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青柳文子×小谷実由が奥多摩観光へ 話題のグランピングはどう?

青柳文子×小谷実由が奥多摩観光へ 話題のグランピングはどう?

Nature Tokyo Experience
インタビュー・テキスト
麦倉正樹
撮影:三木匡宏 編集:久野剛士、野村由芽

みんなスマホを眺めるだけじゃなく、もっと五感で感じたくなっているのかな。(青柳)

—「山ガール」という言葉が生まれたあたりから、若い女性のあいだで、自然の楽しみ方が、ちょっと変わってきたように思うのですが、それについてはいかがですか?

小谷:最近も「女子キャンプ」みたいな特集があったりしますもんね。グランピングとかは、まさにそういう流れの中で生まれてきたものだと思うし。

青柳:何でそうなったんだろうね。

小谷:うーん、何でなんだろう。

—女性たちが、都会の生活に疲れ始めているのでしょうか?

青柳:ああ、疲れてるのかなあ。

小谷:SNSが普及して、入ってくる情報量がどっと多くなってきたのもちょっと関係しているのかもしれないですよね。

青柳:ああ、みんなスマホを眺めるだけじゃなく、もっと五感で感じたくなっているのかな。

小谷:うん。今日だって車に乗りながら外の風景とかを見ていると、普段自分が暮らしているところとまったく違う景色が広がっているわけじゃないですか。そうすると、「何かもう全部どうでもいいなあ」っていう感じになってくるというか。

—(笑)。それは良い意味で?

小谷:もちろん(笑)。良い意味で、「ああ、何でこんなにちっちゃいことを悩んでいるんだろう」とか、「何でそんなことを気にしているんだろう」って思いながら、「別にどうでもいいじゃん」って気持ちが広くなっていく感じは確かにしましたよね。

左から:小谷実由、青柳文子

青柳:私は中学生の頃、北海道に1年ぐらい住んでいたことがあるんですけど、朝起きて窓の外を見ると、雑木林にリスやキタキツネがいたりとかしたんですよ。ホント、朝は小鳥の鳴き声で目覚めるみたいな生活をしていたことがあって。

小谷:そんな時代があったんだ?

青柳:うん(笑)。実は、その頃の自分の五感の冴え方がちょっと忘れられないところがあって。自分の中のいろんな感覚が研ぎ澄まされて、感情とかもすごく敏感になっていってくというか。

都会で長く暮らしていると、どんどん「無敵モード」の感覚が鈍ってくるんですよね。(青柳)

—青柳さんは、大分県の別府で生まれ育ったんでしたっけ?

青柳:生まれは東京の品川なんですよ。だから、子どもの頃は奥多摩にキャンプに来たりしていて。で、5歳ぐらいのときに別府に引っ越したんです。別府は自然というよりは温泉のある観光地なので、中学の頃にちょっとだけ暮らしていた北海道の記憶が残っているんですよね。自分の感覚が研ぎ澄まされて、「私、何でもできるんじゃないか?」っていう感じになるというか。

小谷:「無敵モード」だ。

青柳:そうそう(笑)。何か無敵モードになっちゃって。その感覚って、やっぱり都会で長く暮らしていると、どんどん鈍ってくるんですよね。だから、定期的に自然に触れていたいというか、私が意外とアウトドアが好きなのは、そういう理由もあるんですよね。

青柳文子

—なるほど。小谷さんは生まれてからずっと東京ですか?

小谷:東京です。でも下町だったから、都心への憧れのほうが自然と触れたいみたいな願望よりも、ずっと大きくて……。

—東京の下町と言うと、どのあたりになるのでしょう。

小谷:葛飾区です。だから、少し中途半端な場所なんですよね。確かに田舎ではないけど、いうほど都会ではない。ちょっと足を伸ばせば、本当の都会に行けてしまうわけじゃないですか。そうなると、やっぱり子どもの頃は、どうしても街のほうに惹かれていくというか。

青柳:家族と一緒に行楽みたいな感じで、山登りに行ったりはしなかったの?

小谷:うーん、家族で行ったことはないかも。それだったら、お台場とか原宿に遊びに行っちゃうとか。

青柳:じゃあ、いわゆる自然体験みたいなものが、あんまりないまま育ったんだ。

小谷:学校の行事でしかなかったかも。高尾山に登るとか。あと、運動も別に好きじゃなかったし。だから、どんどんインドアなものが好きになっていって。ただ、大人になってからというか、最近になって、旅行がすごく好きになったんですよ。

—ほう。

小谷:いつも自分が暮らしているところとは、まったく違う次元の場所に行けて、それこそ五感が研ぎ澄まされるじゃないですけど、頭の回転が全然変わるんです。普段とは目につくものや気づくことも違うし。で、だんだん自然とかにも興味が出てくるようになってきて。

大人になるにつれて、そういう思考になれたのは、本当に良かったなって思うし、やっと気づいた感じが自分ではちょっとあるんですよね。

左から:青柳文子、小谷実由

—そんな小谷さんを、アウトドアが好きな青柳さんは、どう見ているのでしょう?

青柳:うーん、そんなにインドアな感じだっていうのを、これまで知らなかったかも(笑)。そういうのとは関係なしに、この人とだったら何をしても一緒に楽しめるだろうっていうのは思っていて。だから今日はちょっとびっくりしたかもしれないです。「とんだもやしっ子だったんだ!」っていう(笑)。

小谷:はははは。

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事業紹介

『Nature Tokyo Experience』

豊かな山々に囲まれた多摩、青空と海が広がる島しょ。これらのエリアでは、日本の中心都市の顔とはちがった、「東京の自然」という今までにない魅力を感じることが出来ます。そんな東京ならではの自然エリアに注目し、新たな体験型エンターテイメントを創出する東京都のプロジェクト。これまでになかった新しい東京の楽しみ方を、ぜひ見つけに来てください。

『Circus Outdoor Tokyo』

2018年3月オープン
東京都 西多摩郡奥多摩町川野290-1

日原鍾乳洞

関東随一といわれる規模を誇る鍾乳洞。荘厳な雰囲気を漂わせる白衣観音をはじめ、巨大なカエルを思わせるガマ岩、時の彼方に引き込まれそうな天井知らずなど、幻想的な景観を繰り広げている。とくに新洞部分はみごとに成長した石筍、石柱の数々が乱立する別世界。想像を超えた大自然の神秘に出会える。

プロフィール

青柳文子(あおやぎ ふみこ)

1987年12月24日生まれ、大分県出身。モデル・女優。独創的な世界観とセンスで同世代女性の支持を集め、雑誌に、映画、TVドラマなど多方面で活躍中。昨今では、映画や旅行について、コラムを連載するほか、ファッション・ビューティ関連商品のプロデュースを行うなど、多彩な才能に人気を博している。

小谷実由(おたに みゆ)

ファッション誌やカタログ・広告を中心に、モデル業や執筆業で活躍。一方で、様々な作家やクリエイターたちとの企画にも取り組む。昭和と純喫茶をこよなく愛する。愛称はおみゆ。

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