都築響一が仕事の裏側を明かす著書『圏外編集者』、装画は大竹伸朗

都築響一の著書『圏外編集者』が、12月5日に刊行される。

1956年に東京で生まれた都築は、1976年から1986年まで『POPEYE』『BRUTUS』で現代美術や建築、デザインなどの記事を担当し、1989年からは全102巻におよぶ現代美術全集『アートランダム』の企画・編集を担当。初の著作『TOKYO STYLE』を1992年に刊行したほか、1997年には写真集『ROADSIDE JAPAN 珍日本紀行』で『木村伊兵衛写真賞』を受賞した。

『圏外編集者』は、これまでに「珍スポット」「独居老人」「地方発ヒップホップ」「路傍の現代詩」「カラオケスナック」といった「なんだかわからないけど、気になってしょうがないもの」を追い続けてきた都築が、自身の仕事を振り返った書籍。どのようにして題材を選んで企画を立ち上げたか、本を作ってきたかなどを明かしている。装画には大竹伸朗の作品が使用されている。

都築は同書の「はじめに」で「この本に具体的な『編集術』とかを期待されたら、それはハズレである」「編集に『術』なんてない」と綴っている。なお同書の刊行を記念するイベントが各地で開催される予定だ。

書籍情報

『圏外編集者』

2015年12月5日(土)発売
著者:都築響一
価格:1,782円(税込)
発行:朝日出版社

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