細川貂々による同名コミックエッセイの実写映画作品『ツレがうつになりまして。』が、10月8日から全国で公開される。
同作は、夫がうつ病になったことをきっかけに自分たちを見つめ直し、成長していく夫婦の姿を描いた作品。原作は重い題材を扱ったコミックエッセイとしては異例のヒットを記録した。今回の映画化では、明るくコミカルな視点で綴られた原作を踏襲し、お互いに相手を思いやりながらも型にはまらないマイペースな夫婦のあり方を、ユーモアを交えて描いている。
監督は、『陽はまた昇る』『半落ち』などで知られる佐々部清。原作に惚れ込みメガホンを取ったという佐々部は、「日本が抱える大きな問題をアッケラカンと吹き飛ばす原作のパワーに魅了された」とコメントしている。
また、夫を支えながらたくましく成長していく妻・晴子役を宮崎あおい、突然うつ病になるサラリーマンの夫役を堺雅人が熱演。脇を固めるキャスト陣には、吹越満、梅沢富美男、大杉漣、余貴美子といった個性派俳優が名を連ねている。
『ツレがうつになりまして。』
2011年10月8日から全国で公開
監督：佐々部清
脚本：青島武
原作：細川貂々『ツレがうつになりまして。』『その後のツレがうつになりまして。』『イグアナの嫁』（いずれも幻冬舎文庫）
出演：
宮?あおい
堺雅人
吹越満
津田寛治
犬塚弘
梅沢富美男
田山涼成
大杉漣
余貴美子
配給：東映
（画像：©2011「ツレがうつになりまして。」製作委員会）
