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Yogee New Waves×CHAI 2組が違いを超えて深く通じ合うワケ

Yogee New Waves×CHAI 2組が違いを超えて深く通じ合うワケ

『TOKYO MUSIC ODYSSEY 2018』
インタビュー・テキスト
天野史彬
撮影:小林真梨子 編集:山元翔一

東京・渋谷から発信する、スペースシャワ―TV主催の音楽とカルチャーの祭典『TOKYO MUSIC ODYSSEY』。その数あるコンテンツのひとつ、『SHIBUYA STREET PROJECT』に、Yogee New Wavesの角舘健悟さんと粕谷哲司さん、そしてCHAIのカナさんとユナさんが登場。シーンを賑わすアーティストが渋谷を散歩し、様々なアーティストのおすすめスポットを掲載したガイドマップを作成するこの企画を通じて、音楽の街・渋谷の今を切り取ります。

今回、Yogee New WavesとCHAIが向かったのは、プラネタリウムとゲームセンター。星空を眺めながらロマンチックに宇宙に思いを馳せ……たかと思いきや、プリクラを大いに楽しむという、なんともカオスな散歩になりましたが、渋谷を自由奔放に楽しむ4人の姿からは、今を生き、そして未来に向かって汗も涙も隠すことなく全速力で突き進んでくポジティブなエナジーが思いっきり発散されていました。CINRA.NETは2組のロケに同行し、密着取材を敢行。みなさんも、この2組とともに、今と未来を思う存分楽しんでください。

男子4人組のYogee New Wavesと、女子4人組のCHAIが通じ合うワケ

今回、渋谷でゆかりの地を回ったのは、「Yogee New Waves」(以下、Yogee)の角舘健悟さんと粕谷哲司さん、そして「CHAI」のカナさんとユナさん。今、若い世代から圧倒的な支持を得る2組は、共同のLINEグループを持っているほど親しい間柄だそう。まずは、そんな2組の関係性から話してもらいました。

左から:粕谷哲司、ユナ、カナ、角舘健悟 / ロケの模様は『TOKYO MUSIC ODYSSEY』のInstagramでも配信
左から:粕谷哲司、ユナ、カナ、角舘健悟 / ロケの模様は『TOKYO MUSIC ODYSSEY』のInstagramでも配信(Instagramを開く

カナ(Vo, Gt):去年、Yogeeのツアーに呼んでもらったんだよね。

粕谷(Dr):あれ、楽しかったなぁ。俺がCHAIのライブを最初に観たのは『SYNCHRONICITY'17』だったんだけど、すっげぇかっこよかったのを覚えてる。いいライブをするバンドだなって思った。

左から:粕谷哲司、角舘健悟
左から:粕谷哲司、角舘健悟

角舘(Vo,Gt):CHAIはニューウェーブっぽいよね。俺らはバンド名で「New Wave」って掲げているわりに、音楽性は全然ニューウェーブじゃないから(笑)。CHAIみたいにビートが基軸になっていて、そのうえでギターも歌もいいっていう、そういうバランス感覚のいいバンドは最近いなかったなと思う。本当にかっこいいよ。

カナ:嬉しい! Yogeeのイメージはね、「海」って感じ!

角舘:感覚的だなぁ(笑)。

カナ:Yogeeのステージって、「Yogee New Waves」っていうロゴのネオンが光ってるじゃん。あれがまさに、Yogeeのイメージそのものって感じ。

左から:カナ、ユナ
左から:カナ、ユナ

Yogee New Waves『SPRING CAVE e.p.』(2018年)収録曲

カナ:海の感じがあって、お洒落で、でも、どこか田舎っぽくもあって。流行っているし、お洒落な人たちが観に来るバンドなんだろうけど、でもどこか懐かしい。それが「今」の日本の音楽だなっていう感じがするし、Yogeeがトップに立ったら素晴らしいなと思うんだよね!

ユナ(Dr,Cho):私は、一緒にライブをやらせてもらったときをすごく覚えていて。Yogeeの4人の間には、「男の絆」みたいなものがあるなって思った。そのくらい、この4人には「塊」感がすごくあるんだよね。カスちゃん(粕谷)が、周りを見ながら一生懸命叩いている感じとか……。

粕谷:ははははは(笑)。ありがとう(笑)。

ユナ:Yogeeは、ライブを観ると一層よさがわかる。仲間に入りたくなるんだよね。

左から:カナ、ユナ
左から:カナ、ユナ

カナ:わかる! Yogeeは少年みたいなんだよね。だから、観ていてキュンとする瞬間があるし、Yogeeのライブを観ると、「音楽好き!」「バンドやりたい!」って思う。

角舘:自分たちだってバンドやってるじゃん(笑)。……でもさ、俺たちには男だけのバンド特有のものがあると思うけど、CHAIには、「オンナバンド」特有のグルーヴ感があるよね。それは音楽的な部分じゃなくても。やっぱり「かわいさ」みたいなものって、女の子だからこそ出るものだと思うし。

左から:粕谷哲司、角舘健悟
左から:粕谷哲司、角舘健悟

CHAI『わがまマニア』(2018年)収録曲

粕谷:確かに。今まで俺らの周りに男女混合のバンドはいたけど、女性だけのバンドっていなかったんだよね。俺たちは男だけで、CHAIは女の子だけでやっていて、だからこそ、この2組の間には特別な結託感が生まれているんだと思う。

角舘健悟というソングライターのポエジーが、四位一体の「バンド」という形態を伴うことで、特別なきらめきを生むYogee New Waves。

Yogee New Waves
Yogee New Waves(最新のインタビュー記事を読む

そして「NEOかわいい」という合言葉を強烈なグルーヴに乗せて、世の価値観を変えようとする無敵のオンナバンド・CHAI。

CHAI
CHAI(最新のインタビュー記事を読む

この2組の間には、性別をはじめとした様々な違いを乗り越えて、通じ合えるものがあるようです。

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プロジェクト情報

『SHIBUYA STREET PROJECT』

渋谷のストリートスナップ、日々変わっていく渋谷の風景をキャプチャーしながら、東京ローカルの遊び場や東京で活躍するアーティスト、クリエイターが旬な渋谷の音楽&カルチャー情報を発信。スクランブル交差点だけじゃない、観光ガイドには載らない渋谷の面白ポイントをチェック!

イベント情報

『TOKYO MUSIC ODYSSEY 2018』

『TOKYO MUSIC ODYSSEY』とは、「都市と音楽の未来」をテーマに、スペースシャワ―TVが東京、渋谷から発信する音楽とカルチャーの祭典。時代を創るアーティスト、クリエイターと、この街に集まる多種多様な人々が出会い、共に未来を描く、都市型フェスティバルです。

プロフィール

Yogee New Waves
Yogee New Waves(よぎー にゅう うぇいぶす)

2013年に活動開始。2014年4月にデビューEP『CLIMAX NIGHT e.p.』を全国流通でリリース。その後『FUJI ROCKFESTIVAL』《Rookie A GoGo》に出演。9月には1st album『PARAISO』をリリースし、年間ベストディスクとして各メディアで多く取り上げられる。2015年2月に初のアナログ7inchとして新曲『Fantasic Show』を発表。12月には2nd EP『SUNSET TOWN e.p.』をリリース。2017年1月にBa. 矢澤が脱退し、Gt.竹村、Ba.上野が正式メンバーとして加入し再び4人編成となり始動。5月17日に2ndアルバム『WAVES』をリリースし、CDショップ大賞2018前期のノミネート作品に選出。リリースツアーは全国8都市でワンマンを決行し各地ソールドアウト。夏には、『FUJI ROCK FESTIVAL』『ROCK IN JAPAN』『頂FES』『CIRCLE』『森道市場』『SWEET LOVE SHOWER』『WILD BUNCH』など、全国の大型野外フェスに多数出演。11月から全国公開の映画『おじいちゃん、死んじゃったって。』の主題歌に「SAYONARAMATA」が起用される。2018年3月14日にはメジャーデビューとなる新作『SPRING CAVE e.p.』をリリースした。

CHAI
CHAI(ちゃい)

ミラクル双子のマナ・カナに、ユウキとユナの男前な最強のリズム隊で編成された4人組、「NEO - ニュー・エキサイト・オンナバンド」、それがCHAI。誰もがやりたかった音楽を全く無自覚にやってしまった感満載という非常にタチの悪いバンドで、いきなりSpotify UKチャートTOP50にランクイン、2017年SXSW出演と初の全米ツアーも大成功、FUJI ROCK FESTIVAL“ROOKIE A GO GO”超満員を記録など、破天荒な活動を繰り広げる。そして期待値最高潮のなか2017年10月に1stアルバム『PINK』をリリースし、オリコンインディーチャート4位、iTunes Alternativeランキング2位にランクイン。また日本テレビ系『バズリズム02』の「コレはバズるぞ2018」では1位にランクイン、『第10回CDショップ大賞2018』に入賞など、注目度が更に増す中、2月に『PINK』US盤をアメリカの人気インディーレーベルBURGER Recordsよりリリースし、3月にはアメリカ西海岸ツアーと2度目のSXSW出演を大成功に収める!彼女たちに触れた君の21世紀衝撃度No.1は間違いなく『NEOかわいいバンド』、CHAIだよ!

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