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ゆるふわリムーブのラブソングは失恋を経てより強く。全員で語る

ゆるふわリムーブのラブソングは失恋を経てより強く。全員で語る

Eggs
インタビュー・テキスト
真貝聡
撮影:Kana Tarumi 編集:山元翔一

音楽で稼げるのかも、いつまで続けられるかもわからないし、その一方で自分も彼女もどんどん歳を取っていくし……。(本田)

―これまでもインタビューで「考えすぎてネガティブになる」ということは話してましたけど、今作の“愛の花束”を聴いて、網谷さんの人間的な成長をすごく感じました。この曲って、結婚する友人に向けて書いた曲なんですよね。

網谷:はい。前の職場の先輩から「結婚するから網谷に1曲歌ってほしい」と言われて。どうせ歌うなら、2人に向けた曲を作ろうと思って書きました。

―1曲目の“碧き青春”で<どうか戻して 出会う前の二人に>と歌っていた人が、ラストの“愛の花束”で<終わりがあるから綺麗で>と歌った。『綻び』を通して、新しいラブソングの答えを見つけたのかなと。

網谷:そうですね。これまでは前の彼女に対して曲を書いていたのが、違う女の人目線で書いたことで今までにない考え方が生まれました。新しい発見というか、引き出しが増えたのかなって。

―結婚式で披露したとき、先輩からの反応はいかがでした?

網谷:ありきたりな表現ですけど「めっちゃよかった!」って。先輩の奥さんは「ありがとー!」って言って泣いて喜んでくれました。

網谷直樹
網谷直樹

―実際に失恋を経て、網谷さんの「ラブソング」に対する意識はいかがですか?

網谷:この恋をいつまでも続けたいと思うんですけど、結局はうまくいかないっていうことをなぜか書いてしまうんですよね。ハッピーな恋愛の歌もいいと思うんですけど、実際に人生のなかでハッピーに終わる恋って10回のうち1回くらいしかないじゃないですか?

久保:まあ、そうだよね。

網谷:基本は別れがきてしまうんですよね。でも“愛の花束”は、ハッピーな人に向けた曲もあっていいかなと思って書きました。この曲だけは特別で、大抵の場合はどちらかの気持ちが切れてしまう結末がほとんどなので。

―たしかに基本的に恋愛は結婚して一生を共にするか、別れるかのどちらかですよね。みなさんは結婚するつもりで毎回女性と付き合っているのか、それとも、いずれ別れることを予見しながら付き合っているのか、どちらですか?

高宮:別れると思って付き合ってない、と言いたいんですけど……でも、心のなかではどこか別れることも感じながら付き合ってますね。僕は人生、フラれてばっかりで。

前に4年間付き合っていた人がいたんですけど、その子とはずっと一緒にいるだろうなと思っていたら、ある日、喧嘩をしてそのまま1週間会わなくなって。で、そのあと……僕と別れてないのに、その子がバイト先の先輩と付き合ってることが判明して。そこから、新しく彼女ができたとしても、別れることがよぎるようになりました。

高宮蘭真
高宮蘭真

本田:僕はいつも結婚する覚悟で付き合いますね。だけど、バンドをやっていると先が不安じゃないですか。音楽で稼げるのかどうかも、いつまで続けられるかもわからないし、その一方で自分も彼女もどんどん歳を取っていくし……そうやって考えると、実は無意識に別れを考えてるかもしれないですね。

―お話を伺って、意外とみなさんは似た者同士かもと思ったんですが、普段メンバー間でこういう話をしたりするんですか?

高宮:いやぁ、人間性に関しては結構バラバラだと思いますよ。もともと僕らは、通っていた学校も、育った環境も違って、バンド組むためだけに集まった4人なんですよね。気の合う友達同士からはじまった、というわけではないので、何をするにしてもみんなが違う意見を持っている4人で。でもそこがいいところだと思ってます。

―たしかに、人間性がバラバラだからこそ化学変化が生まれているかもしれないですね。みんなが同じタイプだったら、歌詞に合わせてもっと演奏がヘヴィになってもおかしくないですけど、爽快さや温かさのある音になっている。

網谷:そこは意識しているところですね。どんなシチュエーションにもマッチするように作ってます。歌詞は失恋のことを歌ってるけど、耳馴染みがいいメロディーにすることで、現状よりもちょっと上向きな気持ちで聴けるのかなって。そこはかなり意識してます。

ゆるふわリムーブ『芽生』(2017年)を聴く(Spotifyを開く
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『Eggs』
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リリース情報

ゆるふわリムーブ『綻び』
ゆるふわリムーブ
『綻び』

2018年5月16日(水)発売
価格:1,728円(税込)
EGGS-030

1.碧き青春
2.明日を鳴らせ
3.ウソヲツク
4.ブルースター
5.ブレイブ
6.シオンの涙
7.愛の花束

プロフィール

ゆるふわリムーブ
ゆるふわリムーブ

Gt./Vo.網谷、Gt.久保、Ba.本田、Dr.高宮による、広島を拠点に勢力的に活動中のフォーピースバンド。2015年8月度の「MASH A&R」のMONTHLY ARTISTに選出、同年12月にはスペースシャワー主催オーディション『Day Dream Believer』にて全国3569組より最終選考4組に残る。2016年1月20日にはタワーレコード「FIRE STARTER」レーベルよりワンコインシングル『透明な藍のようにe.p.』をリリースし、発売より9日で完売。2017年6月、もみじ銀行へのCM提供曲が収録されたミニアルバム『芽生』がリリース。2018年3月、『芽生』で『第10回CDショップ大賞2018「地方賞中国ブロック賞」』を受賞。同年5月、ミニアルバム『綻び』をリリース。ロマンチックなメロディーと感傷的な歌詞を武器に、広島から全国へ挑戦し続ける。

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