ソウルの若者に人気の、SNS映えするフォトジェニックなスポット紹介

グルメ、ショッピング、エステ、カフェ、クラブ……、ソウルを楽しむにも沢山の選択肢がありますが、今、ソウルで写真を撮るなら、どこに行くべき!? 今回は、一人旅でも楽しめる隠れた人気スポットを紹介する、「SEOUL HIDDEN PLACE SERIES」として、ソウルのフォトジェニックなスポットを4つ紹介します。
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※本記事は『HereNow』にて過去に掲載された記事です。

STYLE NANDA PINK HOTEL

映画『グランド・ブタペスト・ホテル』内のホテルに来たような気分になれる、明洞(ミョンドン)にあるスポットが『STYLE NANDA PINK HOTEL(スタイルナンダ・ピンクホテル)』。グローバルアパレルブランド「STYLE NANDA(スタイルナンダ)」のフラッグシップストアで、ホテルをコンセプトにした店内はレディースアイテムや、自社コスメブランド「3CE」、カフェなどを展開しています。「ピンクは私のスタイルじゃない」という人でも、このお店に入った瞬間、心の中に潜んでいた感性が刺激されることでしょう。

全5階建ての建物はフロアごとにコンセプトが異なっていて、1階のコンセプトはホテルのロビー。客室の鍵がディスプレイされていたり、天井にはベッドが吊り下げられるなど、好奇心を刺激される空間になっています。

2階のコンセプトはスパ。本格的なコスメショッピングが楽しめて、カラー系コスメアイテムが空間をカラフルに彩ります。

愛らしいピンクホテルのイメージそのもののパッケージや、牛乳パックに詰めたホワイトミルククリームなど、アイデアいっぱいのパッケージデザインが飽きさせません。

そして、生花をいっぱいに浮かべたバスタブの前での撮影は絶対にお忘れなく。

3〜5階はレディースのファッションフロアとなっていて、3階は客室、4階はランドリー、5階はプールがコンセプト。

4階のフォトスポットは、実際に回っている洗濯機や、洗剤がディスプレイされているヴィンテージの洗濯機の前で。そして5階に上がったら、床のタイルも要チェックです。

カフェがある5階とルーフトップがある6階は、ピンクホテル内でも一番のフォトジェニックスポット。

カフェでは、パステルトーンの大きなコットンキャンデイーにくるまったアイスクリームが、注文必須メニュー。1度目にしたら、そのインパクトに誰もがカメラを構えることでしょう。

ふわふわのピンククッションが敷かれたルーフトップでは、寝転びながらまったりとくつろいで、ソウルの上空を撮影してみるのもいいかもしれません。

STYLE NANDA PINK HOTEL
新住所:ソウル特別市中区明洞8街37-8(チュン区ミョンドン8ギル37-8)
営業時間:11:00~23:00
電話番号:02-752-4546
最寄り駅:ミョンドン駅
Webサイト:http://www.stylenanda.com/

D MUSEUM

漢南洞(ハンナムドン)にある『D MUSEUM(ディーミュージアム)』は、オープンからまだ2年足らずですが、今、ソウルで最もトレンディなミュージアムとして、ユース世代を中心に人気を集めるスポットです。

『D MUSEUM』は、『大林美術館』を運営している大林美術文化財団によって2015年12月に設立。「日常が芸術になる瞬間」という『大林美術館』のコンセプトのもと、展示と連携したワークショップも行うなど、新しい展覧会の形を提案しています。

例えば、今春開催された「YOUTH展」では、作品展示とともに現代舞踊とバレエ、ピラティス(エクササイズ)を融合させたダンスプロジェクト「tanzplay」のワークショップが行われました。若さを表現する作品とtanzplayのコラボレーションにより、単なる展示で終わるのではなく、マルチアングルな展示表現を実現しました。

そして、ミュージアム内のカフェ『D CAFE』も展示と関連性を持たせています。展示コンセプトに合わせてカフェ空間の雰囲気を変えることはもちろん、メニューもその都度刷新。「YOUTH展」のときには、「甘い青春のバニララテ」、「幸せになろう 今日のチョコミルク」、「大人にならないで」など、ウィットに富んだネーミングが面白いと評判でした。

今回の撮影時のカフェ内には、『大林美術館』で開催されている「The Selby House:#楽しい私の家 展」とコラボしたインテリアが展開され、そのユーモラスな演出が目を引きました。

この『D MUSEUM』が若い世代に人気があるのは、彼らが共感できるトレンディな展示のテーマに加え、館内が撮影自由ということもあり、SNSに投稿しやすいことなども、理由の一つかもしれません。

すでに会期が終了したグラフィティプロジェクトの作品は、現在も撤去されず壁にそのまま残されていて、ここはまさに絶好のフォトスポット。『D MUSEUM』の外観に描かれたグラフィック作品もお見逃しなく。

D MUSEUM
新住所:ソウル特別市龍山区読書堂路29街5-6(ヨンサン区トッソダンロ29ギル5-6)
営業時間:10:00~20:00
定休日:月曜日
電話番号:070-5097-0020
最寄り駅:ハンガンジン駅
Instagram:http://www.instagram.com/daelimmuseum/
Webサイト:http://www.daelimmuseum.org/dmuseum/

mAgnstudio coffee

これまで注目されていなかった金湖洞(クモドン)エリアですが、最近は「ピンクの階段があるコーヒーショップ」こと『mAgnstudio coffee』の登場で徐々に話題エリアとなってきました。

かつては、古い住宅が立ち並んでいた金湖洞。今では高層マンションが立ち並ぶエリアに変化しつつも、まだ一部では昔ながらの市場など懐かしい風景が残っていて、『mAgnstudio coffee』もそんな住宅地の一角にあります。

『mAgnstudio coffee』に、まず入ると驚くのが、通常のテーブルと椅子がなく、一段下がった円形囲んで座るというスタイル。

中央には植物が配置され、その上には、アーティスティックなピンクのシャンデリアが。コンセプトは「夕焼けに照らされるシャンデリア」とのことで、水こそないものの、円形の池を囲んで足を浸すような座席の演出が面白いところです。

カフェは室内だけでなく、太陽の光が降り注ぐテラススペースも設けられています。元住居だった建物を改造して作られた空間は、友人の家の裏庭に遊びに来たような穏やかな空気が流れています。

ここで「ピンクの階段」と同じくらい有名なのがピンクのドリンクメニュー。ピンクカラーのクリームが乗ったシャンデリアラテや、3つのグラデーションが美しいウィンナーコーヒーなどが人気となっていて、シャンデリアラテとウィンナーコーヒーはコーヒーのほろ苦い味とともに、色のイメージ通りのほんのりした甘さで、味わいが広がります。

日当たりも良く自然光も入るため、どこから撮影してもフォトジェニックな写真が撮れるのが『 mAgnstudio coffee』の特徴です。

そんなショップ内で、あえてベストスポットをあげるなら「HELLO I AM___________」と描かれた壁でしょう。

『mAgnstudio coffee』のソーシャルコミュニケーションプロジェクトである「HELLO I AM」は、匿名性が高い現代の生活の中でも、『mAgnstudio coffee』では名前を呼ぼう、というコンセプトから来ています。そのため、「HELLO I AM___________」とデザインされたテイクアウトカップには、私たち自身が名前を書いて店員にサーブし、ドリンクを入れてもらいます。自分の名前が書かれたカップを記念品として持ち帰る人も多いため、その人気にあやかってタンブラーグッズまでできたと言われています。

mAgnstudio coffee
新住所:ソウル特別市城東区金湖山道36街(ソンドン区クムホサンギル36)
営業時間:10:00~22:30
定休日:月曜日
電話番号:02-796-3332
最寄り駅:シングムホ駅
Instagram:http://www.instagram.com/magnstudio/

Laundry Project

外国人と1人暮らしの若者が多くいるエリア・梨泰院(イテウォン)近くにある解放村(ヘバンチョン)。このエリアはユニークなコンセプトのカフェが多く、中でもコインランドリーとカフェが併設された『Laundry Project』が、注目を集めています。

2016年7月にオープンした『Laundry Project』は、代表のイ・ヒョンドクがパリ留学中にコインランドリーをよく利用していたことからアイデアを得たと言います。そして、単なるランドリーカフェではなく「洗濯が終わるのを待ちながら、リラックスした時間を提供したい」という想いからこのお店が生まれたそうです。

『Laundry Project』が目指しているのは、「洗濯という日常的な時間を通じて、都会で生きる人々に癒しと楽しい時間を作り出す」こと。実際に、『Laundry Project』に入ると、洗剤特有の香りが広がり、日常への癒しとして確かに満喫することができます。

またここでは、生活雑貨のセレクトショップや高級スーパーなどでしか手に入らない洗剤を購入することもできるので、カフェついでに洗剤を買う人もいるのだとか。

カフェはランドリーのおまけ的なスペースではなく、独立した空間になっていて、「コーヒーの香りにとても気を使っている」とイ・ヒョンドクは言います。店内では、その他にも自家製ベーカリーも展開していて、その香ばしい香りも漂ってきます。

カフェ内での人気は、リアルグレープフルーツエイドとクリームソーダ。リアルグレープフルーツエイドはその名の通り、グレープフルーツを直接絞り炭酸で割って、グレープフルーツ特有の苦味は少なく、甘酸っぱい味わいでのどごし爽やか。海色のソーダにバニラアイスクリームをのせたクリームソーダも清涼感いっぱいで、とってもフォトジェニックです。

ちなみに、『Laundry Project』のホームページから会員登録すると、20%割引きクーポンが手に入るので、ショップに行く際には事前チェックを忘れずにどうぞ。

Laundry Project
新住所:ソウル特別市龍山区新興路78街(ヨンサン区シンフンロ78)
営業時間:10:00~23:00,13:00~23:00(火曜日のみ)
定休日:毎月第一火曜日
電話番号:02-6405-8488
最寄り駅:ノッサピョン駅
Instagram:http://www.instagram.com/laundryproject/
Webサイト:http://www.laundryproject.co.kr/


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