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あの人の音楽が生まれる部屋 vol.27 GLIM SPANKY

あの人の音楽が生まれる部屋 vol.27 GLIM SPANKY

KORG
インタビュー・テキスト
黒田隆憲
撮影:中村ナリコ

GLIM SPANKYのライブパフォーマンスが磨かれる部屋

都内某所にある練習スタジオ。ここで二人はサポートメンバーと共に、ライブリハーサルを行っています。GLIM SPANKYの楽曲の多くは松尾さんによる作詞作曲。歌詞を書き留めるノートと録音用のiPhone、そしてアコギ1本があればどこでも曲作りが始まります。ある程度、大まかなメロディーとコード進行が決まったら、そこから先は亀本さんの作業。サウンドの方向性やギターリフ、ベースやドラムのフレージング、ビート感などを細かく詰めていきます。GLIM SPANKYの音楽性にとって、二人ともなくてはならない存在なのです。

スタジオ風景
スタジオ風景

お気に入りの機材 1:Gibson「Les Paul Deluxe」

Gibson「Les Paul Deluxe」

亀本さんがメインで使っているエレキギターが、このGibson USA「Les Paul Deluxe 2015」。ミニハムバッカーを搭載し、ブライトなトーンが魅力的なモデルです。

亀本:見た目も気に入っているし、音もすごく好きです。クリーントーンでのカッティングやアルペジオは、通常のハムバッカーほど太過ぎず、シングルコイルほど細過ぎない、絶妙な心地よさがあります。このニュアンスは他のギターでは代わりがきかないですね。レスポールのシルエットからはイメージできないほどシャリッとした音も作ることができます。今はレコーディングもライブもこれをメインに使っていますね。

亀本寛貴

お気に入りの機材 2:Gibson「Les Paul Special」

Gibson「Les Paul Deluxe」

1955年にGibson「Les Paul」のスチューデントモデル(いわゆる廉価版)として発売されたモデルが「Les Paul Special」です。松尾さんが持っているのは、おそらく1980年代後半に作られたもの。ピックアップを交換するなど、改造も施しています。

松尾:中学3年生の頃に初めてもらったギターがこれでした。父の友人に、何十本もギターを持っているブルース好きのおじさんがいて、その人のところでギターの弦の張り替え方を教えてもらったら、「初めて弦を張った記念にあげるよ」と言ってくれたんです(笑)。ネックが折れたこともあるんですけど、綺麗に直して使っています。今日久々に弾いてみたら、やっぱりすごくいい音だったので、またしばらくメインで使ってみようかな。

松尾レミ

お気に入りの機材 3:KORG「nanoKEY2」

KORG「nanoKEY2」

KORG「nanoKEY2」は、MIDIキーボードに求められる機能を必要最小限に絞り込んだ、DTMユーザーの強い味方。軽くて薄く、コンパクトなので持ち運びも便利です。白鍵と黒鍵の色が反転しているユニークなデザインもお気に入りなのだとか。

亀本:GLIM SPANKYのアレンジは、まず僕が自宅でデモを作るところから始まるのですが、打ち込み作業で使用しているのがKORG「nanoKEY2」です。僕はそれほど鍵盤を弾けるわけではないので、メロディーや簡単なフレーズを打ち込む程度なのですが、やっぱり音階を視覚的に見られるのは便利ですね。コンパクトなので持ち運びにも便利で、これがあれば移動中や待ち時間にも作業ができて助かっています。

KORG「nanoKEY2」

お気に入りの機材 4:KORG「Liverpool」

KORG「Liverpool」

ユニオンジャックをあしらったデザインが強烈なインパクトを放つ、KORG 「Liverpool」。THE BEATLESの代表曲が100曲搭載されており、演奏に合わせて歌ったり、各パートをミュートしてソロ演奏をしたりと、まるでTHE BEATLESのメンバーと共演しているような気分を味わえる画期的なキーボードです。また、THE BEATLESのアレンジを借りて演奏ができる機能も搭載。

松尾:これは、THE BEATLESが大好きな私たちのためにあるような楽器です!(笑) THE BEATLESの曲で遊べるなんて最高ですよね。それほど鍵盤が弾けない人でも楽しめるし、夢中で遊んでいるうちに鍵盤の演奏力が上がるかも。自分たちの楽曲をアレンジする上でのヒントも見つかるし、1台あると楽しいですね。

KORG「Liverpool」

たとえ世間とは違う方向だったとしても、自分の信じた道を信じて突き進んで行きたい、そこでしか見られないような「絶景」を見たいという松尾さん。道なき道を進む過程には、きっとまた悔しさや怒りを感じることもあるかもしれません。でもきっと、それをバネに素晴らしい楽曲を届けてくれるはず。そして、誰もが憧れる非日常的なロックスターをこれからも体現してくれるでしょう。

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スタジオ機材リスト

コンピューター
Apple「Mac Book Pro」

DAWソフト
Apple「Logic Pro X」

オーディオインターフェース
Native Instruments KOMPLETE Audio 6

ギター
Gibson「Les Paul Special」
Gibson「Les Paul Deluxe」

チューナー
KORG「Pitchblack」

エフェクター
Electro Harmonix「STEREO MEMORY MAN WITH HAZARAI」
YAMAHA「GE-10M II Graphic Equalizer」
ARC Effects「BIG GREEN」
Fulltone「FB-3 FAT BOOST 3」
ZVEX EFFECTS「Vexter Series Fuzz Factory」
LINE 6「M5 STOMPBOX MODELER」
Electro Harmonix「Nano Small Stone」

MIDIキーボード
KORG「nanoKEY2」

キーボード
KORG「Liverpool」

リリース情報

GLIM SPANKY『ワイルド・サイドを行け』初回限定盤
GLIM SPANKY
『ワイルド・サイドを行け』初回限定盤(CD+DVD)

2016年1月27日(水)発売
価格:2,700円(税込)
TYCT-69097

[CD]
1. ワイルド・サイドを行け
2. NEXT ONE
3. BOYS&GIRLS
4. 太陽を目指せ
5. 夜明けのフォーク
[DVD]2015年10月17日赤坂BLITZワンマン公演
1. サンライズジャーニー
2. 焦燥
3. MIDNIGHT CIRCUS
4. ダミーロックとブルース
5. 褒めろよ
6. WONDER ALONE
7. リアル鬼ごっこ
8. NEXT ONE
9. 大人になったら
10. さよなら僕の町

GLIM SPANKY『ワイルド・サイドを行け』通常盤
GLIM SPANKY
『ワイルド・サイドを行け』通常盤(CD)

2016年1月27日(水)発売
価格:1,620円(税込)
TYCT-60077

1. ワイルド・サイドを行け
2. NEXT ONE
3. BOYS&GIRLS
4. 太陽を目指せ
5. 夜明けのフォーク

イベント情報

GLIM SPANKY
『“ワイルド・サイドを行け”ツアー』

2016年4月2日(土)OPEN 17:30 / START 18:00
会場:愛知県 名古屋 SPADE BOX

2016年4月3日(日)OPEN 17:30 / START 18:00
会場:大阪府 心斎橋 JANUS

2016年4月16日(土)OPEN 17:00 / START 18:00
会場:東京都 恵比寿 LIQUIDROOM

プロフィール

{アーティスト名など}
GLIM SPANKY(ぐりむ すぱんきー)

1960~70年代のロックとブルースを基調にしながらも、新しさを感じさせるサウンドを鳴らす、松尾レミ(Vo,Gt)と亀本寛貴(Gt)による男女2人組新世代ロックユニット。2007年長野県内の高校にて結成。2009年には10代バンドの登竜門であるコンテスト『閃光ライオット』で、全国5500組の中から14組のファイナルに選ばれる。2014年6月に1stミニアルバム『焦燥』でユニバーサルミュージック Virgin Musicよりメジャーデビュー。その後、水原希子出演スズキ「ワゴンRスティングレー」のCMに、松尾レミがカバーするジャニス・ジョップリンの“MOVE OVER”が使われ、松尾レミの歌声は大きな反響を呼び、昨年から既に8つものCMで歌唱を担当。2016年1月27日、2ndミニアルバム『ワイルド・サイドを行け』をリリース。2人の野望は「日本語の楽曲で世界に打って出ること」。

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