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ユニコーンが全員で振り返る「100周年」。ド派手に活動した2019年

ユニコーンが全員で振り返る「100周年」。ド派手に活動した2019年

『ユニコーン100周年展~百が如く~』
インタビュー・テキスト
麦倉正樹
撮影:関信行 編集:川浦慧(CINRA.NET編集部)

100周年ツアーで発見した画期的なアイデア「1公演100分」という縛り

―EBIさんは、去年の活動を振り返っていかがですか?

EBI:100周年なので、本当は100本ライブをやりたかったんですけど、せいぜい50本でしたね。それぐらいが、ちょうど良かったです。

ツアーの合間にはアルバムのレコーディング期間を設けることもできました。だから去年は、ライブも制作も、ものすごく充実していました。本当に、あっという間に過ぎていったし。それと比べると今年は、僕らだけではなく、世の中全体がこういう状況になってしまったので、なおさら、去年あれぐらい盛大にライブができて良かったと、今になって改めて思いますね。

EBI
EBI

―奥田さんは、いかがですか?

奥田:この100周年ツアーの何がすごかったって、1公演100分という縛りを設けたことだと思うんです。あれは本当に画期的なアイデアで、結果的にもバッチリだったんですよね。お客さんも最初は「ちょっと物足りないんじゃないか?」っていう思いもあったと思うんですけど、やってみたらそんなこともなく。100分で終わるから、やるほうもちゃんとやるじゃないですか。

手島:うん、去年のツアーは、すごくタイトだったよね。

EBI:ダラダラしたところが全然なかった。

奥田:そう、100分って決まっているので、ダラダラすることができない(笑)。

川西:一回、ドラムソロをやったら、メンバーにすごく怒られましたから(笑)。

『100周年ツアー"百が如く"』より“でんでん”ライブ映像

奥田:とにかく、これはもう、素晴らしいアイデアだったと思うんですよね。100分っていうのは、いろいろとちょうどいい時間で、ライブが終わったあと、みんなで飯を食いにいって、酒も飲むじゃないですか。その時間を測ってみたら、それも100分だったんですよ。

―(笑)。

川西:まあ、それを過ぎると、ちょっと飽き始めるからね。同じ話を繰り返したり(笑)。

奥田:そうそう。だから、100分ライブをやって100分飯を食うっていうのは、すごくいいパターンだなって思って。これはもう、普通に戻れない感じですね。何なら俺は、それをソロにも持ち込もうかと思っているので(笑)。

奥田民生
奥田民生

ABEDON:「新しい生活様式」だ(笑)。それを一足早く取り入れていたっていう。

―最初から時間が決まっていれば、観る側も集中して観ますからね。

奥田:そうなんですよ。観ているお客さんもダラダラしないし、ライブのあとの予定も立てられるじゃないですか。お客さんも、ライブのあとの飯の予約ができる。誰が何と言おうと、ユニコーンはこれでいきますから。

ABEDON:そうなんだ。ま、いいと思う(笑)。

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イベント情報

『ユニコーン100周年展~百が如く~』

2020年11月20日(金)~11月23日(月・祝)
会場:東京都 表参道ヒルズ 本館B3F スペース オー
時間:11:00~20:00
※入場は閉場時間の30分前まで
料金:一般2,500円 (税込) 学生(大高生)2,000円(税込)

※入場は事前予約制です。本展公式ウェブサイトで日時指定券をご購入ください。

プロフィール

ユニコーン

1986年に広島で結成。翌1987年にメジャーデビュー。1989年のアルバム「服部」でABEDONが正式加入してからは、全員が楽曲制作に携わりボーカルも取るようになる。また、担当以外の様々な楽器も使いこなすフレキシブルなスタイルで、独自の路線を突き進む。「大迷惑」「働く男」「雪が降る町」「すばらしい日々」など、名作と呼ばれつつもイマイチ売上に繋がらなかった数々の曲を残して1993年9月に解散。解散後は、バンドやソロでそれぞれが活動していたが、2009年年始に突如、再始動を発表。シングル「WAO!」で鮮烈な復活を果たし、名作アルバム「シャンブル」を発表、大成功をおさめた。その後も、アルバムリリースや全国ツアーなど、コンスタントに活動。ライブでは、圧巻のステージを見せたかと思えば、独特の寸劇が始まったりするなど、個性豊かな5人の異才達からなる、日本を代表する唯一無二のロックバンドである。

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