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CINRA MAGAZINE vol.18

インタビュー

新生lostage、その「覚悟」に迫る

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新たなメンバーを迎え、新世代ギターロックの雄がメジャー2作目を発表

音楽フェス『KAIKOO』主催 DJ BAKUインタビュー

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異才であるがゆえに苦労も多かった彼が、「邂逅」しながら歩んでいる軌跡

世界を放浪した孤高のダンサー 康本雅子インタビュー

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ミスチルの振付を担当し、NHK『トップランナー』にも登場した注目のダンサー

カンヌ受賞作公開直前 黒沢清監督インタビュー

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日本が抱える家族の小さな問題は、世界共通の問題でもあった

新鋭「個性派俳優」 山本剛史インタビュー

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ウサンくさくて強烈な演技は一度見たら忘れられない!『青空ポンチ』

54-71インタビュー with 小林英樹(contrarede)

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ぶっちゃけトーク満載!世の中って絶対に楽しんで乗り切る方法がある

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トクマルシューゴ インタビュー

トクマルシューゴ インタビュー 普通のものを作る気はまったくなかったし、そんなのは僕じゃなくても作れると思うので。

MUSIC

トクマルシューゴ インタビュー

これまでにリリースした2枚のアルバムが世界各地で大絶賛され、今や世界中から注目を浴びる存在になった日本の若きポップ・マエストロ、トクマルシューゴが待望のサード・アルバムをリリースした。コアな音楽ファンからそうでない人まで、国や時代すら超えて人々の心をとらえてしまう彼の魅力を追った。

(インタビュー&テキスト:柏井万作)

アーティストファイル > トクマルシューゴ

PROFILE

100種類以上の楽器/非楽器を操り、レコーディングからミックスまで全てをひとりでこなす。デビュー作『Night Piece』(2004)、セカンド・アルバム 『L.S.T.』(2005) の相次ぐ海外リリースによって、一躍世界で最も注目される若手日本人アーティストのひとりとなったポップ・マエストロ。

2006年には初のヨーロッパ・ツアーを敢行。日本でも旺盛なライヴ活動を展開し、キセル、七尾旅人、湯川潮音、イースタンユース、 SAKEROCK、二階堂和美、54-71、OGRE YOU ASSHOLE、nhhmbase、テニスコーツ等と共演したほか、アニマルコレクティブをはじめ20以上の海外アーティストとの共演もした。

海外はレーベルが多いし、いろんな音楽を受け入れる受け皿がありますね。

─ファースト・アルバムはアメリカのレーベルからのリリースでしたが、どんな経緯だったんですか?

トクマル:日本に住んでいる外国人の友人がいるんですけど、彼がmusic relatedというニューヨークのインディーズ・レーベルに僕のデモCDを渡してくれたのがきっかけでした。当時の日本には僕みたいなソロ・アーティストをリリースしているところがなかったので、国内のレーベルは探しもしなかったんです。海外はレーベルが多いし、いろんな音楽を受け入れる受け皿がありますね。

─国内以上に海外での反響が強かったと聞きますが、レーベルがしっかりプロモーションしてくれたんですか?

トクマル:元々小さな個人経営のレーベルなのであんまり(笑)。でも、ニューヨークにあるOTHER MUSICとスウェーデンにあるDOTSHOPというお店が大きく取り上げてくれたのが大きかったです。OTHER MUSICなんて本当に小さなお店なんですけどね。

─世界規模の口コミですね(笑)。音楽に力があれば、ちゃんと評価されていくっていう好例だと思います。トクマルさんは事務所を付けず、基本的に全て自分でマネージメントしていますよね。これからのバンドやアーティストにとってお手本になる存在だと思っているんですが、それは継続していく予定ですか?

トクマル:事務所つけると自分のやりたい方向で進めないかもしれないから、今のところはこのまま自分でやりたいと思っています。単純に好きな音楽を作っていたいだけなので、メジャーに行きたいというのもないし、行きたくないというのもない。やりたいことが出来る環境があれば良くて、そういう点ではイースタンユースが凄いです。彼らは自分たちで事務所をやって、周りに頼らず上がっていった。そういうスタイルは憧れますね。

─イースタンユースは自主企画で積極的に新しい人を紹介したり、そういう活動自体がリスナーから支持されてますよね。逆に、事務所がないと大変なこともやっぱりあるんですか?

トクマル:事務所経由じゃないと上の人たちとコンタクトが取れないことがあるのは面倒ですね。海外での僕の立ち位置を理解して一緒にやってくれるような、そこまで考えてくれる事務所がないのも理由の一つなんですよね。

─では、リリースされたばかりのサード・アルバム『EXIT』について聞かせてください。今作を含めトクマルさんの音楽には玩具やガラクタなどいろんな音が使われていますが、どうしてそういう音を使おうと思ったんでしょうか?

トクマル:18〜20歳まではずっとギターばかりで曲を作っていたから、単純に飽きたんです(笑)。他の色んな楽器の音色があまりに新鮮で、色んな楽器を買ってみたんですよ。

─普段あまり聞かないような楽器音のアンサンブルが独特の世界観を構築してますよね。

トクマル:僕にもよく分からないんですけど、ああいう作り込まれた世界が好きなんですよね。元々カートゥーン・ミュージックが好きで、それと同時に、プログレやサイケとかドロドロした音楽も好きで。その二つを合わせるとこうなるというか。あまり深くは考えてなくて、遊んでた感じですかね。普通のものを作る気はまったくなかったし、そんなのは僕じゃなくても作れると思うので。

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