倉地久美夫の新作は『いいえ、とんでもございません』、レコ発に菊地成孔、外山明ら

2014.06.06 Fri

シンガーソングライター倉地久美夫のニューアルバム『いいえ、とんでもございません』が、本日6月6日にリリースされた。

1964年生まれの倉地は1983年の上京後、弾き語りや自身のグループ「アジャ・クレヨンズ」で活動。1991年に福岡へ帰郷し、その後は東京と福岡の2都市を足場に音楽活動を続けている。2011年には冨永昌敬監督が手掛けたドキュメンタリー映画『庭にお願い』が公開。同作では、倉地とトリオ編成で活動する菊地成孔、外山明をはじめ、岸野雄一、石橋英子ら倉地をリスペクトするミュージシャンのインタビューや倉地のルーツに迫るアーカイブ、ライブ映像などが収められている。

『いいえ、とんでもございません』には、小田和正のカバー“ラブストーリーは突然に”、山口在住の作曲家・久保研二が手掛けた“臨終”を含む全10曲が収められる。レコーディングとミックスを大城真が手掛けており、弦楽アレンジを「石橋英子 with もう死んだ人たち」のメンバーとしても活動するバイオリニストの波多野敦子（triola）が担当。さらに、石橋英子、トンチ、一楽まどか、小玉たまこ、大城真、手島絵里子、千葉広樹がコーラスなどで参加している。

なお、同作のリリース記念イベント『真夏の倉地祭り』が、8月9日に東京・表参道のCAYで行われる。同ライブは、ソロライブ、弦楽隊を迎えたライブ、倉地と菊地成孔、外山明によるトリオ編成のライブの3部構成となる。チケットの予約受付は6月6日からスタート。