
長島有里枝の写真展『そしてひとつまみの皮肉と、愛を少々。』が9月30日から東京・恵比寿の東京都写真美術館で開催される。
1973年に東京で生まれた写真家の長島有里枝。2000年に写真集『PASTIME PARADISE』で『第26回木村伊兵衛写真賞』を受賞したほか、2010年にはエッセイ『背中の記憶』が『第23回三島由紀夫賞』候補となり、同作で『第26回講談社エッセイ賞』を受賞するなど幅広い活動を展開している。
長島有里枝にとって公立美術館では初の個展となる同展。初期を代表するセルフポートレイトのシリーズをはじめ、家族を撮影したシリーズ作品や1990年代のユースカルチャーを切り取った『empty white room』のシリーズ、アメリカ留学中の作品、2007年にスイスのアーティスト・イン・レジデンスで滞在制作した植物のシリーズ、女性のライフコースに焦点を当てた新作などを展示する。
会期中の10月8日には長島有里枝と野中モモによるトークイベント、11月5日には長島と志賀理江子、藤岡亜弥によるトークイベントを開催。詳細は東京都写真美術館のオフィシャルサイトで確認しよう。
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