特集 PR

しのさきあさこと矢追純一の「オカルトから始まる人生指南書」

しのさきあさこと矢追純一の「オカルトから始まる人生指南書」

インタビュー・テキスト
タナカヒロシ
撮影:三野新

楽しく、何も考えずに暮らすのがベストだと思っていて。だから「死」をテーマにした曲であっても、「楽しい」というのは絶対に伝えたかったんです。(しのさき)

―話は変わるんですけど、もともと宇宙人のバンド名の由来ってなんなんですか?

しのさき:最初はスペースキー3つで「   」にしたかったけど、ライブが決まったときにバンド名が必要ですよと言われて。その当時自分の中で身近な言葉が「宇宙人」だったので、適当にポンとつけただけなんです。

矢追:すごく印象的な名前ですよね。そんなバンド見たことない。

―しのさきさんがイメージする宇宙人って?

しのさき:ただ言葉が気になっていただけで、宇宙人について考えたことはないかも。でも、昆虫は宇宙人なんじゃないかと思いますね。蚊はどこかの惑星から来た、血を運ぶロボットなんじゃないかとか。あと、ミツバチはわからないことだらけらしいので、あいつは宇宙人だと思うんです。

矢追:確かに、昆虫は宇宙から来てるかもしれないね。海の中に原型がないような気がするし、何から進化したのかわからない。どこから来たんだろうね?

―矢追さんは、どうして宇宙を扱うようになったんですか?

矢追:最初は『11PM』というバラエティー番組を担当していたときに、テーマは勝手に選んでいいから何か作れって言われたんですよ。じゃあ、みんなに空を見せてあげようと思って、その道具としてUFOを使ったの。

―空を見せたい?

矢追:みんな下ばっかり見てるから。それじゃ金は拾えるかもしれないけど、気が滅入るじゃないですか。それで、本屋で空飛ぶ円盤の本を見つけて、これにしようと。その頃はUFOって言葉も一般的じゃなかったけど、「宇宙人が来てるかもしれないから、これを見ましょうよ」っていう番組を作ったのが最初。コンセプトは今でも同じです。みんなもっと空を見て、くだらないことにくよくよするのはやめようってことです。

―視聴者に空を見せるために、UFOをモチーフにした?

矢追:UFOがいようといまいと、あんまり人生に影響ないからね。それよりも、東京でも上を見れば空が広がってるから、少しでも気が晴れたらいいねって。そうすれば、その人の抱えている問題が、ちょっとは解消するかもしれないじゃん。

左から:矢追純一、しのさきあさこ

―そうだったんですね。矢追さんのUFOで空を見るという話と、『じじい』の「天国も含めて、今を一番楽しもうよ」という話と、ちょっと共通するものがありますね。

しのさき:私は、楽しく、何も考えずに暮らすのがベストだと思っていて。だから、曲を作るときに「楽しい」っていう部分は絶対に伝えたかったので、「死は怖くない」「今を楽しく生きよう」っていうのを詰め込みたかったんです。

矢追:そのコンセプトは素晴らしいですね。だいたいみんな、「未来には何かいいことが起こるはず」って考えて、今我慢したり苦労してることが多いと思うけど、それじゃいいことは起こらないからね。だって、未来っていうのは今の積み重ねなわけだから。今が楽しくなければ、未来が楽しくなるはずないでしょう? そのことに気づいたらもっと楽になると思いますよ。

しのさき:本当にそうだと思います。

左から:矢追純一、しのさきあさこ

―その姿勢がお二人には共通しているんですね。他に、聞いておきたいことはありますか?

矢追:いや、別にないかな。ただね、いい曲だね。魂もこもってるし、これは売れるよ。

しのさき:やったー。

―矢追さんのお墨付きが出ましたね。

しのさき:いただきました。今日はありがとうございました!

Page 4
前へ

イベント情報

宇宙人『じじい』発売記念イベント

2014年4月26日(土) OPEN 13:00 / 15:00(2回)
会場:神奈川県 アリオ橋本

『Beat Happening!SHIBUYA GREATEST MAX!』

2014年4月29日(火・祝) OPEN 17:30 / START 18:00
会場:東京都 渋谷LUSH
出演:
宇宙人
イツエ
the peggies
惑星アブノーマル
料金:前売2,000円 当日2,500円(共にドリンク別)

番組情報

『ライブB♪』
TBS「ライブB♪」

リリース情報

宇宙人<br>
『じじい』(CD)
宇宙人
『じじい』(CD)

2014年4月23日(水)発売
価格:1,234円(税込)
KICM-1496

1. じじい -導かれし宇宙-
2. じじい -おわりのはじまり-
3. じじい -そして伝説へ-
4. じじい -導かれし宇宙-(off vocal ver.)
5. じじい -おわりのはじまり-(off vocal ver.)
6. じじい -そして伝説へ-(off vocal ver.)

プロフィール

宇宙人(うちゅうじん)

しのさき あさこ(Vo)、こまつ けんた(Gt)、にいや ひでひろ(Ba)、わだ まこと(Dr)の4人のメンバーによるポップバンド。2008年に結成。2010年に「FUJI ROCK FESTIVAL'10」のROKIE A GO GOステージに出演。2012年5月、mini AL「慟哭」でキングレコード / スターチャイルドレコードよりメジャーデビューを果たし、同年11月には2nd mini AL「珊瑚」をリリース。不思議な世界観と中毒性の高いポップセンスで、じわじわと人気を拡大している。2013年5月には1st SINGLE、アニメ「惡の華」オープニングテーマ(宇宙人ver.)「惡の華」をリリース。2014年4月に2ndSINGLE「じじいい」をリリース。

矢追純一(やおい じゅんいち)

7月17日(ノアの箱舟がトルコのアララト山に漂着した日、つまり人類の始まりの日)生まれ。かに座。中央大学法学部法律学科卒業。同年4月日本テレビ放送網(株)入社。日本テレビ時代は「11PM」「木曜スペシャル」などを担当し、UFO及び超能力番組のディレクターとして活躍する。日本テレビ退職。 矢追純一オフィス主宰、(有)スペース・ラブ取締役。現在、地球環境問題、UFO問題を中心に、フリーのディレクター、 プロデューサーとして、テレビ、ビデオやラジオの番組制作、 及び出演で活躍中。さらに、著述、講演、レクチャー、そして取材などで世界中を奔走。

SPECIAL PR 特集

もっと見る

BACKNUMBER PR 注目のバックナンバー

もっと見る

PICKUP VIDEO 動画これだけは

『LAPSE』予告編

柳俊太郎、SUMIREらが出演するBABEL LABEL製作の映画『LAPSE』の予告編。SALU書き下ろしの主題歌“LIGHTS”と共に頭に流れ込む3篇のシーンやセリフに魅了され、近いようで遠く、遠いようで近い世界観に引き込まれる。一瞬、現れるメッセージ「未来に抗え。」。この力強い一言には、どんな想いが込められているのだろうか。(角田)

  1. OKAMOTO’Sが大人と少年の間で語る、28歳で迎えた10周年の心境 1

    OKAMOTO’Sが大人と少年の間で語る、28歳で迎えた10周年の心境

  2. 竹内結子主演、異色のリーガルドラマ『QUEEN』。監督は関和亮、音楽も注目 2

    竹内結子主演、異色のリーガルドラマ『QUEEN』。監督は関和亮、音楽も注目

  3. 『十二人の死にたい子どもたち』キャラ&場面写真に橋本環奈、新田真剣佑ら 3

    『十二人の死にたい子どもたち』キャラ&場面写真に橋本環奈、新田真剣佑ら

  4. 柴田聡子がジャコメッティら巨匠から活力をもらう展覧会レポ 4

    柴田聡子がジャコメッティら巨匠から活力をもらう展覧会レポ

  5. 『鈴木敏夫とジブリ展』4月から神田明神で開催、鈴木敏夫の「言葉」に注目 5

    『鈴木敏夫とジブリ展』4月から神田明神で開催、鈴木敏夫の「言葉」に注目

  6. 『乃木坂46 Artworks だいたいぜんぶ展』開催間近、齋藤飛鳥らが訪問&感想 6

    『乃木坂46 Artworks だいたいぜんぶ展』開催間近、齋藤飛鳥らが訪問&感想

  7. 石原さとみが後楽園堪能する東京メトロ新CM 曲はスキマスイッチと矢野まき 7

    石原さとみが後楽園堪能する東京メトロ新CM 曲はスキマスイッチと矢野まき

  8. Spangle call Lilli lineの美学 20年消費されなかった秘密を探る 8

    Spangle call Lilli lineの美学 20年消費されなかった秘密を探る

  9. back numberが深田恭子主演ドラマ『初めて恋をした日に読む話』主題歌 9

    back numberが深田恭子主演ドラマ『初めて恋をした日に読む話』主題歌

  10. 漫画本に囲まれる「眠れないホテル」MANGA ART HOTEL, TOKYOが2月開業 10

    漫画本に囲まれる「眠れないホテル」MANGA ART HOTEL, TOKYOが2月開業