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黒沢清監督新作は前田敦子が主演、『旅のおわり、世界のはじまり』来年公開

前田敦子とウズベキスタン・タシケントのナボイ劇場 ©2019「旅のおわり、世界のはじまり」製作委員会/UZBEKKINO
前田敦子とウズベキスタン・タシケントのナボイ劇場 ©2019「旅のおわり、世界のはじまり」製作委員会/UZBEKKINO

黒沢清監督による新作映画のタイトルが『旅のおわり、世界のはじまり』に決定。あわせて主演を前田敦子が務めていることが明らかになった。

『世界の果てまで(仮)』の仮タイトルで製作が発表されていた同作は、2019年に公開。黒沢清によるオリジナル脚本作品となる。前田敦子が演じるのは、日本のテレビバラエティー番組のクルーと共に取材のためにウズベキスタンを訪れるレポーター・葉子。劇中では主人公・葉子が現地のコーディネーターや異文化の人々との交流によって、新しい世界を開いて成長していく姿を描く。

撮影は駐日ウズベキスタン共和国大使館、ウズベキスタン国家観光発展委員会、国営映画会社ウズベクキノなどの協力のもと、4月30日から5月29日まで全てウズベキスタンで実施。日本とウズベキスタンの国交樹立25周年、日本人が建設に関わったナボイ劇場の完成70周年を記念した作品となる。

前田敦子が黒沢清監督作で主演を務めるのは2014年の『Seventh Code』以来。また前田は黒沢監督の『散歩する侵略者』に出演しているほか、製作中止となった『一九〇五』でもタッグを組む予定だった。『旅のおわり、世界のはじまり』では約1か月にわたる長期撮影に挑んだ。なお本日7月10日は前田敦子の誕生日でもある。

※記事掲載時、一部表記に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

前田敦子のコメント

『一九〇五』のお話を頂いてから6年経ち、黒沢監督の作品で主演をつとめるのは、私にとっても一番の夢でした。お話をいただいた際、黒沢監督から「ウズベキスタンといえば、前田敦子だと思いました」と言われた時は、どうしてかなと思ったんですけど(笑)、黒沢監督のこれまでの作品と異なる色になる作品に関わることができて嬉しいです。
ウズベキスタン現地へ行く前は、すごく構えてしまっていたのですが、驚くほど良い所だと思いました。街の人たちも、本当にいい人で、言葉が通じなくても、この国なら生きていけると、異国で初めて思いました。
AKBとして7年、AKBを卒業して今年で6年。丁度半分くらいのところにきて、今回、女優としてすごく良い経験をさせてもらい、幸せだと思えるところまで辿り着いたと思っています。

黒沢清監督のコメント

この作品は撮影がウズベキスタンということで、最初からなんとしても前田敦子さんに出演していただきたいと思っていました。
かつて『Seventh Code』でミュージック・ビデオの監督の依頼を受けた際に、秋元康さんが「前田敦子を東アジアでもなく欧米でもなく、その間あたりの日本から近いようで遠い文化に置くと、彼女の個性がとりわけ際立つのではないでしょうか」とおっしゃっていて、実際この撮影時、ウラジオストクでの前田さんの存在感は強烈でした。そういう経緯から今作は前田さん以外あり得ませんでしたし、私にとっては『一九〇五』からの念願でもありました。前田さんは、役柄を一瞬で直感的につかんでその役のセリフなり、仕草なりを全く自然に表現できるのです。これは彼女の生まれ持った才能でしょう。つまり天才ですね。
一方、若いころからの訓練の成果なのか、仕事の現場では何ひとつ物怖じせず、躊躇もしません。そしてカメラに映ると、他の何物にも似ていない強烈な個性を発揮します。いやはや日本にも、もの凄い女優が出現しました。

前田敦子と黒沢清監督 ウズベキスタン・タシケントチョルスー・バザールでの撮影風景 ©2019「旅のおわり、世界のはじまり」製作委員会/UZBEKKINO
前田敦子と黒沢清監督 ウズベキスタン・タシケントチョルスー・バザールでの撮影風景 ©2019「旅のおわり、世界のはじまり」製作委員会/UZBEKKINO
前田敦子と黒沢清監督 ウズベキスタン・サマルカンドでの撮影風景 ©2019「旅のおわり、世界のはじまり」製作委員会/UZBEKKINO
前田敦子と黒沢清監督 ウズベキスタン・サマルカンドでの撮影風景 ©2019「旅のおわり、世界のはじまり」製作委員会/UZBEKKINO
前田敦子 撮影に参加したウズベキスタンのエキストラや現地の人々と ©2019「旅のおわり、世界のはじまり」製作委員会/UZBEKKINO
前田敦子 撮影に参加したウズベキスタンのエキストラや現地の人々と ©2019「旅のおわり、世界のはじまり」製作委員会/UZBEKKINO
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