佐藤好彦の連作プロジェクト「SOICHIRO」の第1弾、ホンダの造形美を作品に抽出

機械を生み出す人間の情熱と、そこから発生し、増幅される造形美はものづくりの精神として根本的につながるものがあるのかもしれない。馬喰町のラディウムにて、11月7日(金)から29日(土)まで佐藤好彦の展覧会『TRACHEA』が開催される。

これまでにエフェクター「MXR」や、スピーカー、ギターなどプロダクトに宿るエネルギーを彫刻などの作品で発表していた佐藤が、新しく「SOICHIRO」と名づけられたスタートした。プロジェクトの最終目的である10台のホンダRA273エンジンを連結した彫刻作品「RA2730」の、1/12のマケットと美しいCGの限定ポスターから静かにスタートしたこのプロジェクトは、機械を生み出す人間の情熱と、そこから必然的に発生した造形美を増幅することで、ものづくりの精神に対する賛美とその鼓舞をテーマにしている。

同プロジェクトの第1弾にあたる今回の展覧会「TRACHEA(気管)」は、最後の燃焼室ともいわれるエンジンの重要な部分となるエキゾーストパイプとモチーフにした1点の彫刻によって構成されている。

ホンダのチャレンジスピリッツへの賞賛と、それに繋がる情熱を感じることができるだろう。

『TRACHEA』
2008年11月7日(金)~29日(土)11:00~19:00 
会場:ラディウムーレントゲンヴェルケ(東京・馬喰町)

出展作家:佐藤好彦

休館日:月、日、祝祭日
料金:無料

「オープニングパーティー」
2008年11月7日(金)20:00~

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