妄想と謎の男が交錯する宮藤官九郎監督の新作映画『中学生円山』、音楽は向井秀徳

2013.04.18 Thu

宮藤官九郎監督・脚本の映画『中学生円山』が、5月18日から全国で公開される。

現在放送中のNHK連続テレビ小説『あまちゃん』の脚本を手掛けていることでも話題を集めている宮藤官九郎。2009年公開の『少年メリケンサック』以来約4年ぶりの監督作品となる『中学生円山』は、性的な妄想にとらわれながら「自主トレ」に励む男子中学生が、同じ団地に引っ越してきたシングルファーザーと出会い、成長していく姿を描いた異色の青春ヒーローアクション作品だ。

謎のシングルファーザー下井辰夫役を草なぎ剛が演じるほか、中学生・円山克也役を宮藤脚本のドラマ『11人もいる！』にも出演した平岡拓真が演じる。さらに仲村トオル、坂井真紀、ミュージシャンの遠藤賢司、映画『息もできない』で知られるヤン・イクチュンがキャスティングされている。また、劇中音楽は『少年メリケンサック』に続いて向井秀徳が手掛けている。

なお、同作の公開を記念するイベント『遠藤賢司ナイト』が、4月19日に東京・新宿バルト9で開催。当日は宮藤官九郎、遠藤賢司、三宅弘城によるトークに加え、遠藤によるミニライブや遠藤主演作『不滅の男　エンケンVS日本武道館』『ヘリウッド』の上映、さらに『中学生円山』メイキング映像上映なども行われる。