イッセー尾形とシェークスピアの世界に遊ぶ、文芸誌『MONKEY』本日刊行

柴田元幸責任編集の文芸誌『MONKEY Vol.24 特集 イッセー=シェークスピア』が本日6月15日に刊行された。

イッセー尾形と柴田元幸がウィリアム・シェークスピア『リア王』に新たな命を吹き込む同号。柴田が初めて翻訳したシェークスピア作品『悲劇 リア王』の全文、シェークスピアに纏わるホルヘ・ルイス・ボルヘスの短篇『Everything and Nothing』、イッセー尾形と柴田がシェークスピア作品への向き合い方を語る対談が収録される。

最終回となるイッセー尾形の連載「イッセー・カバーズ」では、『リア・アゲイン』と題して、リア王を護衛する百人隊長を主人公に原作と異なる視点から『リア王』を描く。表紙にはイッセー尾形が手掛けた立体造形作品を使用。誌面ではシェークスピアの物語を彩る立体作品が多数発表される。

企画「猿からの質問」では、「シェークスピアと言えば、まずどの場面を思い出す?」という問いかけに対して、岡田利規、レベッカ・ブラウン、山下澄人、シリ・ハストヴェット、戌井昭人、津村記久子、古川日出男、スチュアート・ダイベックが寄稿。

同号ではこのほか、『本当の翻訳の話をしよう 増補版』の刊行に先駆けて、村上春樹と柴田の最新対談「翻訳にプリンシプルはない」を実施。「いい翻訳者」の定義や翻訳される側の思い、翻訳作品の鮮度などについて語り合う。また、西川美和による新連載がスタート。

スイッチ・オンラインで購入するとポストカードセットがプレゼントされる。

書籍情報

『MONKEY Vol.24 特集 イッセー=シェークスピア』

2021年6月15日(月)発売 価格:1,540円(税込) 発行:スイッチ・パブリッシング
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