特集 PR

PORINとemmaは、ライブに何を着ていく?憧れの女性像を語る

PORINとemmaは、ライブに何を着ていく?憧れの女性像を語る

『LUMINE 2017 FIND NEW FUTURE』
インタビュー・テキスト
金子厚武
撮影:西槇太一 編集:矢島由佳子

いい意味で媚びてない、自分が好きなように、自分のスタイルでやってる人が憧れられるのかな。(emma)

―モデルという職業は、周りから求められる部分と、自分が表現したい部分と、そのバランスのとり方が難しい仕事ではないかと思うのですが、いかがですか?

emma:私は、もともとファッションの学校に行ってたから、自分でスタイリングもできるし、個性が強いタイプのモデルだと自分でも思うんです。なので、求められるものと自分の違いというのは、すごく難しいなって感じます。

今『ViVi』の専属モデルをやらせていただいていて、いろんなジャンルの服を着るので、たとえば、普段はワンピースって着ないんですけど、撮影だとそれを着こなして、そのキャラにならないといけない。あんまり自我を出し過ぎるのはモデルとしてダメだし、でも出さな過ぎてもただのマネキンになっちゃうし。そこは今でも模索中なんですけど、そういう想いも今度出す本にぶつけたっていう感じですね。

emma

PORIN

―5月に発売される、ビジュアルスタイルブック『emma』ですね。

emma:そうです。私はもともともの作りが好きなので、本を作りたいってずっと思ってたんです。でも最初に、「全部自分でやらせてくれないんだったら、やりたくないです」って言いました。リアルな話をすると、モデル本とかっていっぱい出てますけど、いろんな意見が入ってできあがっているものも多くて。でも私はそれだったらやる意味がないと思ったから、「やりたいようにやらせてください」って初めから言っておいたんです。

これまでいろんな撮影をしてきたなかで、「ここがこうだったらもっとかわいくなるのにな」って思うことも多くて、そういう自分のなかの葛藤も全部ぶつけた一冊になってますね。周りのスタッフさんから「ここまでやるモデルいないよ」って言われるぐらい、全面的に携わらせてもらって、満足してます。

―アーティストとモデルだと違う部分もあると思いますが、PORINさんは求められる部分と自分の表現とのバランスについてはどうお考えですか?

PORIN:アーティストはわりと自我が出せる立場だと思うので、最近は周りの意見をあんまり聞かないようにしようと思っていて(笑)。バンドを始めた当初は、自我がなくて、リーダー(マツザカタクミ)の作ったPORIN像に合わせてカメレオンみたいにやってたんです。でも、それだとつまらなくなってきて、今はもっとわがままになってる気がします。人の意見よりも、自分の感性とか直感を信じたいなって時期ですね。

PORIN

―お二人とも「女性から憧れられる立場」というのも共通点かと思うのですが、「女性が憧れる女性」って、どういう人だと思いますか?

emma:今はちょっと個性的な子が女性から受けてるような気がします。その人自身のスタイルがある子とか、自己プロデュースができる人。そういう人は女性ファンが多い気がしますね。

―『emma』も自己プロデュースのひとつの表れですよね。

emma:私、今回の本を作るにあたって、本屋にあるモデルブックを買い占めたんですよ。ほとんど全員分見たんじゃないかってくらい見ました(笑)。そうすると、やっぱり本人がファッション好きだったり、個性がある人の本が面白くて、憧れられる理由がわかったというか。いい意味で媚びてない、自分が好きなように、自分のスタイルでやってる人が憧れられるのかなって思いました。

PORIN:男女問わず言えることかもしれないですけど、自分に似合うものとか言動とかをわかってる人が強いなって思いますね。でも、それを見つけるのってすごく難しくて、だから一握りの人間だけがみんなから憧れられる位置にいけてるんだと思うんです。そのためには、信頼できる人が言ってくれる一言とかが、すごくヒントになるのかなって思いますね。

左からPORIN、emma

―emmaさんはスタイルブックのなかで、憧れの女性としてオードリー・ヘップバーンを挙げていますね。

emma:やっぱり、唯一無二じゃないですか? オードリー・ヘップバーンを真似できる人ってなかなかいないし、今後も出ないんじゃないかな。彼女は言動とか生き方もすごく素敵で、一人の女性としても憧れるし、人に見られる仕事をしている人としても憧れます。私もああいう女性になりたいなって。

―emmaさんのなかで、「私はここに関しては唯一無二」と思える部分はありますか?

emma:まだまだ探し中ではあるんですけど……『ViVi』の専属モデルをやらせていただいていると、周りの子はみんな細くてかわいいし、私の武器はなんだろうってすごく考えるんです。そうすると、やっぱり私は昔からずっとファッションが好きだったから、他のモデルが知らない知識も持っているので、とにかく「ファッションが好きだ」っていう、そこは大事にしていきたいなと思ってます。

emma

―PORINさんは、憧れの女性っていますか?

PORIN:誰か挙げるとしたら、母親かな。ミュージシャンって、みんなルーツとか憧れがあって、「こうなりたい」って思って音楽を始める人が多いけど、私はそれがないんです。でも人として憧れるのは、母親なのかなって。

―『FIND NEW FUTURE NIGHT』にもいらしてたんですよね。

PORIN:ライブにしょっちゅう来るんですよ。お父さんとペアルックで、デートで来たり(笑)。

emma:素敵! すっごい親孝行ですね!

PORIN:それくらいの親孝行しかできてないので(笑)。

―では、PORINさんにとっての「唯一無二」と思える部分は?

PORIN:声じゃないかなと思います。自分の個性が一番出せるのは、やっぱり声。技術を上げるのか、表現方法を磨くのか、どういう方法が一番いいのかはまだ模索中ですけど、そこを突き詰めていくだけかなって思っています。

Page 2
前へ次へ

リリース情報

Awesome City Club『Awesome City Tracks 4』
Awesome City Club
『Awesome City Tracks 4』(CD)

2017年1月25日(水)発売
価格:2,160円(税込)
VICL-64707

1. 今夜だけ間違いじゃないことにしてあげる
2. Girls Don't Cry
3. Sunriseまで
4. Cold & Dry
5. Movin'on
6. 青春の胸騒ぎ
7. Action!

書籍情報

『ビジュアルスタイルブック「emma」』
『ビジュアルスタイルブック「emma」』

2017年5月21日(日)発売
著者:emma
価格:2,000円(税込)
発行:SDP

プレイリスト

「emmaとPORINが選ぶ、新生活に聴きたい10曲」

emmaセレクト:
Iggy Pop“Lust For Life”
David Bowie“Rebel Rebel”
David Bowie & Mick Jagger“Dancing In The Street”
Queen“Radio Ga Ga”
Jamiroquai“Virtual Insanity”

PORINセレクト:
Thundercat“A Fan's Mail”
Bonobo“Break Apart(feat. Rhye)”
Baths“Animals”
Geotic“Actually Smilling”
Drake“Passionfruit”

プロフィール

Awesome City Club
Awesome City Club(おーさむ してぃー くらぶ)

2013年春、それぞれ別のバンドで活動していたatagi(Vo,Gt)、モリシー(Gt,Synth)、マツザカタクミ(Ba,Synth,Rap)、ユキエ(Dr)により結成。2014年4月、サポートメンバーだったPORIN(Vo,Syn)が正式加入して現在のメンバーとなる。「架空の街Awesome Cityのサウンドトラック」をテーマに、テン年代のシティポップをRISOKYOからTOKYOに向けて発信する男女混成5人組。2015年、ビクターエンタテインメント内に設立された新レーベル「CONNECTONE(コネクトーン)」の第一弾新人としてデビュー。2017年1月25日に、4thアルバム『Awesome City Tracks 4』をリリースし、4月より全国ワンマンツアーを開催。

emma(えま)

1994年4月1日生まれ、O型、北海道旭川市出身。イギリス人の父と日本人の母を持つ。文化服装学院卒業。2013年1月号『装苑』で表紙を飾り、翌年2月号『NYLON JAPAN』表紙を務める。その後、『ViVi』専属モデルへ加入し、同誌にて2016/2017年のViVi読者アンケートでは人気1位、2017年4月号で単独表紙を務める。また数々のブランドのショーモデルとしても活躍中。さらに活動の幅を広げ、現在はJ-WAVE『SONAR MUSIC』月曜レギュラーとして出演、また今春よりTBS『A-Studio』9代目アシスタントMCとして出演中。

SPECIAL PR 特集

もっと見る

BACKNUMBER PR 注目のバックナンバー

もっと見る

PICKUP VIDEO 動画これだけは

Chara “Tiny Dancer”

<わたしが置いていくものは小さな態度><愛したことは真実>という印象的なフレーズとは裏腹にCharaのとびきり甘く優しい歌声が包み込む。満島ひかりとはとても不思議な女性で、「こども」と「おとな」を併せ持っているようだ。それはCharaも同じかもしれない。そんな二人が溶け合って惹かれあっているみたい。(川浦)