今週の編集部まとめ

毎週月曜日更新 2017年2月20日
BACKNUMBER

編集部員の、ちょっとひとこと

  • 柏井万作
    柏井万作

    臨死体験みたいな……

    SNS上でとにかく話題になっていたアピチャッポン・ウィーラセタクンの舞台作品『フィーバー・ルーム』、何とかチケットが取れたので観てきましたが、びっくり仰天。レーザーとスモークだけで現実空間に「レイヤー」を生み出せるなんて知らなかった。異次元空間を旅するような、非常に幻想的な体験でした。映像からリアルな体験に移るまでの構成作りも面白くて、上映する「映像」だけじゃなくて、「鑑賞体験」も含めた新しいタイプの作品。こういう特別な体験込みの作品、多少高くてもいいからもっとたくさん観てみたい。

  • 飯嶋藍子
    飯嶋藍子

    ポジティブすぎるパワーをもらいました

    土曜日はRIP SLYME、日曜日はKeishi Tanakaのライブへ。史上最長のライブハウスツアーのファイナルとなったRIPの公演。会場はまさに『DANCE FLOOR MASSIVE』の様相を呈していて、すべての人を高揚させるパワフルさと、色気と、遊びと、全てが完璧のエンターテイメント。熱気がすごかった! Keishi Tanakaもツアーファイナル(延期になった東北公演が残っていますが)。強固なバンドサウンドのグルーヴの中で、ホーンやストリングスの音像とKeishiさんの歌声が紡ぎ出す多幸感たるや。どちらのライブもそれぞれに色鮮やかで、音楽の生み出すポジティブなエネルギーをがしっと注入されました。

  • 山元翔一
    山元翔一

    みんな愚かで空っぽ…?

    今月18日に公開された『愚行録』を観てきました。同名ミステリー小説をもとにしたこの映画、原作者の貫井徳郎の「最悪に不快な読後感を残す話を構想しました。」というコメントが物語るとおり、鑑賞後には「人間って…」という重くて後ろ暗い、どうしようもない感情だけが残りました。劇中に、「悪魔みたいな生き物が、この世にはいるんです」という象徴的なセリフが出てくるのですが、今作で語られるものは遠い物語の世界の話ではなく、私たちのなんでもない日常におけることなのだなと、鋭いものを突きつけられたような思いでした。妻夫木聡や満島ひかりといった豪華なキャストも目を引きますが、この重厚で緻密な作品を手がけた石川慶は今作が長編映画監督デビュー作というから驚きです。

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Spoon“Can I Sit Next To You”

Spoonの新作より、“Can I Sit Next To You”のPVが公開。シックで怪しげな楽曲と、奇怪だがグルーヴ感のある映像のはまり具合が絶妙です。PVを手がけたのは、BECKの『Guero』のアートワークで知られる現代芸術家マルセル・ザマ。(山元)