アップリンク×MOOSIC LAB 現代に映画館が必要な理由とは?

どんな時代だって、やっぱりドキドキしていたい。思わぬ出会いに、胸をたかぶらせたい。今、映画館には、そしてカルチャーには、いったいなにができるだろう? 根本的な問いを、ふたりの「実践者」にぶつけてみた。

ひとりは、2018年12月、吉祥寺パルコの地下2階にアップリンク吉祥寺を開館したアップリンク代表、浅井隆。もうひとりは、SPOTTED PRODUCTIONS代表取締役、「音楽×映画の祭典」を謳う『MOOSIC LAB』の開催を始め、映画の企画や配給に取り組んでいる直井卓俊。

かたや1970年代から東京カルチャーの真っ只中を生き、1980年代後半から30年以上、映画シーンを形づくってきた生き字引。他方、フレッシュな才能を次々とフックアップし、『シブカル祭。』とのコラボレーションも含めて、現在のユースカルチャーと並走するキーパーソン。アップリンク吉祥寺に集ったふたりが熱く語り合った。

(アップリンク吉祥寺は)「自分の観たい作品がきっと見つかる映画館」なんです。(浅井)

—今回、アップリンク吉祥寺で取材させていただくのですが、こちらはどのような思いで開館したのでしょうか?

浅井:インディペンデントのスピリットを持った映画を上映するプラットフォームをつくることが大切だという思いがありました。お客さまが「これを観たい」というものを提供したい、と。多くのミニシアターは運営側の「これを観てほしい」という作品を押し出しがちだけど、そもそも、お客さまの観たいもの、嗜好性がすごく多様になっているでしょう?

左から:直井卓俊、浅井隆

—具体的にはどういう点で嗜好の多様さを感じますか? 重ねてひとつ伺うと、吉祥寺やパルコは、浅井さんが映画にかかわり始めた時期から重要な場所でしたよね。

浅井:1987年にアップリンクを立ち上げて、最初に配給したのがデレク・ジャーマン監督の『エンジェリック・カンヴァセーション』でした。今はなき吉祥寺バウスシアター(2014年に閉館)で、それを上映してもらったんです。その後、同じ監督の短編集を上映してもらったのがSPACE PART3(のちのシネクイント。当時、渋谷パルコ PART3の8階にあった)なんですよ。

当時はインターネットがないから、配給する側がロック喫茶やジャズ喫茶に行ってチラシを撒いたり、ポスターを貼ってもらったりしていたんです。でも今は、業界の人間や配給会社が発信するよりも先に、お客さまのほうが新鮮な情報をいち早く手に入れていることも多いですよね。監督や俳優がツイートする時代でもあるわけですし。

浅井隆

—情報の環境がまったく違いますし、たしかに嗜好の多様性も加速しますね。

浅井:NetflixやAmazonプライム・ビデオといったSVOD(定額制動画配信。Subscription Video on Demandの略)には大量のタイトルがあって、見たいときにオンデマンドで見ることができますよね。その利便性にはかなわないけれど、アップリンク吉祥寺のように5スクリーンがあれば、1日最多で1スクリーン5作品、全部で25作品を上映することができる。

週によって作品の上映時間を変えて何週も上映できれば、ある週で予定があわなくても、どこかで観てもらえるでしょう? お客さまが今、どういうものを観たいのかを考えて、5スクリーンで展開しています。アップリンク吉祥寺は、オンデマンドではないけれど、情報さえ得てくれれば「自分の観たい作品がきっと見つかる映画館」なんです。

アップリンク吉祥寺 イメージビジュアル

—なるほど。対する直井さんにお話を伺う……前に、かつてアップリンクで上司と部下だったおふたりの関係を少しだけお聞かせ願いたいです。直井さんが26歳のときにアップリンクに入ったんですよね。

浅井:今、いくつ?

直井:42歳になりました。

浅井:もうそんなになったんだ。アップリンクには何年いたの? 1年ぐらい?

直井:4年半です!

浅井:わかってるよ! ギャグだよ、ギャグ!(笑)

—2000年に入社したアップリンクを退社後、2005年にSPOTTED PRODUCTIONSを旗揚げ、2012年に『MOOSIC LAB』を本格的に開始されますね。その経緯はどういったものだったのでしょうか?

直井:アップリンクではDVDの営業から始めたのですが、早い段階から企画や制作もやることになりまして、インディーズ映画やピンク映画などを主に扱っていました。

浅井:まだDVDが売れていた時代だよね。

直井:浅井さんには厳しく指導をいただきつつも、自由に企画をさせてもらっていて、パルコとはその頃すでに、シネクイントで女性限定のピンク映画やロマンポルノのオールナイトイベントをやらせてもらっていました。独立してから最初に手がけた山口雄大監督の上映イベントも実はシネクイントでやったんです。2011年公開の『劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ』(2011年、入江悠監督)、『SR サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者』(2012年、入江悠監督)、『5つ数えれば君の夢』(2014年、山戸結希監督)も、パルコと一緒に製作を手がけましたね。

ピンク映画やロマンポルノがそうなんですが、僕のなかには「プログラムピクチャー(映画が2本立てで上映されていた当時、メイン作品と併映するためにつくられた映画のこと)」の影響が根強くあるんですよね。上映時間や内容など、なにかしらの企画の制約があって、そのなかでつくり手が個性を発揮していく、という。『MOOSIC LAB』は、そういったプログラムピクチャーやライブハウスの対バン形式の精神が基盤になっています。

直井卓俊

2011年頃は、ミュージシャンが絡む企画に関わることが多くて、僕自身もライブハウスに行くことのほうが面白い時期だった。(直井)

—『MOOSIC LAB』のコンセプトである「音楽×映画の祭典」という企画の発想はどこからきたんでしょうか?

直井:2011年頃は、先述の『劇場版 神聖かまってちゃん』を始め、ミュージシャンが絡む企画に関わることが多くて、僕自身もライブハウスに行くことのほうが面白い時期だったんです。当時、大森靖子さんに誘われて行ったどついたるねんのライブで、アイドルのBiSと事故的に出会ってモッシュに巻き込まれたりと、いろんな意味で刺激を受けまくっていました(笑)。

—『MOOSIC LAB』の原点にはライブハウス的なカルチャーの盛り上がりがあった、と。

直井:そうですね。そこから、音楽、映画、演劇などあらゆるカルチャーを「×」で繋いで化学反応を探り続けているといいますか。

—山戸結希監督もそうですし、『MOOSIC LAB』を経た多くの監督が活躍するようにもなっていますよね。『nico』(『MOOSIC LAB』初代グランプリ作品)の今泉力哉監督ですとか。

直井:それは本当に嬉しいことです。最近では『少女邂逅』(2017年)の枝優花監督とか。音楽でいえば大森靖子さん、カネコアヤノさんとか……女優でも森川葵さん、吉岡里帆さん、岸井ゆきのさん、小川紗良さんとかが賞を取っていたり。

当初『MOOSIC LAB』自体は、東日本大震災後の焦燥感のなかで、自分より少し下の世代の監督やミュージシャンたちと「なにか一緒にみんなでやらなければ」という思いだけで立ち上げたものなんです。それが今では、『MOOSIC LAB 2018』の長編部門10本がほぼ全部単独公開される予定だったりと、だいぶ変容してきたと思います。

『カメ止め』はある意味、社会の縮図を描いていると思うんです。(直井)

—映画界の現状はどう見ていらっしゃいますか。たとえば『カメラを止めるな!』(2017年、上田慎一郎監督)の大ヒットはどうでしょう?

直井:『カメ止め』はある意味、社会の縮図を描いていると思うんです。「テレビの生中継でゾンビ映画をつくれ」という不条理な発注があって、それに対して現場が頑張る。いわば、「あるある」なんですよね。映像の業界内でも共感する人が多かったですし、それは同時に上司に日頃から色々と言われている世のサラリーマンたちの共感も得られたんじゃないですかね。

大阪の劇場で700席が満席になっている場に立ち会ったことがあるんですが、本当に客層が広くて。お年寄りから子どもまでいたんです。お父さんが感動して息子を連れていったという話も聞きましたし。

浅井:ビジネスとしてなぜあそこまで成功したのかはよくわからないと思っていたんだけど、無理難題を押し付けられているサラリーマンといった人たちが、その難題を実行している映画撮影部隊にシンパシーを抱いたわけだ。

直井:前回の箭内さんの対談にもあった「共感」を求める時代の流れって映画界にもあって、『カメ止め』はそこにフィットしたんじゃないですかね(参考記事:箭内道彦×小杉幸一 かつての「憧れ」を取り戻す、広告界の戦い)。インディーズ映画に関わっていると、私小説的でわかりにくいシーンも出てくるわけなんですが、最近はそれを面白がれず、「わからない」だから「つまらない」という感想が多い気がしています。『カメ止め』は痛快なまでの回収構造によって一点の曇りもない気持ち良さをもたらしてくれる。……故に、以前に対談した中森明夫さん(作家、アイドル評論家)が「『カメ止め』には批評の余地がない」と言っていて、まさにそうだな、と。

—『バーフバリ 王の凱旋』(2017年、S・S・ラージャマウリ監督)の応援上映から『ボヘミアン・ラプソディ』(2018年、ブライアン・シンガー監督)といったライブ体感的なものも含めて、映画館のありようも変わってきていますよね。

浅井:いいことだと思います。だって映画館って、映画を観るだけの場所じゃないんですよ。ライブビューイングだって行われているし、シネコンだったら企業の新入社員用のイベントにも貸し出している。アップリンク吉祥寺のオープニングでも、スクリーン前に演台を組んで落語会をやりましたし、アップリンク渋谷ではライブもパフォーマンスもやっていますから。そもそも、カルチャーの「場」ってそういうことじゃないかな、と思います。

先ほど触れたSPACE PART3だって、アートの展覧会や演劇、ライブに映画もやっていた。同じ渋谷のシードホールも、池袋の西武百貨店にあったスタジオ200もそういう場所だったし、六本木にあったWAVEや、その下にあった映画館シネ・ヴィヴァン・六本木も含めて、1980年代を席巻したセゾン文化の「場」は、そうした多様性の「場」なんですよ。

—むしろそれこそが浅井さんにとってのスタンダードだ、と。

浅井:そうだね。今はインターネットの世界もすごくタコツボ化しているけど、パルコには「ひとつの場でなんでもやる」という遺伝子がある。アップリンク吉祥寺も、最初にすべてを撤去してなにもない状態のときに、なにかイベントができないか、という話が上がったくらいだから。開館までのスケジュール上、実現はできなかったけど。建て替え工事中の渋谷パルコのなかではファッションショーをやっていたでしょう(2017年に『シブカル祭。』のイベントのひとつとして実施した)。

普通の企業だったら、色々とクリアすべき問題があってゴーサインを出せないと思うんですよ。だからこそ他の企業施設にはない遺伝子がパルコには残っているし、そうした文化を浴びてきた僕たちも、それが普通だと思っているのかな。

—1973年に渋谷パルコができて、1974年に浅井さんは寺山修司の劇団『天井桟敷』で舞台監督を務めるようになりましたね。

浅井:さっき言ったような会場や西武劇場(のちのパルコ劇場)で舞台もやったし、寺山の映画の上映もしました。多大な影響を受けてきたから、パルコがセゾングループだった時代の「セゾン文化ラブ」みたいな愛情が強いんですよ。社員じゃないのにパルコの遺伝子を勝手に引き継いじゃっている(笑)。

映画館に行くということは、その街に足を運んで観る、ということなんですよね。(直井)

—先ほどSVODの話も出ましたが、そうした状況下で映画をめぐる現状や、映画館の役割についてはどうお考えですか。

直井:Webでの配信ドラマなど発表の場が多様化していて、つくり手にとって機会が増えているのはいいことですよね。実際うちにもその手の企画の相談が結構多いです。

浅井:僕はNetflixもHuluも、Amazonプライム・ビデオもU-NEXTも全部入って、横断的に見ているし、映画館でも観ますね。

直井:すごいですね!自分はどうもまだ配信では見慣れなくて。見習わないとです、本当に……。

—SVODと映画館を比較する問い自体がおかしいでしょうか?

浅井:いや、見る環境自体はもちろん違う。しかしその上で、コンテンツという面では観客にとって大きな差がない、という話なんですよ。

浅井:映画館としてはSVODと差をつけるために、アップリンク吉祥寺でも、田口音響研究所に開発してもらった最高のスピーカーを取り付けていますし、映写設備も含めて環境にはこだわっているんです。画の鮮明さ、音のクオリティー、スクリーンの大きさなどは、家で見るのとまったく違う。その上で、コンテンツには差がない。観てから時間が経って、心のなかに記憶として残っている映像体験としては、違いがないと思うんです。

直井:個人的には、映画館で不特定多数の、バラバラの価値観の人たちと同時に観ていることは、大事だとは思います。周囲で笑いが起きて、「えっ、なんで?」ってわからない瞬間も含めて、体験として面白い。

浅井:それは黒沢清監督も言っていることだよね、「社会の中で同じように感じる人がいること、あるいは自分と違う感性の人がいることを確認する場が映画館」と。ただ、現代では隣の人の知らない意見は、レビューサイトやアプリ、Twitterで調べれば、「あれ、この人は俺と違う感覚で見ているな」というのが、ネット空間のなかで感じることはできるでしょう。

直井:なるほど。でもそんななかで、アップリンク吉祥寺は久々に「ここに足を運んで映画を観たい!」と思わせてくれる映画館が出てきたと感じるんです。映画館に行くということは、その街に足を運んで観る、ということなんですよね。

アップリンク吉祥寺 撮影:村田雄彦
アップリンク吉祥寺 スクリーン1 撮影:村田雄彦

直井:僕、シネクイントのオープニング作品である『バッファロー'66』(1998年、ヴィンセント・ギャロ監督)を、当時シネクイントが入っていた渋谷パルコ PART3の8階で行列に並んで観たんです。それで感動して、当時1000円した大きなパンフレットを悩みに悩んで買った挙句、パルコから出たら雨が降っていて、濡れてしまって泣きそうになった記憶があります(笑)。若い頃にそうやって渋谷のシネクイントやシネマライズ(宇田川町にあったミニシアター、2016年閉館)、それからユーロスペースやシネセゾン渋谷(道玄坂にあったミニシアター、2011年閉館)のレイトショーで、1人で映画を観るというのは「ちょっと背伸びをする」感じもあったんです。

—映画館も街も、一体となって記憶に残るんですね。

直井:吉祥寺まで来るにしても、京王線と中央線のどっちで来るのか、誰と来るか、映画を観たあとはなにを話そうか、なにを食べようかとかいろんなコミュニケーションのきっかけになると思うんです。『MOOSIC LAB』でも、参加監督同士が会場で鉢合わせた流れで飲みにいって、映画談義になったりします。

浅井:アップリンク吉祥寺のロビーでは、四六時中フィルムメーカーの人たちがウロウロしているんですよ。この取材の時期(2019年2月20日時点)だったら、『山〈モンテ〉』(2016年)の監督であるアミール・ナデリが毎日のように来ています。スクリーンも5つあるからトークショーも調整しやすく、塚本晋也監督や今泉力哉監督もトークショーで訪れてくれました。

—多様なざわめきをつくりだす「場」でこそ、新たな才能もプッシュできるのでしょうか。直井さんが手がけていたミニコミ誌『SPOTTED701』ではかつてブレイク寸前の能年玲奈(現在はのん)が表紙を飾っていましたが、『MOOSIC LAB』もそうした取り組みですよね。

『SPOTTED701』VOL.20 表紙ビジュアル

直井:懐かしいですね。あの表紙の撮影のあと、割とすぐに『あまちゃん』が発表になって危なかった(笑)。「場」という事でいえば、2013年には『シブカル祭。feat. MOOSIC LAB (for THE GIRLS)』で、大森靖子の監督したドキュメンタリー映画『非少女犯行声明』と山戸結希監督の『おとぎ話みたい』を上映しました。2015年の『シブカル祭。』でも縷縷夢兎(ハンドメイドユニット、読み方は「るるむう」)の東佳苗さんや少女写真家の飯田エリカさんの監督作品を制作、上映したりと、パルコさんじゃなかったら受容しきれなかった企画だと思います。

『シブカル祭。2013 フレフレ! 全力女子!』メインビジュアル

直井:一方で最近の『MOOSIC LAB』では、徳永えりさんや南沙良さんといった既に著名な演者の方々に「ダメ元で聞いてみよう」と出演オファーしてみたらOK、ということも多くなってきました。森直人さん(映画評論家、ライター)のかつての言葉を借りれば「メジャーとインディーズの液状化」ということですね。さらには、先ほども言った通りYouTubeも含めて発信先の可能性はすごく開けている。そのうえで「縛り」をどう設けるか、ということを企画側としては考えています。たとえば『カメ止め』の上田慎一郎監督が映画学校の生徒に「クリエイターにとって大事なものとは?」と聞かれて「締め切りです」と答えたらしいんですが、まさに『MOOSIC LAB』は上映日、つまり納期が決まっているんですよ。

—音楽×映画というテーマもある種の「縛り」ですし、プログラムピクチャーたる所以ですね。

直井:インディーズ映画で納期が決まっているというのも不思議なんですけどね。でも今では高校生でもVFXの天才はいるし、みんなドローンも飛ばす。プロ顔負けのものがつくれるなかで、アーティストと作らなきゃいけないとか、何日までに作らないといけないとか、色々な「縛り」があって追い込まれたときに、アイデアや工夫が生まれる気がしています。

—メジャーとインディーズが液状化していくなかで、アイデアや工夫は一層重要になってくるでしょうね。

浅井:今はサブカルチャーやインディーズという言葉が反転して、なにが本当にかっこいいのかわからなくなっている、と僕は思うんです。もうだいぶ前にメジャーレコード会社のなかにインディーズレーベルができる状況を見てきて、「今のインディーズってなんだろう」と思うし、液状化した時代に自ら自分たちの表現を「サブカル」ということは、相当イタいなと。

これからのパルコに期待するのは、液状化のなかにとどまらずに、世界トップクリエイターと組んで広告をつくるとかイベントや展示を企画してほしいし、それを見てみたい。そんな西武やパルコの遺伝子は、外の人間である僕自身も引き継いじゃったわけです。そうして継承されたものを、これからもっと出していきたいですね。

サイト情報
『パルコ50周年キャンぺーンサイト』

2019年1月1日からスタートしたパルコの50周年キャンペーン「50年目の、新しいパルコ。」の特設サイト。同サイトでは、インタビュー企画や謝恩企画など、随時情報が更新中。

プロフィール
浅井隆 (あさい たかし)

1955年、大阪生まれ。1974年演劇実験室天井桟敷に入団し舞台監督を務める。1987年アップリンクを設立。デレク・ジャーマン監督作品をはじめ、国内外の映画を配給。カンヌ映画祭に出品された黒沢清監督作品『アカルイミライ』などの製作プロデュースを担当。2005年には渋谷区宇田川町に映画館、ギャラリー、カフェレストランが集まるカルチャー・コンプレックス『アップリンク渋谷』をオープン。2011年にカルチャー・マガジン『webDICE』、2016年にはオンライン・シアター『アップリンク・クラウド』をスタート。アレハンドロ・ホドロフスキー監督の2017年公開作品『エンドレス・ポエトリー』では、共同プロデューサーを務める。2018年に5スクリーンのミニシアターシネコン、『アップリンク吉祥寺』をオープン。

直井卓俊 (なおい たかとし)

1976年、栃木県生まれ。法政大学卒業後、アップリンク勤務を経て、SPOTTED PRODUCTIONSとして配給、宣伝などを手がける。配給作品に『SR サイタマノラッパー』シリーズ『フラッシュバックメモリーズ3D』『自分の事ばかりで情けなくなるよ』『百円の恋』、企画プロデュース作品に『劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ』『5つ数えれば君の夢』『私たちのハァハァ』『少女邂逅』、気鋭の映画監督×アーティストによる映画祭『MOOSIC LAB』など。6月には初の演劇プロデュース作品『アルプススタンドのはしの方』が浅草九劇で上演される。



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