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草間彌生 一問一答インタビュー

草間彌生 一問一答インタビュー

テキスト
杉浦太一
2008/01/24
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Q1.草間さんは様々な表現手法で作品をつくられていらっしゃいますが、やはり「水玉」の印象が強いと思います。いつ頃から水玉を描かれるようになったのですか?

A1.代表されるのは水玉だけではありませんが、幼少の頃、幻覚を見て紙に水玉をうつしたのがきっかけです。

Q2.キャンバスに描くとき、ペンや筆を置かれる前に全て完成図がイメージできているのですか?

A2.いいえ、描いているうちにどんどんイメージが発展して完成します。

草間彌生 一問一答インタビュー

Q3. 195060年代頃はニューヨークでご活躍されていましたが、当時と今とで何か変化はありますか?

A3.渡米前から作家活動をしています。今も変わりなく芸術家として求道の道を厳しく歩んでいます。

Q4.今回のドキュメンタリー映画『≒ 草間彌生 わたし大好き』をご自分でご覧になって、いかがでしたか?

A4.自分の映画に感動して、私は涙に咽びました。一緒に観たカメラマンやスタッフも感動して泣いていました。

Q5.本作のサブタイトルは「わたし大好き」ですが、草間さんは、ご自分を天才、もしくは天才的だと思われますか?

A5.私は宇宙初の天才で星や太陽といつも一緒に住んでいます。私の想像力は限りもなく、地球を飛び越えて宇宙の彼方へ前進して行きます。

Q6.トーマス・エジソンは、「天才とは1%のインスピレーションと99%の努力から生まれる」と言いました。草間さんは天才とは何から成るものだと思いますか?

A6.私もエジソンに賛成です。私の芸術の発展は、天才と努力の二つから成り立っています。

Q7.国内外問わず、数多くの賞を受賞していらっしゃる草間さんですが、映画にも収められていた「高松宮殿下記念世界文化賞」を受賞された時は、どんなお気持ちでしたか?

A7.多くの方々に受賞を賛美していただき、芸術家として頑張っていくことを私は期待されました。自分にとって素晴らしい瞬間でした。

草間彌生 一問一答インタビュー

Q8.CINRA.NETは、若手のアーティストにも読まれています。アート界やメディアなどの世間からの評価を、作家はどのように受け止めれば良いのでしょうか?

A8.自分自身の信じるところを正直に生きればいいと思います。

Q9.草間さんは作品を作られる上で、アーティストである上で、何を最も大切にしていらっしゃいますか?

A9.人間への賛美、生老病死の運命の中で、世界中でもっとも輝かしい自身の芸術の求道の道を歩むことです。

Q10.さて、2月2日から映画が公開されます。劇場に観に行かれる方へ、メッセージをお願い致します。

A10.私の作品と私の芸術家としての生き方に声援をおくってくれたら嬉しいと思います。

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作品情報

『≒草間彌生 わたし大好き』

ドキュメンタリー映画≒(ニアイコール)シリーズ第5弾

プロフィール

草間彌生

長野県松本市出身。幼少時代より絵を描き始める。1958年に渡米し、16年間ニューヨークに滞在。93年ヴェネツィア・ビエンナーレ日本代表、98年台北ビエンナーレ、2000年シドニー・ビエンナーレに参加。99年東京都現代美術館において大規模な個展を開催。2004年には「KUSAMATRIX」展を森美術館と札幌藝術の森美術館で開催。2000年第50回芸術選奨文部大臣賞受賞、2001年朝日賞受賞、2003年フランス芸術文化勲章オフィシェ受勲、2004年信毎賞、2006年高松宮殿下記念世界文化賞を受賞。

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