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millennium paradeが細田守『竜とそばかすの姫』メインテーマを書き下ろし

細田守(撮影/神藤 剛)、中村佳穂、常田大希
細田守(撮影/神藤 剛)、中村佳穂、常田大希

細田守監督、脚本、原作のアニメーション映画『竜とそばかすの姫』のメインテーマをmillennium paradeが手掛けることがわかった。

7月16日から公開される同作の舞台は、全世界で登録アカウント50億人を突破するインターネット世界「U」。過疎化が進む高知の田舎町で父と暮らす17歳の高校生・すずは幼い頃に母を事故で亡くし、心に大きな傷を抱えていたが、「U」と出会い、「ベル」というアバターで心に秘めてきた歌を歌うことによってあっという間に世界に注目される存在になるものの、やがてベルの前に、「U」で恐れられている竜の姿をした謎の存在が現れるというあらすじだ。主人公すず役とベル役に演技初挑戦の中村佳穂がキャスティング。

メインテーマは常田大希(millennium parade)が書き下ろし、中村が歌唱した新曲“U”。「millennium parade×Belle」名義で7月12日に配信リリースされる。演奏に常田大希、石若駿、MELRAW、江崎文武、川原聖仁、濱地宗が参加し、レコーディングとミックスを佐々木優が担当。

細田監督は「インターネット仮想世界<U>の巨大な世界観を音楽で表現するために、どうしても常田さんに音楽を作ってほしかった」とオファー。細田作品のファンだった常田は監督の緻密な絵コンテに圧倒され、楽曲制作を快諾したとのこと。

制作のために行なわれた打ち合わせで、監督は「(常田さんは)打ち合わせの最初から音楽が聞こえていた」と評し、常田は今回のコラボレーションについて「僕たちはインターネットの発達とともに成長し、世界中のいろいろな年代・ジャンルの音楽をインターネットを通して触れあい始めた世代。今作の世界観とリンクしたのでは」と分析。

また、“U”のレコーディングについて常田は「中村さんとの作業は初めてでしたが、いい緊張感を持ちながら和気あいあいと楽しくレコーディングを行うことができた」「さすが! 日本語をここまでグルーブさせられるシンガーはなかなかいない。うれしいサプライズだった」と語っている。中村は「常田さんとは同い年ということもあり、楽曲をより良くするためのアプローチが似ており、納得がいくまで粘ったクリエイティブができた」と述懐。

今回の発表とあわせて、“U”を使用した最新予告編が公開。

細田守監督のコメント

millennium paradeとBelleのコラボレーションは、あらゆる制約を軽々と突き抜け、グローバルな高みに達成している。これは、大変なことになるんじゃないかな。

常田大希(millennium parade)のコメント

細田監督から『竜とそばかすの姫』のスケッチを見せていただいた時、その世界で鳴り響く音が自然と湧き出てきたのを覚えています。
小さい頃から慣れ親しんだ細田守監督渾身の最新作ということで、全身全霊で挑ませて頂きました。
そして主役“ベル”を演じるのが“日本音楽界の宝”中村佳穂ということで音楽面に於いても最高に刺激的な製作となりました。
映画としては勿論、音楽作品としても間違いなく素晴らしい出来になっておりますので、是非劇場で大迫力でご覧ください。

中村佳穂のコメント

常田さんとは音楽フェスですれ違う程度でしかお会いしたことがなかったので、今作でご一緒できて嬉しかったです。
お互いに楽曲制作の初コラボということで緊張しましたが、『竜とそばかすの姫』の曲でもあるというお題もあったので、お互いバランスをとりながらも、もっと良くなる部分を熱を持って探しながらレコーディングさせていただき、とても楽しい時間でした。
私たちはインターネットがまさに始まった時の世代で、ジャンル関係なくカッコいいと思えるものを見たり聴いたりが手に取る事が容易になり始めた世代ですが、人の心を打つものは結局何なのか、この作品を通して改めて考えるきっかけになりました。
今作はそれが命題だと感じつつも、頭で考えすぎず、楽しんで波に乗るような気持ちで取り組みました。

『竜とそばかすの姫』 ©2021 スタジオ地図
『竜とそばかすの姫』 ©2021 スタジオ地図
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