渋谷慶一郎のパリ・シャトレ座公演が高音質CD化、ジャケは蜷川実花

渋谷慶一郎のライブアルバム『ATAK022 Live in Paris』が、7月22日にリリースされる。

2012年に山口・山口情報芸術センター[YCAM]で初演されたボーカロイドオペラ『THE END』が、フランス・パリのシャトレ座、オランダのオランダ国立オペラ&バレエシアターで上演されるなど国内外で活動を続ける渋谷。今年は、フランスのパレ・ド・トーキョーとパリ国立オペラによる初の共同企画舞台『The Way of the Rabbit』に唯一の音楽家として参加したほか、11月にはパリで新たなプロジェクトによる公演を行う予定だ。

『ATAK022 Live in Paris』は、2014年にシャトレ座で行われた渋谷のソロコンサートの音源をSACDに収めた作品。同公演は、坂本龍一、キース・ジャレットらの作品でレコーディングやマスタリングを手掛けるオノセイゲンを録音エンジニアに迎え、ダイレクトストリームデジタル技術を駆使してライブレコーディングされた。会場の床や壁の響きなどを詳細に録音することができる同技術によって、演奏が行われた空間を再現しているという。

収録曲は、『THE END』で披露された楽曲の「初音ミクなし」バージョンや、渋谷が音楽を手掛けたドラマ『SPEC ~警視庁公安部公安第五課 未詳事件~』メインテーマのピアノソロバージョン、杉本博司とのコラボレーション曲など10曲。ジャケットの写真を蜷川実花、デザインを田中良治(Semitransparent Design)が担当している。なお同作は、通常のCDプレイヤーでも再生できるハイブリッド仕様のSACDとなる。また、高音質による配信リリースも行われる予定だ。

リリース情報

Keiichiro Shibuya
『ATAK022 Live in Paris』(CD)

2015年7月22日(水)発売
価格:3,780円(税込)
SICL-10007

1. Aria for Time And Space (Piano Solo Version)
2. Heavenly Puss
3. Nothing Happens Twice
4. Aujourd'hui le monde est mort/Etransient (Collaborate with Hiroshi Sugimoto)
5. Spec
6. Open Your Eyes
7. Aria for Time And Space (Version)
8. Aria for Death (Version)
9. Aria for The End (Version)
10. At Last I'm Free (Dedicated to Jean-Luc Choplin)

amazonで購入する

  • HOME
  • Music
  • 渋谷慶一郎のパリ・シャトレ座公演が高音質CD化、ジャケは蜷川実花

Special Feature

Crossing??

CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?

詳しくみる

JOB

これからの企業を彩る9つのバッヂ認証システム

グリーンカンパニー

グリーンカンパニーについて
グリーンカンパニーについて