毎日10万食を無償提供、インドの「聖なるキッチン」と10万人の団らんに密着する映画

ドキュメンタリー映画『聖者たちの食卓』が、9月下旬から東京・渋谷のアップリンクほか全国で公開される。

インドのシク教総本山である「黄金寺院」とも呼ばれるハリマンディル・サーヒブにある無料食堂「ランガル」をテーマにした同作。ランガルでは、巡礼者や旅行者のために毎日5~10万食が無料で振る舞われており、宗教や人種、階級、職業に関わらず全ての人が平等に空腹を満たすことができる。同作では近代的な調理器具は使わず、全て手仕事で作業を行うキッチンの舞台裏に密着し、大量の食事作りを可能にしている人々の無償の労働や、無駄のない手さばきを映し出す。

監督を務めるのは、移動式キッチンのシェフとしての顔も持つベルギーのフィリップ・ウィチュスとヴァレリー・ベルトー夫妻。10万人もの人々が公平に食事をすることができる「聖なるキッチン」のコンセプトに感銘を受け、インドの黄金寺院に何世紀にもわたって続く「大きな団らん」の風景を捉えることを決意したという。

作品情報

『聖者たちの食卓』

2014年9月下旬から渋谷アップリンクほか全国順次公開
監督:フィリップ・ウィチュス、ヴァレリー・ベルトー
配給:アップリンク

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