坂茂の最新プロジェクトを紹介する展覧会 春オープンの仏文化施設も

展覧会『坂 茂:プロジェクツ・イン・プログレス』が、4月19日から東京・乃木坂のTOTOギャラリー・間で開催される。

世界各地で建築設計を手掛けるほか、紙管を構造体にした災害シェルターや仮設住宅を提案している坂茂。2014年には『プリツカー賞』を受賞しており、今年にはフランス・パリ郊外の文化施設「ラ・セーヌ・ミュジカル」のオープンを控えている。

同展では坂による現在進行中のプロジェクトを紹介。ラ・セーヌ・ミュジカルのコンペから完成までのプロセスに加え、スイス時計会社本社、台南市美術館、富士山世界遺産センターといった建築の模型や資料が展示される。坂は現在、改めて木に注目した制作を多数行なっているという。

なお会期初日の4月19日には、東京・有楽町朝日ホールで坂による講演会『坂 茂:作品づくりと社会貢献の両立』が開催。参加受付は2月20日からTOTOギャラリー・間のオフィシャルサイトで開始される。

イベント情報

『坂 茂:プロジェクツ・イン・プログレス』

2017年4月19日(水)~7月16日(日) 会場:東京都 乃木坂 TOTOギャラリー・間
時間:11:00~18:00 休館日:月曜、5月2日~5月5日 料金:無料
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