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Sen Morimotoが見つめるシカゴと日本。結んだ線の延長上で

Sen Morimotoが見つめるシカゴと日本。結んだ線の延長上で

Sen Morimoto『Sen Morimoto』
テキスト
金子厚武
編集:後藤美波、山元翔一(CINRA.NET編集部)
2020/10/23

Sen Morimotoが2年ぶりとなる新作『Sen Morimoto』を完成させた。京都出身・シカゴ在住の音楽家で、ジャズとヒップホップをクロスオーバーさせるマルチ楽器奏者であるSen Morimotoは、2018年に初のフルアルバム『Cannonball!』を発表すると、88risingとのコラボが大きな話題に。新作にはシカゴのミュージシャンが多数参加するとともに、昨年の日本ツアーで交流を深めたAAAMYYYをフィーチャーした楽曲も収録されている。

今回は昨年10月の来日時のインタビューと、最新インタビューを基にして、Sen Morimotoの過去と現在に深く迫った。前編では、これまでの歩みやパーソナリティを改めて掘り下げつつ、今の時代を「アメリカと日本の音楽が双方向になりつつある」と語り、将来的には日本のミュージシャンをシカゴに紹介する役割を果たそうと考えてもいるというSen Morimotoに、現在のアメリカと日本の音楽の関係性について語ってもらった。

(メイン画像撮影:Dennis Elliott)

人とつながって、友達になって……それが旅をしながら音楽をやることの醍醐味。

―新作の制作が本格的にスタートしたのはいつ頃でしたか?

Sen:『Cannonball!』と、プロデュースを手伝ったKAINA(シカゴを拠点に活動するシンガー。2019年のMorimotoの来日ツアーにも参加)の『Next To The Sun』をリリースした後、僕は両方のバンドで2年間ツアーを続けていて。ツアー中もできるときに曲のアイデアを書き留めてはいたんだけど、自分の家を離れて音楽を完成させるのはとても難かったので、実際に曲が形になり始めたのは去年の今頃かな。

―その際、テーマやコンセプトはあったのでしょうか?

Sen:コンセプトは本当に何もなかった。ときどき自分が作っている曲を聴き返して、その中にコンセプトがすでに存在しているかどうかを考えてみたりもしたけど、曲っていうのは、ある特定の瞬間に自分がどう感じたかを歌っているだけのものだったりするからね。

Sen Morimoto(せん もりもと) Photo Credit: Dennis Elliott<br>京都生まれシカゴ在住のアーティスト。サックスを手にした事で始まったミュージシャン人生はピアノ / ドラム / ギター / ベースなど様々な楽器を演奏するマルチプレイヤーとして活躍。兄のYuya Morimotoと制作した”Cannonball”のPVを88risingのショーン・ミヤシロが気に入り88risingのYouTubeチャンネルからリリースされ話題となる。その後シカゴの友人でマルチ奏者NNAMDÏによるレーベルSooper Recordsよりアルバム『Cannonball!』をリリースしサマーソニック2018で圧巻のパフォーマンスを見せる。2019年には初のジャパン・ツアーを行いTempalayのAAAMYYYと競演する。2020年10月には2ndアルバム『SEN MORIMOTO』をリリース。
Sen Morimoto(せん もりもと) Photo Credit: Dennis Elliott
京都生まれシカゴ在住のアーティスト。サックスを手にした事で始まったミュージシャン人生はピアノ/ドラム/ギター/ベースなど様々な楽器を演奏するマルチプレイヤーとして活躍。兄のYuya Morimotoと制作した”Cannonball”のPVを88risingのショーン・ミヤシロが気に入り88risingのYouTubeチャンネルからリリースされ話題となる。その後シカゴの友人でマルチ奏者NNAMDÏによるレーベルSooper Recordsよりアルバム『Cannonball!』をリリースしサマーソニック2018で圧巻のパフォーマンスを見せる。2019年には初のジャパン・ツアーを行いTempalayのAAAMYYYと競演する。2020年10月には2ndアルバム『SEN MORIMOTO』をリリース。

―昨年の日本ツアーではCINRA.NET主催の『NEWTOWN 2019』にご出演いただき、和田彩花さんとのコラボレーションを行いました。感想を聞かせてください。

Sen:あやちょ(和田彩花)はとてもクールだったよ。彼女とプレイするのは初めてだったけど、雰囲気が変わってよかった。KAINAともああいう感じのセットをやっているんだけど、ひとつのバンドが色んな人のバックでプレイするから、オープナーからスムーズにセットが運ぶ。その変化を一緒に楽しめたのもよかったね。

―和田さんとはお互いのことについて話す機会はありましたか?

Sen:いや、僕の日本語は拙いし、彼女もあまり英語が話せないから、軽い会話くらいしかできてない。でも、お互い言葉で説明しきれない相手と一緒にプレイするというのもクールなことだと思うんだ。そうなると耳だけが頼りになるからね。まあ、ホントはもっと知りたいと思うよ。それが旅をしながら音楽をやることの醍醐味だと思うし。人とつながって、友達になって……実際去年のツアーではいろんな人に会えて、とてもいい気分だった。

KAINA“Could Be a Curse Feat. Sen Morimoto”MV
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リリース情報

Sen Morimoto『Sen Morimoto』国内流通盤
Sen Morimoto
『Sen Morimoto』国内流通盤(CD)

2020年10月23日(金)発売
価格:2,420円(税込)
AMIP-0217

1. Love, Money Pt. 2
2. Woof
3. Symbols, Tokens
4. Butterflies Ft. KAINA
5. Deep Down Ft. AAAMYYY
6. Tastes Like It Smells Ft. Lala Lala, Kara Jackson, Qari
7. Save
8. Wrecked Ft. NNAMDÏ
9. Goosebumps
10. Daytime But Darker
11. The Things I Thought About You Started To Rhyme
12. The Box ft. Joseph Chilliams
13. You Come Around
14. Nothing Isn’t Very Cool
15. Jupiter

プロフィール

Sen Morimoto(せん もりもと)

京都生まれシカゴ在住のアーティスト。サックスを手にした事で始まったミュージシャン人生はピアノ/ドラム/ギター/ベースなど様々な楽器を演奏するマルチプレイヤーとして活躍。弟と制作した”Cannonball”のPVを88risingのショーン・ミヤシロが気に入り88risingのYouTubeチャンネルからリリースされ話題となる。その後シカゴの友人でマルチ奏者NNAMDÏによるレーベルSooper Recordsよりアルバム『Cannonball!』をリリースしサマーソニック2018で圧巻のパフォーマンスを見せる。2019年には初のジャパン・ツアーを行いTempalayのAAAMYYYと競演する。2020年10月には2ndアルバム『セン・モリモト』をリリース。

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