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素敵な笑顔の作り方 のあのわインタビュー
これまでのあのわの音楽性を語るときに使われてきたのは、「ファンタジック」や「ドリーミー」、「祝祭感」といったフレーズであり、先日グラミー賞を獲得したArcade Fireや、The Flaming Lipsといったバンドと比較されてきた。ところが、メジャーデビューから約2年が経過した現在、のあのわにはちょっとした変化が起きつつある。蒼井優が出演するアネッサのCMソングとしてオンエアされるニューシングル“Have a Good Day!”は、初夏を感じさせる瑞々しいサウンドに乗せて、女の子の変身願望が歌われるポップなナンバー。この曲から感じられるのは壮大な世界観ではなく、もっと日常に寄り添った、等身大のYukko(Vo)の姿である。もっと近く、もっとありのままに。そして、いつかみんなで忘れてしまった喜びをもう一度味わうために。ここからのあのわのネクストステージが始まる。
(インタビュー・テキスト:金子厚武 撮影:柏井万作)
のあのわ
チェロを奏で歌うボーカルYukkoを中心に、ドラマチックで、せつなくて、とびきりPOPな世界を繰り広げる5人組。2009年2月、Album『ゆめの在りか』でメジャーデビューして以来、リリースする作品は各メディアで新人としては破格の扱いで取り上げられる。2011年、蒼井優がイメージキャラクターをつとめる資生堂アネッサのCMソングに、新曲『Have a Good Day!』が決定。街で、メディアで、“のあのわ”を目にする機会が一気に増えそうだ。
のあのわ Official Site
今は作曲者が5人いるので、意見がすごくたくさんあって、はじめはホントにまとまらなくて(笑)
―メジャーデビューから約2年が経ちましたが、「ここは成長した」という部分と、逆に2年経ったことで見えてきた課題はありますか?
Yukko:デビュー前よりは自分の思っていることを言葉に変換できるようになりました。すごく無意識でやってることがいっぱいあって、それは今でもあまり変わらないんですけど、インタビューを通じて自分をどんどん知っていく2年間だったりもしたし、自分の思いを言葉にするのがちょっとは上手くなったかなって。元々それが苦手だから音楽をやってると思うんですけど。

Yukko
―音楽だったら思いを伝えやすいと。じゃあ、課題の方はどうですか?
Yukko:時間との戦いですね。元々のあのわってすごく曲を作るのが遅くて、作りたいと思ったときに作って、ダメだったらまたずっと置いてっていう、そういう緩いスパンで曲を作ってたんです。でもデビューして、音楽が仕事になって、そうすると期日とかもありますよね。それに未だに勝てないっていうか、わかってはいるんですけどできないってことは、ホントにはわかってないんだと思うんです。もっと効率よくペースを上げてできたら、もっと広がっていくんだろうなって。
―それでも、デビュー以前と比べればスピードは上がってるんじゃないですか?
Yukko:そうですね。まず、デビューしてからみんなが曲をたくさん書き出したんです。それまではギターのゴウが中心になって作ってたんですけど、今は作曲者が5人いるので、意見がすごくたくさんあって、はじめはホントにまとまらなくて(笑)。5人とも「嫌だ嫌だ」みたいな感じだったんですけど、少しずつ他の人の意見を受け入れられるようになって来ましたね。
―そういう中でYukkoさんがリーダーシップを発揮するわけですか?
Yukko:多分私が1番「嫌だ嫌だ」って言うんです(笑)。でも、今のメンバーで本当によかったと思うのが、それを尊重しようとしてくれるんです。歌う人の意見は大事だからって、頭の片隅に置いておいてくれてるっていうか。もしかしたら、楽器を演奏するだけじゃなくて、みんな曲を作って歌える人たちだから、私の意見を尊重してくれるのかなって。
2/4ページ:(CMに)蒼井優さんが出てるんですけど、それを見たときに、「きっと自分のことをちゃんと受け止めてるんだろうな」っていう笑顔だったんです。


































