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誰もがジブン流の「Create now.」を体現した『Adobe & Creators Festival』

誰もがジブン流の「Create now.」を体現した『Adobe & Creators Festival』

内田伸一
撮影:柏井万作
2012/06/04
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2012年5月18日(金)〜5月20日(日)、六本木ヒルズアリーナで『Adobe & Creators Festival』が開催されました。会場には、誰もがクリエイターになれるデジタルアトラクション「Font Me」や、総勢30組を越える表現者たちが出店するフリーマーケット「クリエイターズ・フリマ」(19日、20日開催)が登場。参加者自身による創造空間と化したアリーナでは、歓声と笑顔があふれました。すべてのクリエイターたちの新たなプラットフォーム『Adobe Creative Cloud』の誕生を記念して実現したこのイベント。今回はその様子をレポートします!


自分のカラダでフォントをつくる「Font Me」


まずは、このフェスティバルの目玉であるインタラクティブ・アトラクション「Font Me」を実体験してみました。これは、来場者それぞれが自分の身体を動かして自由な表現することで「ジブンフォント」が生み出され、そのフォントで好きなフレーズを作れるというものです。文字通りの体当たりレポート! ということで、さっそく行列に並んでみます。

最初に簡単な受付シートに記入。自分の一面を表現するフレーズ(最大15文字)を考え、名前・年齢・職業と一緒にオペレーターさんのiPadで入力すれば準備完了です。チームCINRAは3人で一緒に挑戦することに。フレーズは、この日の抜けるような青空からの連想で「スカッ!!!!!」というシンプルなものにしてみました。いよいよ「カラダでフォントづくり」の開始です!

自分のカラダでフォントをつくる「Font Me」

「衣装はカラフルなほうが出来上がりが楽しいですよ」とのアドバイスを受け、会場に用意された色とりどりの衣装やアイテムをしばし物色。3人それぞれ「自分らしさ」を意識して選んだ衣装をコーディネイトしてみました。何だか気分も盛り上がってきます。

カメラが設置されたアクションエリアに立つと、カウントダウンが始まります。そして撮影開始! 数十秒間、自分の身体を使ってフレーズを表現します。といってもルールはほとんどありません。ジャンプしてもダンスしてもいいし、極端な話、座禅を組んでじっとしているのもその人の自己表現。ここでは3人3様で一緒に「スカッ!!!!!」という気分を表してみました。

自分のカラダでフォントをつくる「Font Me」

撮影が終わると、すぐにその映像が「Font Me」のシステム内に新たなデータとして登録されます。そして、モニターには先ほど熱演(?)を繰り広げた3人の動きが。それが、まるで絵の具の筆先のように色彩のグラデーションをつくりながら言葉を描いていきます!
3人による「Font Me」の動きはコチラから見ることができます!

これだけでもかなり面白いのですが、「Font Me」は家に帰ってからも楽しめるのがスゴいところです。その場で「ジブンフォント」のステッカーをもらい、そこに記されたURLやQRコードでアクセスすると、そのフォントをTwitterやFacebookでみんなとシェアすることもできます。さらに嬉しいのは、英数字フォントデータ(PNG形式)もダウンロード可能なこと。英語でも「Exhilarating!!!!!」(スカッ!!!!!)とか作れてしまいますねこれは。

「ジブンフォント」のステッカー

視点次第で、身近なものから豊かな個性が生まれる

ひとりでも、また家族や恋人、友達同士でも参加できるこの「Font Me」。訪れた人々が思い思いのジブンフォントづくりを楽しむその光景を、静かに、しかし嬉しそうに眺める男性がいました。今回「Font Me」のプランニングとディレクションを担当した馬場鑑平さん(バスキュール)です。そこで、その誕生の経緯を伺ってみました。

馬場鑑平(バスキュール)

馬場:『Adobe Creative Cloud』のキャッチフレーズに「Create now.」というのがあるんですね。そこに込められた大切な想いは「誰でも思い立ったらすぐ作れて、みんなに見てもらえる」ことかな、と感じたのが出発点です。作品とそれを観賞する人という関係ではなく、来場者自身が参加し、自分ならではの表現ができて、さらにそれを持ち帰れるものを用意してみたかったんです。

その際に、「それぞれの個性が出ること」と「簡単に参加できること」の絶妙なバランスをとるのに、試行錯誤があったそうです。例えば、カメラの前の参加者がどんなに自由に動いても、きちんと文字になっていく仕組み。当初は文字の筆跡を追うように動いてもらうことも検討したものの、より自由に動けるように、と今の仕組みを採用したとのことです。

馬場鑑平(バスキュール)

馬場:とはいえ、六本木のこんなお洒落な場所で、果たしてみなさん自分をオープンにして身体表現してくれるのかな、照れてしまわないかな? という心配もあったんです。でも実際には……こちらの想像を超えた動きをどんどん繰り出してくれています(笑)。こんなに喜んで、笑い合ってくれる光景を間近で見ると、みなさんの表現力を信じてよかったんだ! って嬉しくなりました。

現在「Font Me」のサイトでは、こうして生まれた無数の「ジブンフォント」を誰もが見て楽しめます。馬場さんから見た数々の「Font Me」作品の感想もいただきました。

馬場:やっぱり、自ら選んだフレーズに込めた想いを、身体全体で表現してるフォントは良いですね。また、職業など自分のアイデンティティに特有の動きを取り入れたものも面白い。パイロットムービーでは、ひたすらお辞儀するサラリーマンの動き、なんていうのもありました(笑)。

「この人はどんな人だろう」「このふたりは夫婦かな、兄妹かな」など想像しながらたくさんの作品を眺めるのも楽しいものです。まさに十人十色、百人百様の自己表現。それは、毎日のように使う人類共通のツール=文字を通した、身近なのにまったく新しい表現への可能性を教えてくれました。

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