やなぎみわ新作は大戦中の「匿名の声」を巡るメディアと欲望の物語、プレ講座も開催

やなぎみわの演劇公演『ゼロ・アワー ~東京ローズ 最後のテープ~』が、7月12日から神奈川・横浜のKAAT神奈川芸術劇場で上演される。

2010年から演劇活動も展開している美術作家のやなぎみわ。第二次世界大戦中に日本政府が連合国軍に向けて発信していたラジオ放送に注目した同作では、南太平洋で戦う米兵たちを魅了し、東洋の魔女「東京ローズ」と称された女性アナウンサーの声を巡る物語が、やなぎ自身によって展開されている「案内嬢プロジェクト」とも連携しながら、史実とフィクションを織り交ぜて描かれる。不特定多数・匿名の声を生み出す音響メディア、それをめぐる国家戦略や人間の欲望の形をやなぎがあぶり出す。

作・演出・美術をやなぎ自らが手掛けるほか、音声デザインをフォルマント兄弟、装置デザインをトラフ建築設計事務所が担当する。

なお、同作のプレレクチャー『私の声がきこえてる?』が、6月9日に神奈川・横浜のKAAT神奈川芸術劇場で開催される。当日はやなぎみわとフォルマント兄弟が、戦時プロパガンダとメディアの歴史を紐解きながら、『ゼロ・アワー』のアイデアとコンセプト、音声テクノロジーとイメージの関係に迫るトークなどを繰り広げる。

イベント情報

やなぎみわ演劇公演
『ゼロ・アワー ~東京ローズ 最後のテープ~』

2013年7月12日(金)~7月15日(月・祝)全6公演
会場:神奈川県 横浜 KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ
作・演出・美術:やなぎみわ
音声デザイン:フォルマント兄弟
装置デザイン:トラフ建築設計事務所
出演:
松角洋平
荒尾日南子
吉田圭佑
高橋紀恵(文学座)
高橋牧
小田さやか
明季
料金:一般4,000円 学生3,000円 当日4,500円

イベント情報

『ゼロ・アワー~東京ローズ最後のテープ』プレレクチャー『私の声がきこえてる?』

2013年6月9日(日)OPEN 13:30 / START 14:00
会場:神奈川県 横浜 KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ
講師:
やなぎみわ
フォルマント兄弟(三輪眞弘+佐近田展康)
料金:1,000円

(画像:やなぎみわ演劇公演『ゼロ・アワー ~東京ローズ 最後のテープ~』ビジュアル)

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