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THE BACK HORN×ストレイテナー対談「やらかすことも大事」

THE BACK HORN×ストレイテナー対談「やらかすことも大事」

THE BACK HORN『運命開花』
インタビュー・テキスト
今井智子
撮影:永峰拓也

THE BACK HORNとストレイテナーは共に1998年に結成、インディーズ時代から着実な活動を続けている。ブレのない楽曲、ビビッドなライブが、ファンと確実な信頼を築いているのも共通するポイントだ。THE BACK HORNの最新アルバム『運命開花』には、彼ら自身の結成当時をモチーフにした力強い楽曲“その先へ”を収録、ストレイテナーは最新シングル『DAY TO DAY』で過去から未来へ続く歌の可能性をドラマチックに歌う。これまで走ってきた日々や、若き頃のエネルギーと葛藤を振り返った上で、この先も音楽を鳴らし続けることを表明しているかのようにも聴こえる。この二組が今、親交を結んでいるのは当然と言えるだろう。

10月にTHE BACK HORN主催のイベント『「KYO-MEI対バンツアー」~命を叫ぶ夜~』で共演したばかりの二組から、菅波栄純(THE BACK HORN)とホリエアツシ(ストレイテナー)に登場していただき、曲作りに目覚めた頃から現在に至るまでの軌跡と運命を、忌憚なく語り合ってもらった。

俺らも、動員が減って、また増えてとか、安定しなかったな。でも変な自信みたいのは最初からあった。(菅波)

―二組は共に結成が1998年ですが、当時から面識があったんですか?

菅波:結成の年は一緒だけど、接近したのは後なんだよね。

ホリエ:うん、接近したのは2006年の『SOUND SHOOTER』(カメラマン橋本塁主催のイベント)。その前対バンしてたときに、塁くんから「THE BACK HORNが、ストレイテナー(以下、テナー)めっちゃよかったって言ってたよ」って聞いて。その日はTHE BACK HORNの誰ともしゃべらなくて、そういう風に言ってくれてたことを後から知ったから、『SOUND SHOOTER』の頃から仲良くなろうと思って、じわじわとね。

左から:菅波栄純、ホリエアツシ
左から:菅波栄純、ホリエアツシ

菅波:そう、じわじわとね。俺らもテナーが二人時代(1998~2003年)のときからかっこいいと思ってた。

ホリエ:僕が初めてTHE BACK HORNを聴いたのは、インディーズのときに所属していたレーベルが、『何処へ行く』(1999年リリース、THE BACK HORNのインディーズとしての1stアルバム)のディストリビューションもやってて、事務所に行ったときにたまたま聴いて。そしたらレーベルの人に、「新宿ロフトでワンマンあるから行く?」って言われて行ったんですよ。

菅波:当時のベース(2001年に脱退)が抜けるぐらいの頃じゃないかな。

ホリエ:同世代と聞いてたから、ロフトが埋まっててうらやましかった。僕らは当時、やっと渋谷屋根裏とかで、30人入ったら「今日はいっぱい入ったな」みたいな感じだったから。あの頃はもがきまくってたな。

菅波:俺らもその後また動員が減って、また増えてとか、安定しなかった。でも変な自信みたいのは最初からあって。インディーで3曲入りのシングル(2000年発売『風船』)を作ったんだけど、それに「傑作品」というシールを貼ろうって、誰かが言いだして(笑)。マツ(松田晋二。THE BACK HORNのドラム)の家で、1枚1枚手貼りしてた記憶がある(笑)。やばいよね。

菅波栄純

ホリエ:ダッセー(笑)。「傑作品」なんて聞いたことないよ(笑)。お買い得品みたいな?

菅波:やらかしたよね。テナーはそういうやらかしはないでしょ。

ホリエ:そんなやらかしはないかもしれないけど……二人の頃は特に、方向性は紆余曲折だった。ホントは歌モノをやりたいんだけど、歌モノのロックをやってもライブにお客さんが入らなくて。ライブを始めたのは八王子だったんだけど、八王子はパンクバンドが多くて、歌モノのロックをやるとアイドルっぽいバンドと括られちゃってたんだよね。それが嫌で、何とか抗ってパンクバンドと対バンしてたんだけど。二人だし、暗いから(笑)、どこに行きたいのかわからない感じだった。まさに「何処へ行く」みたいな(笑)。

ホリエアツシ

菅波:(笑)。すげーわかる。

ホリエ:最初カセットを下北沢のハイラインレコーズ(新人アーティストのデモテープを販売し、BUMP OF CHICKENなどを輩出したCDショップ。2008年閉店)で売ってたんだけど、「偏らせよう」とか言って、収録曲ほぼ全部ガレージパンクみたいな感じだった。それが今となっては恥ずかしい(笑)。

どこが居心地いいのかって探したけど、結果見つからない。(ホリエ)

―THE BACK HORNの“その先へ”という曲は、まさにバンドのそういう時期のことを描いた曲ですね。

菅波:「1998」というワードも、歌詞の中で書いてますしね。その辺りから今までつながっている、という曲で。当時は「俺らがミュージックシーンをぶっ壊してやる」みたいなことを言ってたから、そういうことも書いてます。

ホリエ:THE BACK HORNは、孤高な感じだったから、荒波が激しかっただろうね。

菅波:そう、どこにも入れない。それはテナーも同じでしょ。

ホリエ:どこが居心地いいのかって探したけど、結果見つからないんだよね。

菅波:すげーわかる。俺らの世代、ACIDMANとかもそうだと思うけど、あんまりつるんで来てないよね。放っておくと1人になりたがるバンドばっかり。最近になって、同世代だという意識で近くなったりしてるけど。

ホリエ:(菅波)栄純なんかも、栄純だけの仲間と一緒にいるイメージだよね。集団の中に栄純がいるなって見かけたとしても、栄純以外誰一人知らなかったりする(笑)。

菅波:確かに(笑)。特に俺はそういう性格かもしれない。

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リリース情報

THE BACK HORN『運命開花』初回限定盤
THE BACK HORN
『運命開花』初回限定盤(CD+DVD)

2015年11月25日(水)発売
価格:3,564円(税込)
VIZL-903

[CD]
1. 暗闇でダンスをx
2. ダストデビル
3. その先へ
4. tonight
5. コンクリートに咲いた花
6. 記憶列車
7. 胡散
8. 魂のアリバイ
9. 悪人
10. シュプレヒコールの片隅で
11. 君を守る
12. カナリア
[DVD]
・『運命開花』レコーディングドキュメンタリー
・“悪人”ミュージックビデオ
・“その先へ”ミュージックビデオ

THE BACK HORN『運命開花』通常盤
THE BACK HORN
『運命開花』通常盤(CD)

2015年11月25日(水)発売
価格:2,916円(税込)
VICL-64440

1. 暗闇でダンスをx
2. ダストデビル
3. その先へ
4. tonight
5. コンクリートに咲いた花
6. 記憶列車
7. 胡散
8. 魂のアリバイ
9. 悪人
10. シュプレヒコールの片隅で
11. 君を守る
12. カナリア

ストレイテナー『DAY TO DAY』
ストレイテナー
『DAY TO DAY』(CD+DVD)

2015年11月11日(水)発売
価格:1,944円(税込)
TYCT-30052

[CD]
1. DAY TO DAY
2. FREE ROAD
3. DAY TO DAY -instrumental-
4. FREE ROAD –instrumental-
[DVD]
『The Day of ‘Sky Jamboree 2015’ August 23, 2015』
1. EVERGREEN
2. From Noon Till Dawn
3. The World Record
4. Discography
5. ROCKSTEADY
6. NO ~命の跡に咲いた花~
7. Melodic Storm

イベント情報

THE BACK HORN
『「KYO-MEIワンマンツアー」~運命開歌~』

2016年2月21日(日)
会場:東京都 渋谷 TSUTAYA O-EAST

2016年2月23日(火)
会場:千葉県 LOOK

2016年2月25日(木)
会場:埼玉県 HEAVEN'S ROCK KUMAGAYA VJ-1

2016年3月2日(水)
会場:栃木県 HEAVEN'S ROCK UTSUNOMIYA VJ-2

2016年3月3日(木)
会場:茨城県 水戸 LIGHT HOUSE

2016年3月11日(金)
会場:京都府 磔磔

2016年3月13日(日)
会場:鳥取県 米子 AZTiC laughs

2016年3月18日(金)
会場:兵庫県 神戸 VARIT.

2016年3月20日(日・祝)
会場:和歌山県 CLUB GATE

2016年3月21日(月・振休)
会場:奈良県 NEVERLAND

2016年3月26日(土)
会場:長野県 松本 Sound Hall aC

2016年3月27日(日)
会場:山梨県 甲府 CONVICTION

2016年3月31日(木)
会場:福島県 郡山 HIP SHOT JAPAN

2016年4月2日(土)
会場:宮城県 石巻 BLUE RESISTANCE

2016年4月3日(日)
会場:岩手県 盛岡 CLUB CHANGE WAVE

2016年4月7日(木)
会場:静岡県 浜松 窓枠

2016年4月9日(土)
会場:愛知県 名古屋 DIAMOND HALL

2016年4月10日(日)
会場:石川県 金沢 EIGHT HALL

2016年4月14日(木)
会場:大分県 DRUM Be-0

2016年4月16日(土)
会場:宮崎県 SR-BOX

2016年4月17日(日)
会場:鹿児島県 CAPARVO HALL

2016年4月21日(木)
会場:岡山県 YEBISU YA PRO

2016年4月23日(土)
会場:高知県 X-pt.

2016年4月24日(日)
会場:愛媛県 松山 サロンキティ

2016年5月7日(土)
会場:広島県 広島CLUB QUATTRO

2016年5月8日(日)
会場:福岡県 DRUM LOGOS

2016年5月10日(火)
会場:熊本県 DRUM Be-9 V1

2016年5月14日(土)
会場:島根県 松江 AZTiC canova

2016年5月15日(日)
会場:香川県 高松 MONSTER

2016年5月21日(土)
会場:新潟県 Lots

2016年5月22日(日)
会場:宮城県 仙台 Rensa

2016年5月28日(土)
会場:北海道 旭川 CASINO DRIVE

2016年5月29日(日)
会場:北海道 札幌 ペニーレーン24

2016年6月10日(金)
会場:大阪府 なんばHatch

2016年6月12日(日)
会場:東京都 新木場 STUDIO COAST

イベント情報

『Special Talk & Acoustic LIVE 'STRAIGHDINNER'』

2016年1月24日(日)
会場:東京都 六本木 Billboard Live TOKYO
[1]OPEN 15:30 / START 16:30
[2]OPEN 18:30 / START 19:30
出演:ストレイテナー

ストレイテナー 『FREE ROAD TOUR』

2015年12月19日(土)
会場:東京都 新木場 STUDIO COAST

プロフィール

THE BACK HORN
THE BACK HORN(ざ ばっく ほーん)

山田将司(Vo)、菅波栄純(Gt)、岡峰光舟(Ba)、松田晋二(Dr)の4人より、1998年結成。“KYO-MEI”という言葉をテーマに、聞く人の心をふるわせる音楽を届けていくというバンドの意思を掲げている。2001年シングル『サニー』をメジャーリリース。2014年秋には、熊切和嘉監督とタッグを組み制作した映画『光の音色 –THE BACK HORN Film-』が全国ロードショーとなった。2015年11月25日に通算11作目となるニューアルバム『運命開花』を発売。『「KYO-MEIワンマンツアー」~運命開歌~』は、2016年2月の渋谷TSUTAYA O-EASTを皮切りに、ファイナルとなる新木場STUDIO COASTまで、全35公演を開催する。

ストレイテナー
ストレイテナー

1998年、ホリエアツシ(Vo,Gt)とナカヤマシンペイ(Dr)により始動。 渋谷、下北沢、新宿、八王子などでライブ活動を行う。下北沢ハイラインレコードでオリジナルデモテープを委託販売。2000年6月25日、インディーズ1stシングル『戦士の屍のマーチ』をリリース。2002年10月、自主レーベルghost recordsを設立、シングル『SILVER RECORD』を発売。2003年10月16日、シングル『TRAVELING GARGOYLE』でメジャーデビューを果たす。2004年、日向秀和(Ba)が正式に加入。 バンド結成10周年を迎えた2008年、大山純(Gt)が加入し、4人体制となる。2016年1月24日には、ストレイテナーとして初となる Billboard Live TOKYOでのライブが決定している。

関連チケット情報

2018年10月1日(月)〜12月21日(金)
THE BACK HORN
会場:新宿LOFT(東京都)
2018年10月19日(金)〜11月30日(金)
THE BACK HORN
会場:Live House 浜松 窓枠(静岡県)
2018年12月8日(土)
THE BACK HORN
会場:DRUM LOGOS(福岡県)
2018年12月15日(土)
THE BACK HORN
会場:なんばHatch(大阪府)
2018年12月16日(日)
THE BACK HORN
会場:広島クラブクアトロ(広島県)
2018年12月23日(日)
THE BACK HORN
会場:仙台Rensa(宮城県)
2019年1月11日(金)
THE BACK HORN
会場:桜坂セントラル(沖縄県)
2019年1月13日(日)
THE BACK HORN
会場:鹿児島CAPARVOホール(鹿児島県)
2019年2月8日(金)
THE BACK HORN
会場:日本武道館(東京都)

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