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“時をこえ” HYインタビュー

“時をこえ” HYインタビュー

インタビュー・テキスト
金子厚武
2010/08/10

最初の<昔の話を聞いたのさ>ってフレーズがまず出てきて、でも途中から全く書けなくなって。

―そういうファンのこととか、音楽以外のことまで気にするようになったのはいつ頃から?

新里:わからないですね…、でも常にそれは気にしてるような…。なんか、気にすることが好きなんですよ。せっかくだからみんなで一緒に楽しもうっていう、そのきっかけとして、自分からまず先頭切って、こんなに楽しいんだよって教えてあげるっていうか。

“時をこえ” HYインタビュー

―元々のメンバーの人柄が反映されてるんですかね?

新里:どうですかね?

宮里:どうでしょうねえ…

新里:自分で言えないと思うから代わりに言うと、悠平はファンのみんなのことをすごく大事にしてて、優しい気持ちがライブにしても演奏にしても出てると思う。そんなメンバーをライブ中に自慢したいんです。メンバーのこと大好きだし、「俺の悠平見てみ?」みたいな。

宮里:(笑)。昔は自分のことでいっぱいいっぱいになってることが多かったんですけど、今は楽しみながら、メンバーを一人一人見ながらできてますね。

新里:また嬉しいのが、今回のツアーでHYを初めて見に来るっていうファンの方がすごく多いんですね。“366日”からファンになってくれた人が、「ボーカルは泉さんだけかと思ってました」とか(笑)。

―それこそ全国のライブハウスをくまなく回ることで、「ライブハウス初体験がHY」っていう人もいっぱいいるでしょうね。それって素晴らしいですよね。

新里:いいですね。ますます頑張らなきゃ(笑)。

“時をこえ” HYインタビュー

―そんな全国を回るツアーで、今回一番届けたい曲が新しいアルバム『Whistle』に入っている“時をこえ”だと思うんですね。おじいさんおばあさんの戦争体験を基にした曲ですが、改めて、まずは“時をこえ”がどうやってできたかを教えてください。

新里:曲は泉が作ったんですけど、こういう沖縄音階の曲を作りたいって思ってたみたいで。いつも曲を作るときは合宿に行くんですね。沖縄にいると「ウチナータイム」というものがありまして、なまけてしまうので(笑)。

泉は曲が思いつくと、「曲が降りてくる」って言うんですけど、“時をこえ”も降りてきたみたいなんです。最初の<昔の話を聞いたのさ>ってフレーズがまず出てきて、でも途中から全く書けなくなって。どうしようってずっと悩んでて、でも無理して書くものではないし、この曲は『Whistle』に入れなくても、次のアルバムでもいいって思ってたんです。

―そうだったんですね。

新里:その後に、泉から「こういう詞が出てきたんだけど、ひーで(新里)のおじぃは戦争体験してる?」って聞かれて。それで自分もおじぃから聞いた戦争体験を泉に教えて、泉がそれを噛み砕いて、自分のストーリーを作っていって。でも、どうしても納得がいかなかったらしいんですけど、合宿の最後に気分転換がてら、沖縄のことを思い出そうかって、『ナビィの恋』っていう沖縄の映画のDVDを見たら、一気に降りてきて、それで歌詞が出来上がったんです。

※“時をこえ”の歌詞全文はこちらから

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HY密着ドキュメンタリー放送決定

NHK総合『沖縄の「魂」を歌う“カリスマロックバンド”HY』
2010年8月15日(日)総合 23:15〜0:00放送

リリース情報

ACHI SOUND 〜HY LOVE SUMMER〜
HY
『ACHI SOUND 〜HY LOVE SUMMER〜』

2010年8月11日発売
価格:2,300円(税込)
HYCK-50001

1.
2. Street Story
3. そこにあるべきではないもの
4.
5. Ocean
6. HY(ラブ)SUMMER
7. ホワイトビーチ
8.
9. 時をこえ
10.
11. サヨナラ彼女(ボーナストラック)
12. たった一言(ボーナストラック)

プロフィール

HY

沖縄在住の5人組インディーズアーティスト。結成10周年を迎えリリースした最新アルバム『Whistle』は、インディーズとして最多となる4作目のオリコン1位を獲得する記録を更新しながらも、現在、全都道府県161本のライブハウスツアー“HY MACHIKANTY SO-TANDOH TOUR 2010-2011”で、彼らの原点でもあるストリート・ライブと変わらぬ“感謝の気持ちを直接伝えたい”という想いを全国に丁寧に届けている。

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