躍進中の4ピースバンド「クリープハイプ」から1stアルバム『踊り場から愛を込めて』

2010.09.17 Fri

4ピースバンド「クリープハイプ」の1stアルバム『踊り場から愛を込めて』が、9月8日にリリースされた。

2009年末に新メンバーを迎え、活動をスタートしたクリープハイプ。昨年10月に限定発売され、現在では入手困難となっている『mikita e.p.』以来約1年振りとなる新作は、相対性理論や神聖かまってちゃんなど数々のブレイクアーティストを輩出したことでも知られる「タワレコメン」にも選ばれ、注目度の高い作品だ。

MySpaceで先行公開されたリード曲“左耳”は、ACIDMANなどのミュージックビデオを手がけている映像クリエイターの小嶋貴之を監督に迎えたミュージックビデオも制作されており、女性目線で描かれた歌詞にフィーチャーしたユニークな仕上がりになっている。同アルバムには、タイトルが印象的な“美人局（つつもたせ）”や、「何もいいことないから死にたくなった」というAメロからはじまるナンバー“風にふかれて”など、濃厚な世界観が広がる全11曲を収録。フォーク色の強い歌詞をハイトーンボイスで歌い上げるボーカルが印象的だ。

現在彼らはアルバムを携えたツアー『心の中の第二次世界大戦ツアー』の真っ最中。下北沢Daisy Barと武蔵野公会堂のワンマン公演を含むこのツアーで、是非彼らの魅力を体感してもらいたい。