇場スタッフと出会って、公立劇場の企画に選出されたりするような環境が2000年代から整えられてきたように感じます。

宮永(ZuQnZ主宰):20代の若手カンパニーの名前を聞く機会も増えましたよね。

大平(STスポット館長):Twitterを始めとしたSNSの影響は大きいですね。小規模で活動している人たちの情報が広がるスピードが格段に早くなっています。

左:大平勝弘、右:宮永琢生
左:大平勝弘、右:宮永琢生

野村:ただ、その分「活動の規模を大きくしなければならない」という気持ちや固定概念は薄くなっているのかもしれません。良くも悪くも周囲からのプレッシャーを受けずに、自分なりのスケールで独自のスタイルを貫く人たちが多くなっている印象があります。あと、オーソドックスな演劇作品だけでなく、音楽や美術、ダンスとクロスオーバーした作品がかなり増えていたり、地域など外部との関わりの中で作品を作るようになってきたのも、以前とはだいぶ違うように思います。

―新しく演劇やダンスを始める人、あるいは観客数など、舞台人口の総数は増えているのでしょうか?

横堀(DANCE BOX プログラムディレクター):もしかしたら関西だけかもしれませんが、ダンスに関して言えば増えている印象はありません。むしろフルレングスの単独公演ができるアーティストが減っている。関西では若手アーティストの上演機会を増やすため、20分作品をオムニバスで見せるようなショーケースプログラムが1990年代以降増えました。しかし、1時間で1つの作品をしっかり見せることができる作家は減ってきているんじゃないでしょうか。

大平:以前、STスポットやDANCE BOXでは、そういったオムニバスの作品を作るというプログラムに熱心に取り組んでいました。それが広まったことによって、表現する場はたくさんできた。けれども、今度はじっくり自分の作品と向き合えるような場が少なくなっているのかもしれません。

野村:演劇でも公演の数は増えているけど、全体的な規模は大きくなっていないという印象ですね。お客さんの総数としても以前と変わっていないかむしろ減っているんじゃないか。少子化で若者の人数も減っているし、経済的な余裕もありません。大きな目で見れば縮小しているんだと思います。

左:野村政之、右:横堀ふみ
左:野村政之、右:横堀ふみ

―作品の内容についてはいかがですか?

野村:以前のように、動員数やチケットの売上収入を至上命題にするのではなく、世の中に対する視点や社会の問題を発見し、オリジナリティーを持って舞台作品にまとめるということが目的として重視されているんじゃないでしょうか。そのおかげで、いろいろな視点の作品があるけれど「面白くて、集客もできて、盛り上がった公演」というのは本当に少ない。年に数本くらいかなという実感です。

宮永:そうですよね。観客数の話で言うと、マームとジプシーが昨年上演して非常に話題となった『cocoon』は、およそ4,500人くらいの集客があったそうですが、これはままごとの『わが星』と同じくらいの集客数なんです。小劇場の規模ではこれくらいが限界なのかと感じましたね。

「これは今まで誰も見ていなかった視点だ」と思わせてもらえれば、どんな作品でも惹かれてしまいますね。(宮永)

―ディレクターとして舞台作品に関わっていくということは、観客やアーティストとも違った視点を求められると思います。みなさんそれぞれ作品に関わっていく上で、どのような部分を大事なポイントとされているのでしょうか?

宮永:僕は、アーティストがどういうふうに世界を見ているのかを大切にしてます。つまり、その作品の中でアーティストがオリジナルな世界の見方を提示できているかどうかですね。そこに個人的な好き嫌いは問いません。たとえ苦手な世界観であっても「これは今まで誰も見ていなかった視点だ」と思わせてもらえれば、どんな作品でも惹かれてしまいますね。ままごとでも、常にそういった感覚を大切にして作品を作っています。

宮永琢生

大平:僕も個人的な「好き / 嫌い」や「理解できる / できない」は重視していません。たとえば鑑賞した人々の頭の中で、それぞれ違うシーンが見えているような「自由」さを持った作品に惹かれますね。

野村:僕は作品は結果でしかないというふうにも思っています。それ以上に、作っている人に可能性を感じられるか、面白いと思えるかが大切。もっと言えば、真摯に時代と向き合っているかを判断基準にしています。アーティストが今を生きているか、今の社会や自分と向き合って作っているのか、作品を見ればわかる。作品の手法だけじゃなくて、演出家や俳優、スタッフ、そんな人間関係の中で、自分の考えをしっかり伝えながら望むような「かたち」に作っていく意志の強さ、熱量、願い。そういった底の部分がないと面白い作品にはならないと思うんです。

野村政之

横堀:私が働いているDANCE BOXは、神戸の新長田という街をベースに活動しています。もともとDANCE BOXは大阪市内にあって、2009年に新長田に移ったんです。大阪時代は、実験的な作品を次から次へと上演することができたのですが、新長田に移ってからは、地の利が影響してかお客さんの数が3分の1になり、そういうわけにもいかなくなった。そこで私たちは、「では、私たちは『新長田』で何をすべきか、またはできるのか」を考え、まず5年後に劇場に来るお客さんの半分を新長田の人たちにしたいという目標を立てたんです。今はその目標に近づくため、新長田という地域が持つ文脈の上でどういうプログラムを作れるのかを考えています。

―「新長田の文脈」というのは?

横堀:新長田という街は移民の町なんです。奄美諸島や沖縄の人もいれば、関西で2番目に大きな在日コリアンのコミュニティーもあるし、在日ベトナム人のコミュニティーもある。さらに阪神淡路大震災で大打撃を受けた歴史もあります。そんな歴史の上に立つ新長田で、地域の人々にとって原っぱのような場所になることも目指しながら、アーティストらによる創作や上演の現場が交差するような場作りができたらと考えています。

横堀ふみ

「わからないことを考える」ことを、人間は太古の昔からずっとやってきた。現在のように「わかりやすさ」が強調されだしたのは、ここ20年くらいのこと。テレビや広告の影響が大きいのではないでしょうか。(野村)

―大平さんも同じように「STスポット」という場所をベースにご活動されているわけですが、それぞれ自分のフィールドを離れて『TPAM』に参加する上で、いつものディレクションとは異なった意識はありますか?

大平:昨年も『TPAMディレクション』に参加したんですが、ある取材でインタビュアーの方から「このパンフレットに書いてあること、わかりにくいですね」と言われたんです(苦笑)。たしかに自分たちが普段使っている言葉は、演劇やダンスといった狭い世界の中だけで成立している言葉。『TPAM』のような大きな場所で物事を進めるときには、いつもは使わないような言葉で説明しないといけないなと考えています。

大平勝弘

―「わかりやすさ」は、前衛的な舞台芸術を上演する上で、宿命的についてまわる問題ですよね。

野村:「わかりやすい」「わかりにくい」という議論は、歴史的なこととして考えたほうがいいと思います。「わからないことを考える」ことを、人間は太古の昔からずっとやってきたんですよね。現在のように「わかりやすさ」が強調されだしたのは、ここ20年くらい、テレビや広告の影響が大きいのではないでしょうか。それまでは「わかりにくくても価値があること」に対して、表現者も研究者も頑張ってきた歴史があると思います。

―なるほど。

野村:僕は、アーティストは「わかる / わからない」とは無関係に、何かを表現しないと日々の生活が落ち着かないという、ある意味業を抱えてしまった人だと考えています。決して誰かが見てくれるから表現するという人じゃない。出発点は商売とは無関係なんです。それを商売としてどう「わかりやすく」成立させるのかは、別のこととして考える必要があると思います。

 『TPAM』ディレクター座談会風景

―今日は『TPAM』ディレクターの丸岡さんにも来ていただいているのですが、今のお話についていかがですか?

丸岡:舞台芸術は、必ずしもわかりやすいものだけを作る場所ではありません。わかりやすさを追求するのは1つの道であり、それによっていろいろなものが抜け落ちてしまう可能性もありますよね。今回、大平さんがディレクションする「伊藤キム×山下残」の公演も観る人によっては、わかりにくいものになると思う。でも『TPAMディレクション』でお願いをしている人たちは、わかりにくいと言われてしまうような世界にも向き合いながら、それでもきちんとプロデュースをしていくことができる人たちだと思っています。

ローカルな文脈で作ったものが『TPAM』という広がりのある場所で、どういう立ち上がり方をするのかを見てみたいんです。可能性は未知数だし、一か八かですけどね。(横堀)

―そして今年の『TPAM2014』では、それぞれのディレクターが選んだ作品が『TPAMディレクション』として上演されます。いったい、どのような作品をどのような視点で選んだのでしょうか?

野村:僕はいずれ劇場のプログラムを組む人になるつもりで今の仕事をしています。横堀さんの話にもあったとおり、劇場というのは地域と密接に関係していて、そこで作品を上演することは、ただ面白いというだけでなく、どういった効果があるのか、どういうものを地域に残していけるのかをセットで考えないといけない。同様に、今回のディレクションでは『TPAM』という場の意義を意識して、『TPAM』を通してきちんと海外へ作品を送り出すことを目的に捉えました。海外のプロデューサーが多数来日して、作品を観ながら自分たちの国に持って行きたいか、持っていけるかを考えられる場は少ない。それにちゃんと応えられるように、一緒に取り組める作家を選びました。

―野村さんのセレクションは、音楽家・蓮沼執太による楽団「蓮沼執太フィル」と劇団「範宙遊泳」という2つのプログラムですね。蓮沼さんは一昨年に続いて選出されています。

野村:蓮沼執太フィルは2010年の活動開始から継続して見ていて、『TPAM2012』では、詩人の山田亮太(TOLTA)さんとコラボレーションした『タイム』という作品を上演してもらいました。蓮沼フィルは、音楽制作ソフトのタイムラインを、人間の演奏に置き換えるという発想で作られたフィルハーモニックオーケストラです。電子的な音や曲のデータを人の演奏に置き換えるにあたって、さまざまなバックグラウンドを持ったプレイヤー個々人の解釈が加わってくる。単にリーダーのプランをメンバーがリアライズするということではない、集団と演奏の成り立ち方に関心を持ちました。

蓮沼執太フィル 撮影:Takehiro Goto
蓮沼執太フィル 撮影:Takehiro Goto

―プレイヤーはわりと自由に演奏できるんですか?

野村:許容できないズレだけ補正して、あとはどーんとやっているみたいですね。普通、作品の完成度、精度が研ぎ澄まされていくと、インパクトは強くなるけれど、観客はその作品を受け止めるのに精一杯になってしまう。でも、蓮沼フィルの音楽はそういった方向ではなく、観客に対して「自分がそこにいて構わない」という空気を作っているのではないかと感じます。目利きの人たちが集まって、それぞれのものさしで点数をつけるような方向性の作品ではなく、誰もを受け止めてくれるような空間を作ってくれる。それは、今僕が求めている劇場空間の形でもあるんです。

―それは面白い見方ですね。そして、範宙遊泳はここ数年、評価が高まっている劇団です。

野村:『幼女X』は、2013年に見た中で、最も面白かった作品の1つでした。ちょうど昨年『TPAM』の時期に上演されていて、それほど長くない作品なんですが、今の日本の気分というか、引っかかってくるものをたくさん含んでいる。同じく昨年に上演されたチェルフィッチュの『地面と床』と表裏をなす作品だと思ってます。今作品は「生命」をテーマにしていて、僕が最も射抜かれたのは「まだ生まれる準備ができていない」と、お腹の中の子どもが言う台詞。これから生まれてくる人に思いを馳せること、やがて生まれてくる世代にどう向き合うべきかを考えさせる作品です。

『幼女X』(2013)Photo:amemiya yukitaka
『幼女X』(2013)Photo:amemiya yukitaka

―宮永さんは昨年に続き2回目の参加ですね。今回は、濱田英明×瀧澤日以×柴幸男の共作で、『「演劇」という名の展示』という作品をディレクションします。昨年と今年で、何か違いなどはございますか?

宮永:昨年『瀬戸内国際芸術祭2013』に、ままごととして参加させてもらい、小豆島に春夏秋と合わせて3か月ほど滞在制作を行ったのですが、まず小豆島には劇場も演劇を見にくる観客もいない(笑)。にも関わらず、そこには劇場では得ることのできない演劇的な瞬間が毎日のように起こっていたんです。そこで今年は、日常の中にある演劇をテーマに、展示という形式から観客自身が日常の中で起こっている自分の「演劇」を見つけてもらうような作品にしたいなと思っています。昨年の『TPAM』は初めてだったこともあり、何を求められているのか? そして何をすればいいのか? というところからのスタートでした。でも、今年は自分がこれまでやってきたことと変わらない視点で、気負わずに真摯に演劇と向き合おうと思っています。

『Haru and Mina』(2012) Photo:Hideaki Hamada
『Haru and Mina』(2012) Photo:Hideaki Hamada

―日常の中の演劇とは、具体的にどのような感じになるのでしょうか。

宮永:被写体との「関係」を大切にしながら日常を撮り続ける写真家の濱田英明さんと、デザインからではなく物語から洋服を作る服飾デザイナーの瀧澤日以さん、そしてままごとの劇作家である柴幸男がコラボレーションして、写真、衣服、言葉から物語を読み解くような作品を展示します。そして観客の人たちは展示を観た後、横浜の街へ出て行くことで、街の中から演劇を見つけていく。そんな展示にしてみようと……『「演劇」という名の展示』ってタイトルそのまんまなんですけどね(笑)。

―なるほど、かなり個性的な作品になりそうですね。一方、DANCE BOXが制作した『新長田のダンス事情』と、イギリス人振付家ショーネッド・ヒューズの『Aomori, Aomori』をセレクトした横堀さんの視点からは、やはり「地域」というテーマが浮かび上がってきますね。

横堀:『新長田のダンス事情』のコンセプトは「新長田で踊る人に会いにいく」。新長田でやっていることは、新長田でやるからこそ成立する。これまでは「観たかったら新長田まで来てください」というスタンスでやってきました。でも今作品では、新長田というローカルな文脈で丁寧に作ったものが、『TPAM』という広がりのある場所で、どういう立ち上がり方をするのかを見てみたいんです。可能性は未知数だし、一か八かですけどね(笑)。今作品のために、ご本人もしくは旦那さんが奄美諸島・徳之島出身の人たちで集まった「藤田幸子舞踊教室」のおばちゃん5人と、在日コリアンでプロとしても活躍しているダンサーとミュージシャン。そして、DANCE BOXの近くでミャンマー料理屋さんをやりながら、ダンスをしている強烈なお姉さまなどが横浜まで来てくれます。そんな人たちが集まって、1つのテーブルを囲むという作品になる予定です。そして、イギリス人振付家ショーネッド・ヒューズが青森を拠点に、丁寧にプロセスを重ねながら制作された『Aomori, Aomori』の2本立てです。

筒井潤+新長田で踊る人々『新長田のダンス事情』(2013)
筒井潤+新長田で踊る人々『新長田のダンス事情』(2013)

―そして、大平さんは先ほどの話にもあった「伊藤キム×山下残」、そして「酒井幸菜×白神ももこ」という2つのダンス作品をディレクションしています。

大平:ダンスや演劇は、ごく狭い人間関係の中だけで成立している世界。しかも僕の場合は、STスポットという小さな空間だけでも成立してしまいます。しかし、前回『TPAM』に参加させていただいたことで、そんな小さな世界が壊されていくような経験ができました。それ以降、STスポットの公演でも自分自身が何をしているのかをより強く意識してプログラムするようになったんです。

Photo:Zan Yamashita
Photo:Zan Yamashita

―それは、先ほどの「わかりやすさ」の話ともつながってくるのでしょうか?

大平:やっぱり、観てくれたお客さんに「わかりにくかった」と思われるのは悔しい(笑)。作品が受け手にとって、共通言語として共有できるようなものを提供したい。そう思って今回のプログラムはわかりやすくなっているんじゃないでしょうか? いずれもシンプルにアーティストが2人いて、それぞれのアーティストが自分の目で見てきた社会を、自分の身体を通じて作品にしたものです。伊藤キムと山下残の作品は、もともとキムさんからの「自分の身体を山下残さんに染めてほしい」というオーダーで始まった作品でした。会場もコンパクトで観客との距離はとても近い。この至近距離でダンサーの身体を見つめ続けるという体験は、とても刺激的なものになるのではないかと考えています。

イベント情報
『国際舞台芸術ミーティング in 横浜 2014(TPAM in Yokohama 2014)』

2014年2月8日(土)〜2月16日(日)
会場:神奈川県 横浜 ヨコハマ創造都市センター(YCC)、KAAT神奈川芸術劇場、BankART Studio NYK、横浜赤レンガ倉庫1号館、STスポットほか

参加作品:
『TPAMディレクション』
[野村政之ディレクション]
蓮沼執太『作曲:ニューフィル』
範宙遊泳『幼女X』
[横堀ふみディレクション]
筒井潤+新長田で踊る人々『新長田のダンス事情』
ショーネッド・ヒューズ『Aomori, Aomori』
[大平勝弘ディレクション]
伊藤キム×山下残
酒井幸菜×白神ももこ『Stick & uS!! 〜私たちと棒〜』
[宮永琢生ディレクション]
濱田英明×瀧澤日以×柴幸男『「演劇」という名の展示』

『インターナショナル・ショーケース』
話し言葉の百科全書/ジョリス・ラコスト『コラール(日本バージョン)』
チョン・ウニョン『(Off) Stage / Masterclass』
エルヴィ・シレン/坂本公成 日本 Japan Contemporary Dance Network/フィンランド ZODIAK ― 共同製作プログラム 『KITE』『灰が降る』
シャオ・クゥ×チョウ・ツゥ・ハン『We apologize to inform you』

『TPAMショーケース』
世田谷パブリックシアタープロデュース『現代能楽集VII「花子について」』
オペラシアターこんにゃく座 林光歌劇場 オペラ『吾輩は猫である』『セロ弾きのゴーシュ』
モモンガ・コンプレックス『ご多分にもれず、ふつう。』
ビルヂング『できることなら低空飛行』
木野彩子『静』
minamo×バストリオ『100万回』
マドモアゼル・シネマ『哀しみのフーガ。そして、』
86B210『Nuages』
マームとジプシー『Rと無重力のうねりで』
ももいろぞうさん『THE DOOR』
横浜ダンスコレクションEX2014 受賞者公演:捩子ぴじん『空気か屁』
ロバート・テューズリー、酒井はな、森山開次、津村禮次郎、デワ・アリット、アレッシオ・シルヴェストリン『ARCHITANZ 2014 2月公演』
鮭スペアレ『かあいい日本〜ごどーちゃんの居る77の風景〜』
かえるP『海底のヤギ』
クラウン・ショー副交感神経『クラウン・ショー副交感神経2』
きたまり&NPO法人Offsite Dance Project 多田淳之介『RE/PLAY(DANCE Edit.)』
革命アイドル暴走ちゃん『騒音と闇』
シアターカンパニー・アリカ『しあわせな日々』
日本 - 韓国ダンス交流プロジェクト Yokohama Dance Collection × Seoul Dance Collection Dance Connection『Seize the Day Face to Face 2014 version』
AAPA『ありしひ』
カタルシツ『賽の河原』
MOKK『ヴァニッシング・リム』
Co. 山田うん『ダンス×アプリコ×山田うん!「春告歌」』
ピーピング・トム『A Louer/フォー・レント』

料金:『TPAMディレクション』『インターナショナル・ショーケース』1公演2,000円
※料金の詳細はTPAMウェブサイトをご覧ください。『TPAMショーケース』の料金は公演ごとに異なります。

プロフィール
野村政之(のむら まさし)

1978年長野県生まれ。こまばアゴラ劇場制作。公共ホール勤務を経て、こまばアゴラ劇場・劇団青年団に在籍。並行して若手演出家の活動にさまざまな形で参加。ドラマトゥルクを担当したままごと『わが星』(2009)、サンプル『自慢の息子』(2010)が岸田國士戯曲賞受賞。他に岡崎藝術座『(飲めない人のための)ブラックコーヒー』(2013)制作、蓮沼執太+山田亮太『タイム』(『TPAM2012』)プロデュースなど。

横堀ふみ(よこほり ふみ)

{1978年奈良県生まれ。NPO法人 DANCE BOX プログラムディレクター。1999年よりDANCE BOXに関わる。2006年度文化庁新進芸術家国内研修制度研修員。2008〜2009年ACC(Asian Cultural Council)のフェローシップによりアジア6カ国とNYで舞台芸術の実態調査を実施。Art Theater dB神戸を拠点に「ダンス」「地域のコミュニティ」「劇場」を結ぶプログラムを試行しながら、主にアジア間におけるネットワークの構築を目指している。

大平勝弘(おおひら かつひろ)

1971年大阪府生まれ。STスポット館長。大学助手、専門学校講師を経て、2006年よりSTスポットに勤務、「急な坂スタジオ」立ち上げに参画。2008年よりSTスポット館長。コンテンポラリーダンスを中心に公演企画、及び若手アーティストの育成、観客創造のためのワークショップ構築に従事。また近年はアーティスト・イン・レジデンスなどの国際交流事業も手がけている。

宮永琢生(みやなが たくお)

1981年東京都生まれ。制作者・プロデューサー。企画制作・プロデュースユニット「ZuQnZ(ズキュンズ)」主宰。2007〜2011年、劇団青年団にて本公演および関連公演の制作に携わる。2009年に柴幸男と共に「ままごと」を起ち上げ、製作総指揮&プロデューサーを務める。他に黒川深雪(InnocentSphere)とのユニット「toi(トイ)」のプロデュース、音楽ユニット「□□□(クチロロ)」のライブ企画制作など。



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