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バレーボウイズ×永井聖一 定義や時間に縛られない生き方を語る

バレーボウイズ×永井聖一 定義や時間に縛られない生き方を語る

バレーボウイズ『なつやすみ'18 猛暑』
インタビュー・テキスト
金子厚武
撮影:馬込将充 編集:川浦慧、矢島由佳子

「意識変化」を意識したことはあまりない。とにかく面白いものを作ろうって、ずっと思ってるくらいですかね。(永井)

—バレーボウイズは昨年初の全国流通盤をリリースして、Creepy NutsやCHAIのブレイクもあって音楽ファンから注目されている「次世代ロック研究開発室」に所属したわけですが、結成当初と比べてどんな意識の変化がありますか?

ネギ:注目されるようになったというのもあるんですけど、みんなで話すようになったことが一番の変化だと思っていて。前は全部僕が「こうしよう」って提案して進めていたんですけど、今はみんなが自分から発言するようになって……ようやくバンドになったのかな?

前田:僕らはみんな同じ大学で、バンドをやる前から友達だったから、最初は「言わんでもいいやろ」って感じだったんです。でも、一緒にひとつのことをやるとなったら、言わないと進めへんこともあるなって感じたので、今はわりと言いたいことをズバズバ言ってますね。

前田流星(バレーボウイズ)
前田流星(バレーボウイズ)

—相対性理論もデモとして作った『シフォン主義』(2008年リリースの1stアルバム)で一気に注目を浴びたわけですが、当時はどんな意識変化がありましたか?

永井:「意識変化」を意識したことはあまりない。とにかく面白いものを作ろうって、ずっと思ってるくらいですかね。なので、今も『シフォン主義』を作ったときと基本スタンスはあんまり変わってなくて、「何か自分の意識を変えなきゃ」みたいなことはあんまりないです。

しいて言えば、お客さんの人数が増えてきて、責任感は多少出てきたんじゃないですかね。責任感というよりも緊張感かな。「ライブ前にお酒は飲まない」とか(笑)。

永井聖一
永井聖一

ネギ:僕らも、ライブ前に時間通り集合できるようにはなったな。1回メンバーに「何でちゃんとこうへんねん」って怒ったんですよ。そしたら、「僕の音、いる?」って言われたりして。前は僕が言って準備させていたけど、今は始まる前にちゃんと集まるし、練習してたりもするんで、そこは変わったと思います。

—そういう部分でも、「バンドになった」という感じでしょうか?

ネギ:……バンドになってんのかな?

前田:そもそも、バンドの定義が……僕ら、バレーボウイズ以外にバンドやったことないんですよ。なので、これがバンドなのかはわからんけど、最近になって、やっとみんなが同じ方向を見られるようになった感じはする。

—永井さんにも「自分たちはバンドだ」という意識はありますか?

永井:いや、僕は「バンド」って言わないようにしていて、「グループ」とか「プロジェクト」と言ってました。響きがダサいというか、自分達でやたら「バンド」って強調しているもので、あまり好きな音楽がないので。性格の悪いいとこのお兄さんで申し訳ないんですけど(笑)、俺らのときはそういう時代だったんじゃないですかね。

あと「定義がはっきりしてない」っていうのはまさにその通りで、ただ「制作をしている」っていう感覚に近い。「バンド」というと括りが大きすぎて、果たしてバンドって何なのかは未だにわからないです。「ライブが安定して、バンド感が増した」とか言われても、「その説明、雑じゃねえ?」って思ったり(笑)。

前田:僕も1回「バンドっぽくなったね」って言われて、「何?」って思ったことあります。「バンドって何やねん? 説明してくれ」って。

ネギ:でも、最初「バンドやらへん?」って始めたけどな(笑)。

永井聖一、バレーボウイズ

—きっかけの言葉にはなっているけど、逆にいうと、意識したのはそのときだけというか。

ネギ:括られるのが嫌なんじゃない?

前田:ああ、それはあるなぁ。「合唱系」とか言われたりするのも、「合唱してるけど?」って思う。括られるのが嫌というか、「どういうこと?」って思っちゃいますね。

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リリース情報

バレーボウイズ『なつやすみ'18 猛暑』
バレーボウイズ
『なつやすみ'18 猛暑』(CD)

2018年7月4日(水)発売
価格:2,160円(税込)
PFCF-1156 / felicity cap-284

1. アサヤケ
2. 卒業
3. 夏休みがおわる
4. ミラーボウル
5. マツリ~猛暑~
6. フラッシュバック
7. 海へ
8. タイトルコール(チャッキーの家ver.)

イベント情報

バレーボウイズ
『「なつやすみ'18 猛暑」リリースワンマンツアー』

2018年8月19日(日)
会場:東京都 下北沢 Basement Bar

2018年8月22日(水)
会場:大阪府 心斎橋 LIVE HOUSE Pangea

料金:各公演2,500円

プロフィール

バレーボウイズ
バレーボウイズ

みんなで合唱しようぜ!それがバレーボウイズ!ノスタルジックで歌謡ライクなメロディと歌のハーモニー、哀愁を帯びたギターで青春の響きを“合唱”のスタイルで聴かせる、京都精華大学の学園祭「木野祭」出演のために2015年に結成された男女混成グループ。2017年、ライブオーディション「TOKYO BIG UP!」でグランプリ、「FUJI ROCK FESTIVAL 2017」ROOKIEA GO-GO枠で初出演を果たした。11月8日には満を持して1stアルバム「バレーボウイズ」をリリース。2018年、「卒業/ひがしのまち」をカセットテープ&7inchレコードにてリリース。5月にはリリースパーティーを藤原ヒロシ、キイチビール&ザ・ホーリーティッツを迎えて渋谷WWWにて開催。8月には初ワンマンツアー決定!いよいよバレーボウイズの夏がやって来る!

永井聖一(ながい せいいち)

1983年生まれ、東京都出身。相対性理論など幅広く活躍。コンポーザーとしてもSMAP、山下智久に楽曲提供したほか、Spangle Call Lilli Line『dreamer』、Chocolat『風邪』などのプロデュースワーク、ムーンライダーズ、Chocolat&Akito、バッファロードーターのリミックス、UNIQLOやキユーピーなどのCM音楽を担当。ギタリストとしても布袋寅泰、FISHMANS+、THE BEATNIKSなど様々なミュージシャンと共演。近作に相対性理論『天声ジングル』など。9月2日(日)東京・EX THEATER ROPPONGIにて相対性理論 最新自主企画ライブ『変数I』を開催。

関連チケット情報

2018年9月21日(金)
シャムキャッツ
会場:心斎橋JANUS(大阪府)
2018年9月24日(月)
OKAYAMA マチノブンカサイ 2018
会場:旧内山下小学校(岡山県)
2018年10月6日(土)
MEGA★ROCKS 2018
会場:仙台市内の11会場(宮城県)
2018年10月6日(土)〜10月8日(月)
MINAMI WHEEL 2018
会場:ミナミ・ライブハウス各所(大阪府)
2018年10月8日(月)
This is party!!!
会場:TSUTAYA O-nest(東京都)
2018年10月11日(木)
Gateballers
会場:LIVE HOUSE Pangea(大阪府)
2018年10月26日(金)〜10月28日(日)
ボロフェスタ2018
会場:KBSホール(京都府)
2018年11月4日(日)
Scramble Fes 2018
会場:TSUTAYA O-EAST(東京都)

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