私たちはなぜ「顔」に執着するのか? DCスタジオ発美醜スリラー『クレイフェイス』10月30日公開

© DC Studios. All Rights Reserved. 配給:東和ピクチャーズ・東宝

映画『クレイフェイス』が10月30日に全国公開される。

『スーパーマン』『スーパーガール』に続き、DCスタジオが新たなジャンルへ踏み込む本格心理スリラー『クレイフェイス』。「クレイフェイス」は『バットマン』シリーズを代表するヴィランの一人として知られるが、同作で描かれるのは、単なるヴィランの恐怖ではない。

ハリウッドスターの主人公マット・ヘーゲンは腐敗と貧困が蔓延るゴッサム・シティから努力の末に成り上がり、オスカー候補へと名を連ねるが、華々しいキャリアと名声を手にした直後、ある事故から、俳優にとって命ともいえる「顔」に重度の損壊を負い、禁断の治療へと手を伸ばしてしまう。映画では再起への執着の果てに「怪物」へと変貌していく、その壮絶な転落人生が描かれる。

マット・ヘーゲン役を演じるのはトム・リス・ハリス。脚本を『ドクター・スリープ』などで人間の心の闇と恐怖を描いてきたマイク・フラナガンが手がける。監督は『スピーク・ノー・イーブル 異常な家族』のジェームズ・ワトキンス。製作にはマット・リーヴス、ジェームズ・ガン、ピーター・サフランらが集結した。

デミ・ムーア主演の映画『サブスタンス』では、年齢を理由にキャリアの危機に直面した元トップ女優が禁断の再生医療に手を伸ばし、Netflix『ダウンタイム』では、美容整形業界を舞台に、美への欲望や金への執着、葛藤、その裏側で交錯する人間模様が描かれた。

SNSやメディアを通じて他人の容姿が絶えず目に入り、自分の外見を誰かと比較することが日常となった現代。そんな人間における「見た目」への執着と、アイデンティティの揺らぎを描いたのが、「次に観るべき“美醜スリラー”」として注目される『クレイフェイス』だ。

ジェームズ・ワトキンス監督は「自分の仕事や評判、アイデンティティを失う恐怖…これらは私たち全員が抱える恐怖なのです。同様に、自分の身体がおかしくなっていく恐怖も然り。こうした根源的な恐怖こそが<最も強烈なホラー>を生み出すと考えており(本作では)そこに注力したかった」と語る。

マットに禁断の治療を施す博士ケイトリン役を演じたナオミ・アッキーは、マットと共通する欲求として「評価されたい、世の中に変化をもたらす“何か“をして注目されたい、という強い飢えがある」と指摘。

プロデューサーのリン・ハリスは、同作に込めたテーマとして、マットが屈してしまう「エゴとの闘い」を挙げ、「SNS時代において、他人の外見と自分を比較し、見た目がすべてになってしまう現代の私たちへの問いかけでもある」と警告する。

同作は、単なる怪物映画ではなく、美しさや成功を追い求めるあまり、次第に自分自身を見失っていく人間の姿を描いた悲劇の物語でもある。現代の私達への身近な恐怖と、「顔」への執着を通して、人間の欲望とアイデンティティ、自分自身を見失うことの恐ろしさを問いかける。

全米では10月23日より3458館で公開され、全米公開初週末となる10月23日~25日の3日間で、興行収入約2,400万ドル(約37.7億円)を記録。全米週末興行ランキング初登場No.1を獲得した。

海外76市場でも約1,900万ドルを記録。全世界オープニング興行収入は約4,300万ドル(約67.5億円)に達し、全世界週末興行ランキングでも初登場No.1に輝いた(※興行収入は10月25日時点の週末推定値。1ドル157円換算)。

米映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では、批評家スコア75%に加え、認証済み観客によるスコアが94%を記録(10月26日時点)。全米の劇場観客を対象とした出口調査「CinemaScore」でも、A−(マイナス)という高評価を獲得した。

映画『クレイフェイス』公式サイト


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