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三浦直之とEMCによるファミレス感漂う「ポップカルチャー」談義

三浦直之とEMCによるファミレス感漂う「ポップカルチャー」談義

ロロ『四角い2つのさみしい窓』
インタビュー・テキスト
ヒコ(『青春ゾンビ』)
撮影:もてスリム 編集:川浦慧(CINRA.NET編集部)

この10年で印象に残っている「ポップカルチャー」を語り合う

ヒコ:ここまで話を聞いてきても、三浦さんとEMCの「ポップカルチャー」に対する愛と感謝のまなざしには、共通する部分があるのではないかと思います。そんな2組の原体験を考えるべく、この10年で印象に残っているポップカルチャーを挙げていきながら、三浦さんとEMCに通じる感覚を探っていきましょう。

C:10年かぁ~。『笑っていいとも!』(フジテレビ系)のグランドフィナーレは入るなぁ。

三浦:『笑っていいとも!』『SMAP×SMAP』『とんねるずのみなさんのおかげでした』『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)の最終回は入っちゃう。

左から:三浦直之、C
左から:三浦直之、C

松本:これ、じっくりやってると5時間くらいかかっちゃうよ(笑)。

三浦:バラエティーなら俺は『クイズ☆タレント名鑑』(TBS系)かな。とくに『GO!ピロミ殺人事件』は、バラエティーから、突然ドラマになるっていう流れにすごい衝撃を受けたのを覚えてる。

江本:急にマスパンのナレーションが始まってね。あれは最高だった。

三浦:あそこからプロデューサーの藤井健太郎さんの番組を追いかけるようになったなぁ。『Kiss My Fake』(TBS系)も大好きだし。

松本:俺は『めちゃ×2イケてるッ!』なら、エスパー伊東ドッキリが好きなんだよなぁ。「24時間テレビ」と偽って、いろいろチャレンジさせるんだけど……。

C:エスパー伊東がどんどんズルしちゃうやつだ!

ヒコ:最後、逮捕されちゃうんですよね(笑)。

三浦:松本さんがそこまでレコメンするなら、俺たちの『めちゃイケ』はエスパー伊東ドッキリにしよう。

松本:僕ら全員が大好きなのは、やっぱり『SMAP×SMAP』の「SMAP5人旅」じゃないですか?

松本壮史
松本壮史

三浦:あー! それは絶対入りますよ。今でも、元気なくなるとよく見返すもん。

松本:SMAPに関しては、ヒコさんの解説がほしいです。副音声みたいにヒコさんに解説してもらいながら、みんなで一緒に見たい(笑)。

ヒコ:「SMAP5人旅」に関しては、車の座席の配置だけで30分はしゃべりたいですね。

一同:(笑)。

ヒコ:運転する素振りは一切見せないんだけど、助手席を絶対に譲らない木村くんと、それを当たり前のように受け入れている4人とか。最初は中居くんが運転席で、助手席が木村くんなんですよ! 「なんでワイパー動かすんだよ」「だってウインカーこっちなんだもん」みたいな会話を2人だけでしているのが尊くて……。

C:ちょっとだけ2人の空間になる瞬間。あれはマジでたまんない。

ヒコ:カラオケのシーンももちろんいいんですけど、細かいところで言うと、「豚の生姜焼き食わない?」と中居くんに提案する慎吾ちゃんとか。中居くんの白米のかっこみ方は至高ですね。

松本:美味そうに食いますよね。わかるわ~。

「あのとき、一番対バンしたいバンドはTHREE1989だったもん(笑)」(江本)

C:あとテレビなら『テラスハウス』(フジテレビ系)は入れたいな。

三浦:いいね。俺はやっぱり軽井沢編の序盤だな。あんなにノンストップでなにかを見続けたの、すごく久しぶりだった。

江本:翔平が聖南さんに教会で告白するシーンもすげえ好きだった。あのとき、一番対バンしたいバンドはTHREE1989だったもん(笑)。

江本祐介
江本祐介

ヒコ:スポ根少女漫画的ラブストーリーとか、教会での告白とか、月9で見たいものがぜんぶ詰まってる感じでしたよね。

三浦:まさに。トレンディドラマはもう月9では作ってくれないですからね。

ヒコ:ラジオはどうですか? みんな聴いてますよね?

松本:『オードリーのオールナイトニッポン』とか『空気階段の踊り場』とかいろいろあるけど、ひとつ選ぶなら『アルコ&ピースのオールナイトニッポン』で、車でアメリカ大陸を横断しながら放送するって体の回がめちゃくちゃよかった。あれ、『山下智久・ルート66~たった一人のアメリカ』って番組のオマージュらしいです(笑)。

C:パイ食い競争しているアメリカの村に寄ったりして……『スタンド・バイ・ミー』にそういうシーンがあるんですよね。

三浦:コント感とか名作映画への下敷きとか多くて、今までにないラジオだったよね。

三浦直之
三浦直之
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リリース情報

『東京で考え中』
Enjoy Music Club
『東京で考え中』

2019年5月9日(木)配信

イベント情報

ロロ新作本公演『四角い2つのさみしい窓』

2020年1月30日(木)~2月16日(日)
会場:こまばアゴラ劇場
脚本・演出:三浦直之

プロフィール

三浦直之(みうら なおゆき)

ロロ主宰/劇作家/演出家。10月29日生まれ宮城県出身。2009年、日本大学藝術学部演劇学科劇作コース在学中に、処女作 『家族のこと、その他たくさんのこと』が王子小劇場「筆に覚えあり戯曲募集」に史上初入選。同年、主宰としてロロを立ち上げ、全作品の脚本・演出を担当する。自身の摂取してきた様々なカルチャーへの純粋な思いをパッチワークのように紡ぎ合わせ、様々な「出会い」の瞬間を物語化している。2015年より、高校生に捧げる「いつ高シリーズ」を始動。高校演劇のルールにのっとった60分の連作群像劇を上演し、戯曲の無料公開、高校生以下観劇・戯曲使用 無料など、高校演劇の活性化を目指す。そのほか脚本提供、歌詞提供、ワークショップ講師など、演劇の枠にとらわれず幅広く活動中。2016年『ハンサムな大悟』第60回岸田國士戯曲賞最終候補作品ノミネート。

Enjoy Music Club(えんじょい みゅーじっく くらぶ)

2012 年結成。「エンジョイミュージック」を合言葉に集まった3人組ラップグループ。2015年11月に1st アルバム「FOREVER」発売。NHK E テレの子ども番組「シャキーン!」やテレビ東京系「モヤモヤさまぁ~ず 2」、日本テレビ系深夜ドラマ「住住」に楽曲提供。テレビ東京『ゴットタン』内企画「マジ歌選手権」ではバカリズム氏とコラボ。同番組ライブ企画『マジ歌ライブ2018in横浜アリーナ』では12000人を前にグループ初のコール・アンド・レスポンスに挑戦した。2018年には中国ツアーも敢行し、日本国外にも活動の幅を広げている。

ヒコ

ポップカルチャーととんかつを愛するブログ『青春ゾンビ』の主宰。

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