NHK『ゆく年くる年』2022/2023年の中継地&テーマ発表。お寺や教会だけでなく新球場から「きつねダンス」も

メイン画像:聖オルバン教会(東京都港区)

NHKの年越し番組『ゆく年くる年』のテーマと中継地が発表された。

1955年から放送されている『ゆく年くる年』。今年も『NHK紅白歌合戦』の放送後、12月31日23:45から24:15まで放送される。

今年のテーマは「災禍を超えて 未来へつなぐ」

今年のテーマは「災禍を超えて 未来へつなぐ」。番組では「次の世代に安心して過ごせる社会をつないでいきたい」という各地の祈りを、生中継で届ける。進行役は『おはよう日本』のキャスターでもある首藤奈知子と、三條雅幸。

キーステーションと中継地も発表

今年のキーステーションと中継地は下記の通り。

キーステーション

・鶴岡八幡宮(神奈川県鎌倉市)

中継地

・エスコンフィールド北海道(北海道北広島市)

14年ぶりに誕生したプロ野球の新球場。スタジアムの見どころを、流行語にもなった「きつねダンス」と共に紹介。

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・岩木山神社(青森県弘前市)

霊峰・岩木山のふもと、深い雪に覆われた創建1200年の神社。夏の大雨で被害を受けた農家が、来年の豊穣を祈る。

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・光泉寺・草津温泉(群馬県草津町)

コロナ禍で減少した観光客が戻ってきた、草津温泉。湯煙ただよう湯畑や、若者の注目を集める観光スポットを紹介。

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・聖オルバン教会(東京都港区)

ウクライナ正教会の年越しの礼拝。日本に避難してきた人たちの聖歌と、祖国への祈りに耳を傾ける。

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・勝興寺(富山県高岡市)

地域で親しまれてきた寺が、23年におよぶ修復を経て、国宝に指定。ものづくりの街で、新年の景気回復を願う。

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・唐招提寺(奈良県奈良市)

奈良時代に造られた伽藍が、当時の姿を残している。108組の参拝者が順番に除夜の鐘を撞く。

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・嚴島神社(広島県廿日市市)

世界文化遺産の厳島神社は、大鳥居の保存・修理工事を今年終えた。ライトアップされた様子を、ドローンで紹介する。

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・泰平寺(愛媛県宇和島市)

太平洋戦争に出征していた地元の人が、軍刀や世界中の貨幣で作った平和の鐘。国連本部にも同じ鐘が送られている。

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・霧島神宮(鹿児島県霧島市)

火山噴火のたびに再建され、溶岩の上に建つ本殿などが国宝に。災厄を乗り越えてきた社殿に勇壮な太鼓を奉納する。



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