今週の編集部まとめ
毎週火曜日更新 2020年4月28日- BACKNUMBER
編集部員の、ちょっとひとこと
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簡単すぐできる「健康で文化的な最低限度の生活」
不意にできた自宅で過ごさなくてはいけない膨大な時間。気を抜くと画面ばっかり眺めてて、貴重な時間を無為に過ごしてしまいかねない。そんな中、一発奮起してはじめました絵画制作。今のところ色々と発見があって、とても自分のためになっている感じ。ライブハウスも映画館も美術館も劇場も、軒並み扉が閉ざされている今は、自分の内側の扉を開く絶好の機会だなと感じます。
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この時期の引越しこわい
三軒茶屋に長く住んでいましたが、更新のタイミングで引っ越すことにしました。最後に、思いを込めて三軒茶屋のことを書きたいと思います。わたしが三軒茶屋に住むことにした決定打は、大型のTSUTAYAがあることでした。キャロットタワーに入っているTSUTAYAは当時、書籍もレンタルも充実。ストリーミング以前はレンタルDVDコーナーに足繁く通っていました。同じ建物内には世田谷パブリックシアター / シアタートラムといった劇場もあったり、毎年秋には街をあげて『三茶 de 大道芸』が開催されるなど、芸術文化に触れやすい街でもあります。生活面はというと、スーパーやドラッグストアはひしめき合い、各種牛丼チェーン店やファミレス、居酒屋、ファストフード、喫茶店……三角地帯やすずらん通りをはじめとした個人経営の飲屋店も豊富、言うことなし。ピカソや無印良品、古着屋もたくさんあるので、この街の中だけで衣食住が完結できます。丸亀製麺とユニクロはいつできるかな、と待ちわびていましたが、今のところは姿を見せていません。そうそう、三軒茶屋の象徴としてよく切り取られているのって、ビッグエコーが大きく写り込んだ交差点だと思うのですが、わたしはカラオケ館の会員なのでほとんど入ったことがありませんでした。
三茶はアクセスも良好です。田園都市線と世田谷線の2路線使いが可能で、渋谷には5分で行けます。駅前に首都高や246が走っていて交通量が多くざわついた印象がありますが、少し歩けば世田谷公園があります。公園に近づくほど、散歩中の犬にたくさん会えるのも嬉しいポイント。そういえば、三茶にもブームと共にタピオカ屋がたくさんできましたが、先日取り壊されているお店を見ました。コロナとともにタピオカも収束してしまうのでしょうか。自粛要請によってお気に入りの湖南料理店がしばらくお休み中なのですが、引っ越すまでに営業再開してくれるか危うくてとても悲しいです。 -
『キングダム』を見る
最近、人気アニメ『キングダム』をストリーミングで見ています。私はマンガという分野は不勉強で、本作の原作マンガも読んでいません。しかし、アニメを見始めると非常に面白くて、すっかりハマってしまいました。もともと横山光輝の『三国志』『項羽と劉邦』は愛読書なので、古代中国の物語という点で、自分の関心のあるテーマだったことも大きいです。物語はのちに秦の始皇帝になる政と、のちに秦の将軍となる信の成長物語。先述した横山光輝『三国志』もそうですが、古代中国の戦は、現在の戦争と違い、単に国家の大きさや兵力だけでは決まらず、「知略」「戦術」次第で、小国が大国に打ち勝つといったカタルシスがある点が、個人的に魅力を感じるところです。まだまだシーズン3までたっぷりとあるので、信、政とともに歴史のロマンを駆け抜けたいと思います。