荒木経惟の大規模展『往生写集』、荒木が瀬戸内寂聴と「往生」を語る対談も

荒木経惟の個展『往生写集―顔・空景・道』が、4月22日から愛知・豊田の豊田市美術館で開催される。

「人生は特別なものではなく、日々の出会いの積み重ねである」「しかし、人は様々な道を生きる」と語る荒木。同展は、これまでに様々な出会いを経験してきた荒木が、近年、自身の「往生」を意識し始めたこと機に企画された。

テーマは「顔」「空景」「道」。出会った人々の一瞬の表情を捉えた写真をこれまでに数多く発表してきた荒木は、妻・陽子の入院先の病室から空を撮影したことをきっかけに、「空景」の撮影を始め、現在も朝の空を撮ることを日課としている。一方で荒木は、2000年代に入り、自身の前立腺癌発症による手術や、妻の死後、唯一の家族であった愛猫チロの死に直面したほか、2011年には東京で東日本大震災を迎えるなどして、生や死と向き合ってきた。

会場では、前半に「顔」や「空景」をテーマとした代表的な作品を展示し、最後に「道」の章として癌宣告以降に撮影された作品を紹介。デビュー時から現在までの作品を網羅した展示になるという。なお会期中は、荒木と瀬戸内寂聴による「往生」をテーマにした対談が、5月11日に愛知・豊田の豊田市コンサートホールで行われるなど、関連イベントも開催される。

イベント情報

荒木経惟 『往生写集―顔・空景・道』

2014年4月22日(火)~6月29日(日)
会場:愛知県 豊田 豊田市美術館
時間:10:00~17:30(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜(ただし5月5日は開館)
料金:一般1,000円 高・大学生800円
※中学生以下、障がい者、市内の75歳以上の方は無料

対談
『寂聴とアラーキーの往生漫談』

2014年5月11日(日)14:00~15:30
会場:愛知県 豊田 豊田市コンサートホール
定員:1,000名(要予約)
料金:1,500円

(画像上から:『8月』 2013年、『男の顔面』 1998年、『さっちんとマー坊』 1963年、『センチメンタルな旅/春の旅』 2010年、『富山の女性』 2000年)

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