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w-inds.橘慶太×artpaix対談 トラックメイカーの地位向上を考える

w-inds.橘慶太×artpaix対談 トラックメイカーの地位向上を考える

w-inds.
インタビュー・テキスト
三宅正一
撮影:豊島望 編集:山元翔一
2017/10/26
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w-inds.とCINRA.NETのコラボレーションによる、『w-inds.「We Don't Need To Talk Anymore」リミックスコンテスト』の受賞者との対談企画第二弾。次なるお相手は、「CINRA.NET賞」を受賞したartpaix(アートペ)。Perfumeのファンであることが高じて、リミックスとトラックメイキングを始めたという福岡在住のトラックメイカーだ。2015年にオリジナル曲“Life”が「Beatport」のエレクトロハウス部門のランキングで2位を獲得した彼のプロダクションは、メロディアスな旋律の美しさが特徴。そのセンスは“We Don't Need To Talk Anymore”のリミックスでも発揮されている。

「福岡の音楽シーンを盛り上げたい」――才能のある地元のトラックメイカーを紹介したいという強い思いを抱くartpaixと橘慶太による対談をお届けしたい。

海外ではリミックスコンテストをきっかけにしたチャンスがいっぱいある。日本でも前例を作るのが大切だと思っていた。(慶太)

—artpaixさんがリミックスコンテストに応募した経緯から聞かせてください。

artpaix:海外だとAviciiがリミックスコンテストを開催していたりしますけど、日本ではメジャーなアーティストがリミックスコンテストを開催することなんてないじゃないですか。でも、そういう機会がなかっただけで、全国のトラックメイカーはみんなチャンスを待っていたと思うんですよね。僕が応募したのも、チャンスを掴みたいという気持ちが大きかったからです。

慶太:僕の場合、ありがたいことにw-inds.としてデビューさせていただいていたので、トラックを作りはじめた4年前の時点で自分の名前が世間に浸透していたんですよね。そういう点で他のトラックメイカーとは違って、最初から自分の楽曲が多くの人に触れる機会があった。

でも、そういう人のほうが圧倒的に少ないわけで。それこそ海外ではリミックスコンテストをきっかけに音源をリリースするチャンスがいっぱいあるので、日本でもそういう前例をまず作るのが大切だと思っていたんですよね。

左から:橘慶太(w-inds.)、artpaix
左から:橘慶太(w-inds.)、artpaix

—artpaixさんのこれまでのw-inds.に対する印象はどうでしたか?

artpaix:正直、最初はテレビで見る印象しかなくて、周りの女の子が「キャーキャー」言ってる人たちってイメージが強かったです。でも、w-inds.が“New World”(2009年)をリリースしたときに、たまたま音源を耳にする機会があり、「これ誰の曲だろう? カッコいいな」と思って調べたらw-inds.だったということがあったんです。そのときは「路線を変えたんだな」と思いましたね。

慶太:はい、路線を変えました(笑)。

—慶太くんも言うとおり、“New World”はw-inds.にとってひとつの転換点だったんですよね。リミックスコンテストのお題である“We Don't Need To Talk Anymore”を聴いたときはどうでしたか?

artpaix:ざっくりした感想ですけど、「これはもう、洋楽だ」と思いましたね。

今年の1月にリリースされたw-inds.のシングル表題曲。作詞作曲から編曲、プロデュースまでを橘慶太が手がける

—具体的には、この曲はトロピカルハウス~インディーR&Bの系譜に連なる楽曲と言えますよね。(参考記事:w-inds.の音楽性を先鋭化させた2つの理由と、その変遷を辿る)。慶太くんはartpaixさんのリミックスを聴いて、いかがでしたか?

慶太:コード感がハンパなくいいなと思いましたね。いつもコードにこだわっているんですか?

artpaix:ありがとうございます。でも僕、コードのことは全然わからないんです。トラックを作るときも鍵盤は使わなくて、頭で鳴っている音を打ち込んでいくっていう作り方をしていて。

慶太:なるほど。わからないがゆえのコード感なのか。

artpaix:今回のリミックスを作っていたときは、たまたまKan Sanoさんあたりのジャジーな音楽を聴いていて、曲にある途中で半音だけズレるところがカッコいいなと思いながら、ポチポチ音を打ち込んで作りました(笑)。今回はアカペラのパートだけを使わせてもらったので、リミックスというよりはほとんどアレンジに近かったですね。

「CINRA.NET賞」の受賞者artpaixと「最優秀賞」の受賞者Need6
「CINRA.NET賞」の受賞者artpaixと「最優秀賞」の受賞者Need6(リミックス曲をSoundCloudで聴く

—リミックス音源を聴いて、メロディアスなポップセンスがある方なんだという印象を受けました。原曲よりかなりポップになっていますよね。

慶太:そうそう。

artpaix:自分にポップセンスがあるという自覚はないんですけどね(笑)。僕が一番好きなトラックメイカーはZeddなんです。彼はEDMのクラブDJとしても一流だし、ポップスとして聴いても通用するサウンドだから、その影響もあるのかもしれないです。

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プロジェクト情報

w-inds.「We Don't Need To Talk Anymore」リミックスコンテスト

橘慶太のセルフプロデュース楽曲として、国内外から大きな評価を得た“We Don't Need To Talk Anymore”をあなたの自由な発想でリミックスしていただき、橘慶太に戦いを挑んでください。「最優秀賞」受賞者には橘慶太とのコライト作品の制作、橘慶太とCINRA.NETで対談インタビューの権利が授与されます。

特典:
[最優秀賞|w-inds. Choice]
・橘慶太とのコライト作品を制作
・橘慶太とCINRA.NETで対談インタビュー
※w-inds.メンバー審査により決定

[CINRA.NET賞|CINRA Choice]
・CINRA.NETにて、橘慶太と対談インタビュー
※CINRA.NETスタッフによる審査で決定

リリース情報

w-inds.『w-inds. LIVE TOUR 2017
w-inds.
『w-inds. LIVE TOUR 2017 "INVISIBLE”』初回限定盤(2DVD+ブックレット)

2017年11月29日(水)発売
価格:6,400円(税込)
PCBP-53225

[DISC1]
1. Come Back to Bed
2. Backstage
3. Complicated
4. No matter where you are
5. TABOO
6. CAMOUFLAGE
7. wind wind blow
8. We Don't Need To Talk Anymore
9. Separate Way
10. In your warmth
11. A Trip In My Hard Days
12. ORIGINAL LOVE
13. Boom Word Up
14. Players
15. Drop Drop
16. Time Has Gone
17. Let's get it on (Reflection Remix by DMD)
18. Superstar (Reflection Remix by DMD)
19. SAY YES (Reflection Remix by DMD)
20. New World (Reflection Remix by DMD)
EN1. FANTASY
EN2. In Love With The Music
EN3. Feel The Fate
[DISC2]
1. Time Has Gone -Choreo Video (Live Version)-
2. Behind The Scene -Tour Pamphlet Shooting-

w-inds.『w-inds. LIVE TOUR 2017
w-inds.
『w-inds. LIVE TOUR 2017 "INVISIBLE”』通常盤(2DVD)

2017年11月29日(水)発売
価格:5,300円(税込)
PCBP-53226

[DISC1]
1. Come Back to Bed
2. Backstage
3. Complicated
4. No matter where you are
5. TABOO
6. CAMOUFLAGE
7. wind wind blow
8. We Don't Need To Talk Anymore
9. Separate Way
10. In your warmth
11. A Trip In My Hard Days
12. ORIGINAL LOVE
13. Boom Word Up
14. Players
15. Drop Drop
16. Time Has Gone
17. Let's get it on (Reflection Remix by DMD)
18. Superstar (Reflection Remix by DMD)
19. SAY YES (Reflection Remix by DMD)
20. New World (Reflection Remix by DMD)
EN1. FANTASY
EN2. In Love With The Music
EN3. Feel The Fate
[DISC2]
1. Documentary of RYOHEI
2. Documentary of KEITA
3. Documentary of RYUICHI
※メンバーそれぞれの視点でのツアーのメイキング映像3本を収録

w-inds.『w-inds. LIVE TOUR 2017
w-inds.
『w-inds. LIVE TOUR 2017 "INVISIBLE”』通常盤(Blu-ray)

2017年11月29日(水)発売
価格:6,400円(税込)
PCXP-50541

1. Come Back to Bed
2. Backstage
3. Complicated
4. No matter where you are
5. TABOO
6. CAMOUFLAGE
7. wind wind blow
8. We Don't Need To Talk Anymore
9. Separate Way
10. In your warmth
11. A Trip In My Hard Days
12. ORIGINAL LOVE
13. Boom Word Up
14. Players
15. Drop Drop
16. Time Has Gone
17. Let's get it on (Reflection Remix by DMD)
18. Superstar (Reflection Remix by DMD)
19. SAY YES (Reflection Remix by DMD)
20. New World (Reflection Remix by DMD)
EN1. FANTASY
EN2. In Love With The Music
EN3. Feel The Fate
・Documentary of RYOHEI
・Documentary of KEITA
・Documentary of RYUICHI
※メンバーそれぞれの視点でのツアーのメイキング映像3本を収録

プロフィール

w-inds.
w-inds.(ういんず)

橘慶太、千葉涼平、緒方龍一からなる3人組ダンスボーカルユニット。2000年11月から毎週日曜日、代々木公園や渋谷の路上でストリートパフォーマンスを開始。2001年3月14日にシングル『Forever Memories』でデビュー。同年リリースされた1stアルバム『w-inds.~1st message~』はオリコンチャート1位を記録。これまでに日本レコード大賞 金賞7回、最優秀作品賞1回を受賞し、NHK紅白歌合戦には6回出場と、実力・人気を不動のものとした。その活躍は、台湾・香港・韓国・中国・ベトナムなど東南アジア全域に拡がり、海外でも数々の賞を受賞。台湾ではアルバム4作連続総合チャート1位を記録。日本人として初の快挙を達成。21世紀という新しい時代に日本を中心に、世界中へ新しい風を巻き起こし続けている、男性ダンスボーカルユニット―――それがw-inds.である。

artpaix(あーとぺ)

2012年頃、本格的に楽曲制作を始める。趣味でPerfumeのRemixなどを作り続け、2015年にはオリジナル曲“Life / Skanda”をリリースし、BeatportのElectro House Release部門で最高2位、全体でも14位になる。その後も楽曲提供など多方面で活躍している。

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