Beastie BoysのMCAことアダム・ヤウクが逝去、享年47歳

Beastie BoysのMCAことアダム・ヤウクが、5月4日にニューヨークで逝去した。享年47歳。

ヤウクは2009年に耳下線腫瘍と診断されたことを受け、活動を一時休止。その後は手術の成功なども伝えられていたが、今年4月に行われた『ロックの殿堂』の授賞式にも出席していなかった。オフィシャルサイトの発表によると、患っていたがんにより逝去したという。

Beastie Boysは1979年にパンクバンド「THE YOUNG AND THE USELESS」として結成。1981年にBeastie Boysに改名し、ロックとラップの融合もいち早く実現させるなど数多くの独創的な功績を残したほか、白人HIP HOPの草分け的存在として広く影響を与えた。また、ヤウクはチベット仏教徒として知られ、1996年に初開催されたチベット解放を支援する音楽フェスティバル『チベタン・フリーダム・コンサート』運営の中心人物としても知られていた。

なお、MTVではヤウクを追悼する2時間番組をオンエア。再放送は本日5月7日16:00から予定されている。

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