都市の風景などを複数の視点から捕らえ、その世界を作品化するアーティスト、鈴木健司と藤野尋子を紹介する企画展『dualscape』が、artlantico gallery(アトランティコギャラリー)にて8月9日(土)まで開催中だ。
複数の風景を重ね合わせた絵画作品を制作。近年ではシルバーの画材が持つ独特の質感を積極的に取り入れている鈴木健司と、ガラスの独特の質感を活かしながら、裏と表、破壊と創造など、都市の風景を2つの側面からとらえた立体作品を制作する藤野尋子。
手法は違えど、共鳴しあう2人の世界観を感じることができる企画展となっている。
鈴木健司・藤野尋子
『dualscape』
2008年7月5日(土)~8月9日(土)12:00~19:00
※木・金・土曜日のみオープン
会場:アトランティコギャラリー(東京・神楽坂)
出品作家:鈴木健司、藤野尋子
料金:無料
(画像上:鈴木健司「Color of vision」2008年 oil on canvas 909×1167mm、画像下:藤野尋子「+←→−」2007年 ガラス、ステンレス 900×900×380mm)