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規制も監視もぶっ飛ばす! ギターウルフインタビュー

規制も監視もぶっ飛ばす! ギターウルフインタビュー

インタビュー・テキスト
金子厚武
撮影:三野新
2013/03/07
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宇宙の長さに比べたら、俺たちの人生なんて点ですらないかもしれない。だったら、めちゃくちゃやってやろうじゃんか。(セイジ)

―さきほど“火星ツイスト”の名前も挙がりましたが、“地球 VS エイリアン”は、「宇宙シリーズ」の最新作と言えますよね。戦国武将もそうかもしれないですけど、やっぱり「男の子の憧れ」っていうのは、ギターウルフの根底にある世界観ですよね。

セイジ:もちろん。宇宙が自分を作ってくれたっていうのもあるし。

―それは、「母なる宇宙」みたいな感覚ですか?

セイジ:いや、母じゃないかな。田舎にいたときはクーラーもなかったんで、暑い日は空き地に寝そべってよく空を見てたんだよね。「宇宙の長さに比べたら、俺たちの人生なんて点ですらないかもしれない。だったら、めちゃくちゃやってやろうじゃんか」みたいな感じは、夜空が教えてくれたというか。

―先日ロシアに隕石が落ちたじゃないですか? 改めて「僕たちは宇宙に存在してるんだな」って思わされました。

セイジ:俺たちは狼惑星出身だからね(笑)。

―そうでした(笑)。トオルさんも、宇宙に対してセイジさんと共有する感覚がありますか?

トオル:もちろん自分も宇宙とか好きだけど、セイジさんは自分よりも遥かに面白いところを見てる感じがするかな。共有というよりは、さすがというか、「すげえなあ」と。

―セイジさんにとっての宇宙のような、トオルさんにとっての絶対的な憧れ、インスピレーション源みたいなものってありますか?

トオル:うーん……。キース・リチャーズとかですかね。宇宙も好きだし、ブルース・リーとかもかっこいいと思うけど、バンドに並ぶものはないかな、やっぱり。それはセイジさんもそうだと思うけど。

―U.Gさんはどうですか?

U.G:俺も音楽ですね。あとは、セイジさんじゃないですかね。

左から:トオル、セイジ、U.G

―U.Gさんは加入する前からギターウルフのファンだったそうですね。

セイジ:それ違うんだよね。居酒屋で初めて会ったんだけど、俺のことは知らなくて。

U.G:「バンドやってるから、見に来いよ」って言われて。

セイジ:ビリーが死んで、募集いっぱいしたんだけど、どうもピンと来なくて。そのときU.Gのことを覚えてて、思い切って電話しました。

―年齢は意識してないという話でしたけど、今もギターウルフがフレッシュであり続けていることの一因として、U.Gさんの加入はやっぱり大きかったですよね。

セイジ:もちろん。U.Gが入んなかったら、“高校生アクション”なんて曲作んなかったからね。

U.G:俺高校行ってないんですけどね(笑)。

―(笑)。最後にもうひとつ、バンドにとって「続けること」っていうのは絶対的な美徳としてあると思うんですけど、一方で「ただ続けているだけでは意味がない」っていう意見もあるとは思うんですね。「続けることの重要性」っていうのを、どのようにお考えですか?

セイジ:続けることに無理はしてないよ。解散するバンドは解散するだけの理由があるんだろうけど、ただ俺は続けたいかな。大変なことがあっても、結局ロックをやることが楽しいというか……。あ、メッシがこの間いいこと言ってたんだよな。

―メッシですか(笑)。

セイジ:「自分を追い込むようなきつい練習はしない」って言ってて、でもメッシの脚とか見ると、「そんなわけねえだろ」って思うわけ。でも、きっとホントなんだよ。きつさより楽しさが先に来てるんだろうね。子供がわけわかんないまま走り回ったりするように、それって実はきつい思いしながらやってる人より負荷がかかってることもあるはずで。

―確かに。

セイジ:本田(圭佑)とかは「自分を追い込んできついトレーニングをしてる」と言ってて、それもすごいんだけど、メッシはさらにその上を行ってて、だから超一流の何かが生まれる。これって極意だなって思って。

―ギターウルフもまさにそうなんじゃないですか? 今もあれだけステージで飛び跳ねて、ポーズを決めてっていうのは、やっぱりきつさより楽しさが先に来てるからこそできることだと思います。

セイジ:そうですね、まさしく。もちろん、曲を生む苦しみ、キャッチする苦しみはあるんだけど、その前に楽しさがあるよね。

―さすがはメッシ。やっぱり年齢は関係ないですね(笑)。

セイジ:うん、極意がわかったよ。

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リリース情報

ギターウルフ『野獣バイブレーター』初回限定盤(CD+DVD)
ギターウルフ
『野獣バイブレーター』初回限定盤(CD+DVD)

2013年3月6日発売
価格:3,000円(税込)
KSCL2203-4

1. 野獣バイブレーター
2. メソポタミアロンリー
3. ガソリン子守歌
4. 幽霊ユー
5. ロボットマリア
6. バッティングセンター
7. サファイヤCITY
8. マグマ信長
9. ゲロナイト
10. 地球VSエイリアン
11. 女マシンガン
[DVD収録内容]
・LIVE BOOTLEG ARCHIVE
・野獣バイブレーター
・オールナイトでぶっ飛ばせ!!!
・ケンカロック
・ガソリン子守歌
・ワイルドゼロ
・火星ツイスト
・ジェット サティスファクション(MUSIC CLIP)
・フーチークーチースペースマン(MUSIC CLIP)

ギターウルフ『野獣バイブレーター』通常盤(CD)
ギターウルフ
『野獣バイブレーター』通常盤(CD)

2013年3月6日発売
価格:2,700円(税込)
KSCL2205

1. 野獣バイブレーター
2. メソポタミアロンリー
3. ガソリン子守歌
4. 幽霊ユー
5. ロボットマリア
6. バッティングセンター
7. サファイヤCITY
8. マグマ信長
9. ゲロナイト
10. 地球VSエイリアン
11. 女マシンガン

イベント情報

『ギターウルフ ツアーマグマ2013』

2013年3月8日(金)
会場:島根県 松江AZTiC canova

2013年3月9日(土)
会場:岡山県 岡山DESPERADO

2013年3月10日(日)
会場:愛媛県 松山星空JETT

2013年3月12日(火)
会場:広島県 広島CLUB QUATTRO

2013年3月14日(木)
会場:鹿児島県 鹿児島SR HALL

2013年3月15日(金)
会場:熊本県 熊本 Django

2013年3月16日(土)
会場:福岡県 福岡 BEAT STATION

2013年3月19日(火)
会場:福島県 郡山 PEAK ACTION

2013年3月20日(水)
会場:新潟県 新潟 WOODY

2013年3月23日(土)
会場:大阪府 難波 ROCKETS

2013年3月29日(金)
会場:長野県 長野 LIVE HOUSE J

2013年3月30日(土)
会場:山梨県 甲府 KAZOO HALL

2013年4月6日(土)
会場:宮城県 仙台 PARK SQUARE

2013年4月11日(木)
会場:愛知県 名古屋 TOKUZO

2013年4月14日(日)
会場:北海道 札幌 BESSIE HALL

2013年4月18日(木)
会場:東京都 代官山UNIT

プロフィール

ギターウルフ

1987年に東京原宿にてギターウルフ結成。1991年ドラマーがトオルにチェンジし、現在のメンバーになる。革ジャン、革パン、サングラスを常に着用する日本が世界に誇るジェットロックンロールバンド。2005年3月にベースウルフことビリーが急逝。新メンバーにU.G(ユージ)を迎え入れ、更にロックへのアティチュードを尖らせて、ライブを中心に活動再開。全宇宙の民必見のカオスなライブは、更に加速度を増し向かうところ敵なし。ツアーは世界規模で北はスウェーデン、南はアルゼンチンまでまわる。昨年で結成25周年、デビュー15周年を迎えた。今年3月6日に2年4か月振りのニューアルバム『野獣バイブレーター』をリリース。3月8日からは全国ツアーも予定されている。

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Suchmos“PINKVIBES”

Suchmosがアルバム『THE KIDS』より“PINKVIBES”のPVを公開。山田健人(dutch_tokyo)との久々のタッグとなるこの映像。余裕すら感じるシュアな演奏シーンやふとした表情が絶妙なバランスで映し出される。燃え盛るピンクの炎と、それに向けるメンバーの強い眼差しを見ると、Suchmosがこれからどんな風景を見せてくれるのか期待が高まる。(飯嶋)