
森村泰昌の展覧会『モリーダ・カーロの青い家』が、8月4日から東京・浅草橋のパラボリカ・ビス、9月22日から京都・山科の春秋山荘で開催される。
森村泰昌が2月から取り組んでいる、100種類のマルチプル作品を100点ずつ制作するプロジェクト『MoriP100』の第2弾となる同展。メキシコのアーティストであるフリーダ・カーロをテーマに制作された9種類の作品を紹介する。
会場に並ぶ作品は、生涯のうちに足や背骨を損傷したカーロへのオマージュを捧げ、100足のトウシューズに赤いペイントを施した『赤い靴/アクション 10.07.2017』、カーロのポートレートを組み込みながら髑髏と果物のイメージを融合させた『髑髏の果実』、森村の作品『私の中のフリーダ(支える力)』をプリントした桜井久美デザインによるワンピース『皮膚を着る』、森村がカーロに扮したポートレートを使用した缶バッジと手鏡など。
また東京会場の会期中の8月6日には、森村によるトークと新作『モリーダ御朱印帖』の公開、創作漢字の墨書を行なうイベントが開催される。詳細は同展のウェブサイトをチェックしよう。