ニュース

富田克也監督の新作『典座』予告編 福島と山梨に生きる若き僧侶の苦悩描く

富田克也(空族)監督の新作映画『典座 -TENZO-』の予告編とメインビジュアルが公開された。

全国曹洞宗青年会から依頼を受けて製作された同作は、禅宗の寺院において僧侶や参拝者の食事を司る役職「典座」に注目した作品。道元禅師による『典座教訓』を軸に「3.11」以降の日本における仏教の意義、信仰について探求する。本山での修行を共にし、それぞれ福島と山梨で暮らす兄弟子の倉島隆行と弟弟子の河口智賢、曹洞宗の高僧・青山俊董らが出演。公開は10月4日。

メインビジュアルには「何の為の信仰か? 誰の為に祈るのか?」というコピーと共に法衣を着た智賢、作業着で手を合わせる隆行、微笑む青山の姿などが写し出されている。

予告編では、青山が「私自身がこの命を誰にも差し上げていない」「一日生きるためにどれだけの命を頂戴しているかわかりません」と告げるシーンや、智賢がアレルギーで倒れた息子を抱きかかえて病院に向かう場面、隆行が津波によってなぎ倒された墓石の前で読経する様子、対話する智賢と青山の「本当にやりたいことができないこの人生なんなんだろうって考えたときに私は全部投げ出しました」「結構ですね。反発されて結構だと思います」というやりとりが確認できる。

『典座 -TENZO-』メインビジュアル ©空族
『典座 -TENZO-』メインビジュアル ©空族
『典座 -TENZO-』 ©空族
『典座 -TENZO-』 ©空族
『典座 -TENZO-』 ©空族
『典座 -TENZO-』 ©空族
『典座 -TENZO-』 ©空族
『典座 -TENZO-』 ©空族
画像を拡大する(12枚)

記事の感想をお聞かせください

知らなかったテーマ、ゲストに対して、新たな発見や感動を得ることはできましたか?

得られなかった 得られた

回答を選択してください

ご協力ありがとうございました。

SPECIAL PR 特集

もっと見る

BACKNUMBER PR 注目のバックナンバー

もっと見る

PICKUP VIDEO 動画これだけは

あらかじめ決められた恋人たちへ“日々feat.アフロ”

何かを我慢することに慣れすぎて忘れてしまいそうになっている「感情」を、たった10分でこじ開けてしまう魔法のようなミュージックビデオ。現在地を確かめながらも、徐々に感情を回転させていくアフロの言葉とあら恋の音。人を傷つけるのではなく、慈しみ輝かせるためのエモーションが天井知らずの勢いで駆け上がっていった先に待ち構えている景色が、普段とは違ったものに見える。これが芸術の力だと言わんばかりに、潔く堂々と振り切っていて気持ちがいい。柴田剛監督のもと、タイコウクニヨシの写真と佐伯龍蔵の映像にも注目。(柏井)

  1. 寺山修司に憧れる父さん / 美術のトラちゃん 1

    寺山修司に憧れる父さん / 美術のトラちゃん

  2. オダギリジョー×永瀬正敏 日本のテレビドラマが抱える課題と未来 2

    オダギリジョー×永瀬正敏 日本のテレビドラマが抱える課題と未来

  3. 声優ユニット・イヤホンズが6年目の挑戦と原点回帰を語る 3

    声優ユニット・イヤホンズが6年目の挑戦と原点回帰を語る

  4. テクノポップが解放したもの 幻想の音に生きるコシミハルの半生 4

    テクノポップが解放したもの 幻想の音に生きるコシミハルの半生

  5. 記録映画『素晴らしき、きのこの世界』に窪塚洋介、豊田エリーらがコメント 5

    記録映画『素晴らしき、きのこの世界』に窪塚洋介、豊田エリーらがコメント

  6. 丹地陽子、約20年の画業の軌跡を辿る初画集『丹地陽子作品集』10月刊行 6

    丹地陽子、約20年の画業の軌跡を辿る初画集『丹地陽子作品集』10月刊行

  7. 小松菜奈が表紙の『装苑』11月号 森川葵、塩塚モエカ、伊藤万理華らも登場 7

    小松菜奈が表紙の『装苑』11月号 森川葵、塩塚モエカ、伊藤万理華らも登場

  8. 韻シストが認めてもらうまでの戦いとは?20年の軌跡を全員で語る 8

    韻シストが認めてもらうまでの戦いとは?20年の軌跡を全員で語る

  9. 『セックス・エデュケーション』S2、優しさに貫かれた学園コメディー 9

    『セックス・エデュケーション』S2、優しさに貫かれた学園コメディー

  10. 杉咲花と平野紗季子が遠野を訪問、成田凌が語りのEテレ『きみと食べたい』 10

    杉咲花と平野紗季子が遠野を訪問、成田凌が語りのEテレ『きみと食べたい』