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エウレカのここがすごい m-flo☆Taku×DÉ DÉ MOUSEが熱弁

エウレカのここがすごい m-flo☆Taku×DÉ DÉ MOUSEが熱弁

『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション 1』
インタビュー・テキスト
麦倉正樹
撮影:馬込将充 編集:山元翔一

約12年前に放送されたアニメ『交響詩篇エウレカセブン』がいま、新たな3部作として生まれ変わろうとしている。2017年9月に劇場公開された1作目『ハイエボリューション1』は、多くの人にとって衝撃的な作品となった。主人公・レントンの大胆な設定変更、時系列をバラバラに組み直されたシナリオ、さらには多くの謎が散りばめられた次回予告……果たしてこの3部作の行き着く先は、どこにあるのだろうか?

そこで今回、テレビ放送時からの熱心な『エウレカ』ファンであり、今回の3部作を心待ちにしていたというm-floの☆Taku Takahashiと、そんな彼の勧めで『エウレカ』の魅力に取りつかれたというDÉ DÉ MOUSEの二人に、『エウレカ』の魅力と3部作への期待について、語り合ってもらった。

まだまだ成長したい気持ちを抱えた自分自身と主人公のレントンがオーバーラップしたところがあった。(☆Taku)

—☆Takuさんは、テレビシリーズ以来の熱心なファンだと聞いていますが、『交響詩篇エウレカセブン』(以下、『エウレカ』)のどんなところに惹かれたのでしょう?

☆Taku:『エウレカ』は、当時の自分の心境とすごくシンクロしたんですよね。いまから12年前だから、30歳ぐらいか……まあ、すでにおっさんだったんですけど(笑)、まだまだ成長したい気持ちを抱えた自分自身と主人公のレントンがオーバーラップしたところがあったんです。それで劇中に出てくる「ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん」っていう言葉にもグッときて。

あと、レントンは夢中になってしまうと周りが見えなくなってしまうタイプの男の子なんですけど、その感じに共感したのも大きいです。レントンは、エウレカっていう好きな女の子がいて、その子のためにとにもかくにも頑張るんですよね。

左から:☆Taku Takahashi、DÉ DÉ MOUSE
左から:☆Taku Takahashi、DÉ DÉ MOUSE

☆Taku:あともうひとつは画の作り方。『エウレカ』は、男子にも女子にも入りやすいキャラクターデザインで、なおかつファッション性が高かったんですよ。

レントン
レントン

エウレカ
エウレカ

☆Taku:僕はそれこそ『新世紀エヴァンゲリオン』が『STUDIO VOICE』の表紙を飾ったときに(1997年3月号)、すごいショックを受けて……それまではアニメってオタクのものでしかなかったのに、カルチャー誌の表紙を飾るぐらい市民権を得たんだっていうことを実感したんです。それが僕の「ファースト・インパクト」だったんですけど、そういう意味で『エウレカ』は、僕の「セカンド・サマー・オブ・ラブ」だったという(笑)。

DÉ DÉ:上手い(笑)。

僕は何者でもなかった少年が、自分で意志で変わっていこうとする、その真っ直ぐさが好き。(DÉ DÉ)

—DÉ DÉさんはいかがですか?

DÉ DÉ:もともと僕は、少年が成長する話とか、少年が少女を守る話がすごく好きなんですよね(笑)。何者でもない、普通なんだけど正義感の強い少年が突っ走るみたいなアニメって、いまはあまりない気がしていて。

DÉ DÉ MOUSE

DÉ DÉ:普通の少年があるとき異世界に転生して、自分がもといた世界の知識が役立ったとか……最近のアニメには、そういうチートみたいなキャラみたいなのが多いように思うんですよね。ライトノベルとかにも多いし、まあそこには時代性みたいなものもあるんだろうけど、僕は何者でもなかった少年が、自分の意志で変わっていこうとする、その真っ直ぐさが好きなんですよね。

☆Taku:それってまさに『エウレカ』のレントンだよね(笑)。それこそ、ロボットアニメの第1話って、少年がいきなりロボット操縦できちゃったみたいなのが多いけど、レントンは全然操縦できないし、乗り物酔いもするっていう。そうやってなにもできないところから始まって、徐々に成長していく感じがいいんですよね。

「ニルヴァーシュ」と呼ばれるLFO(テレビシリーズ作中に登場するロボットの呼称)に乗るレントン
「ニルヴァーシュ」と呼ばれるLFO(テレビシリーズ作中に登場するロボットの呼称)に乗るレントン

☆Taku:あと僕は、彼がロボットに乗る動機が素晴らしいと思うんです。可愛い女の子に、いいところを見せたいっていうめちゃくちゃ不純な動機だけど、視聴者的にはいちばん合点がいくんですよね。

DÉ DÉ:好きな子に対して、思いを直接伝えるんじゃなくて、行動で示そうとするところがいいですよね。ただ、真っ直ぐだからこそ感情移入できないシーンもあったりして。そういうときに、「自分が大人になってしまったからなのかな」とか、いろんなことを考えさせられるんです。『エウレカ』には、そうやって忘れ去ってしまったような感情を思い出させてくれるシーンがいっぱいあるんですよね。

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リリース情報

『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション 1』(Blu-ray 特装限定版)
『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション 1』(Blu-ray 特装限定版)

2018年2月23日(金)発売
価格:10,800円(税込)
BCXA-1338

[Blu-ray1]
・本編映像

[Blu-ray2]
・本編ノンクレジット版(DTS-HD Master Audio5.1ch/リニアPCM2ch)
・舞台挨拶映像
・京田知己×佐藤大×尾崎裕哉 クロストークムービー
・MV「Glory Days」※アニメ版(尾崎裕哉)
・MV「Acperience 7」(Hardfloor)
・MV「Get it by your hands HI-EVO MIX」(HIROSHI WATANABE)
・RaveScene DJ MIX 1&2

[CD1]
1. 覚悟(佐藤直紀)
2. 戦場の猛り(佐藤直紀)
3. 後退不可(佐藤直紀)
4. 怪奇現象(佐藤直紀)
5. 英雄アドロック(佐藤直紀)
6. 後の世界(佐藤直紀)
7. レントン・ビームスという少年(佐藤直紀)
8. レントン、その日常(佐藤直紀)
9. 屈折と寂しさと(佐藤直紀)
10. 微妙な距離(佐藤直紀)
11. 家族の思いやり(佐藤直紀)
12. 蔑視(佐藤直紀)
13. 抗いの先(佐藤直紀)
14. 嫌いと好きと怖い(佐藤直紀)
15. 拠り所(佐藤直紀)
16. アドロックの残したもの(佐藤直紀)
17. 隠していた真実(佐藤直紀)
18. 襲来(佐藤直紀)
19. 事実と決心と(佐藤直紀)
20. レントン・サーストン(佐藤直紀)
21. Glory Days Movie Edition(尾崎裕哉)
22. 予告(佐藤直紀)

[CD2]
1. Acperience 7(Hardfloor)
2. Get it by your hands HI-EVO MIX(HIROSHI WATANABE)
3. Get it by your hands & Acperience 7 OST用DJMIX(DJ:HIROSHI WATANABE)
4. Get it by your hands HI-EVO MIX Beatless Ver(HIROSHI WATANABE)

[封入特典]
・ブックレット(68P)
・コンテ本(「サマー・オブ・ラブ」パート)

『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション 1』
『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション 1』(Blu-ray)

2018年2月23日(金)発売
価格:7,560円(税込)
BCXA-1337

『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション 1』
『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション 1』(DVD)

2018年2月23日(金)発売
価格:6,480円(税込)
BCBA-4877

プロフィール

☆Taku Takahashi
☆Taku Takahashi(たく たかはし)

DJ、プロデューサー。1998年にm-floを結成。ソロとしても国内外アーティストのプロデュースやRemix制作を行う。“Incoming... TAKU Remix”で「beatport」の『beatport MUSIC AWARDS 2011 TOP TRACKS』を日本人として初めて獲得し、その実力を証明した。アニメ『Panty&Stocking with Garterbelt』、ドラマ・映画『信長協奏曲』、ゲーム『ロード オブ ヴァーミリオン III』など様々な分野でサウンドトラックも監修。また、国内外でのDJ活動でクラブシーンでも絶大なる支持を集め、LOUDの“DJ50/50”ランキング国内の部で3年連続1位を獲得し、日本を牽引する存在としてTOP DJの仲間入りを果たした。自身が立ち上げた日本初のダンスミュージック専門インターネットラジオ&ポップカルチャーメディア「block.fm」は7周年に突入し、新たな音楽ムーブメントの起点となっている。2018年3月7日には、15年ぶりに初代メンバーLISAが復帰しリユニオンしたm-floのNEW EP『the tripod e.p.2』をリリース予定。

DÉ DÉ MOUSE(で で まうす)

遠藤大介によるソロプロジェクト。作曲家、編曲家、プロデューサー、キーボーディスト、DJ。他作品のプロデュース / 楽曲提供 / remixも行う。メロディカットアップの手法とキャッチーで不思議なメロディ / 和音構成は、国内外問わず多くのフォロアーを生み、以降のシーンに一つの発明とも呼べる功績をもたらす。トラックメイカー / プロデューサーとしてのライブの追求にも積極的であり、バンドシーンとクラブシーンの枠組みを超えた縦横無尽なライブパフォーマンスは人々を魅了し続ける。

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